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【弱虫ペダル】山口紀之の「我慢のできる男」と称された魅力に迫る!

2021.06.21

【弱虫ペダル】山口紀之って誰だっけ?と思ったあなた!弱虫ペダルの強豪校京都伏見高校の陰の立役者の山口紀之の優しさや、我慢強さをぜひとも知ってください!御堂筋クンが華々しく活躍できるのはこういう人がいるからなのだと感じますよ。そんな山口紀之の魅力をお伝えします!

  1. 【弱虫ペダル】山口紀之はソバカスの先輩です!
  2. 【弱虫ペダル】山口紀之とは?
  3. 山口紀之、自転車競技部入部の理由。
  4. 激変!京都伏見に御堂筋翔加入!
  5. 1年生エース御堂筋翔。
  6. 2年の夏。インターハイ出場。
  7. 【弱虫ペダル】1年目のインターハイ。京都伏見の結果は?
  8. 3年石垣光太郎の願い。
  9. 3年の夏、最後のインターハイ。
  10. がまんのできる男。山口紀之。
  11. 小野田坂道との出会い(1)
  12. 小野田坂道との出会い(2)
  13. 小野田坂道との出会い(3)
  14. 小野田坂道との出会い(4)
  15. 山口が断髪?インターハイ2日目の夜。
  16. 山口にしかできない?秘密のフェイズ。
  17. がまんのできる男山口がついに反発?!
  18. 秘密のフェイズの内容は…。
  19. 【山桜】
  20. まとめ
御堂筋翔率いる強豪高校京都伏見高校のスプリンター山口紀之。弱虫ペダル1年目の2年生(手嶋世代)です。つまりあの御堂筋クンの先輩にあたりますね。セリフが多くないので、あまり目立ちませんがホホにソバカスがある人です。愛車は「Panasonic」です。
山口紀之は争いごとがあまり好きではないので、自ら「カゲ」を望んでいますが、実は強豪京都伏見高校で2年連続インターハイに出場している実力者です。山口紀之のインターハイでの活躍はこれより下でご紹介していきます。
山口は、中学時代はバスケットボール部に3年間ずっと所属していました。そんな山口が自転車競技部への入部を決意したのは、石垣光太郎からスカウトされたのがキッカケ!石垣に声をかけられた時に、山口は「オレ一番になれないですし…前に出るの苦手なんです。」と答えましたが、石垣は「自転車はチームスポーツや。陰の功労者が生きるスポーツなんや。」と言います。この言葉が山口の心を突き動かしたんでしょうね。
元々和気あいあいとした雰囲気で、あだ名で呼び合うような部活だった京都伏見高校自転車競技部。石垣も山口をスカウトした際に、常勝校だが雰囲気が良いと話していましたね!しかし山口が入部してから1年後、驚異の新人御堂筋翔の加入で、部の雰囲気はガラリと変わってしまいます。
当時のエース石垣に勝てば、御堂筋をエースにするという勝負で、御堂筋が圧勝し、部の練習や作戦は御堂筋が仕切ることに。練習メニューも試合中のオーダーも無茶ぶりばかり…。それでも我慢強い山口は言われた通り、練習メニューもオーダーもこなし、御堂筋の言うことをこなす「軍隊」の一員になっていきました。
2年生の夏。インターハイに強豪校京都伏見高校のレギュラーとして出場。しかし、エースであり指揮を執る御堂筋は、自分の手足のように動き、働き、御堂筋の優勝のための道具が欲しかっただけという考え。命令通りに動いた結果、3日目の山でお荷物だと、同じスプリンターの井原と共に、御堂筋に切り捨てられました。最後尊敬している石垣の名前を呼ぶも虚しくここで山口のインターハイは終わることに…。
御堂筋の指示通り手足のように動いた、京都伏見メンバー。3年で元エースの石垣は、最後まで全力で御堂筋のアシストとして引きますが、結果エース御堂筋は途中で全力を使い果たしリタイヤ。石垣もリタイヤとなってしまい、残念な結果に終わります。山口は尊敬している石垣の意志を受け継ぎ、来年頑張るしかないですよね!
山口の尊敬していた先輩である石垣光太郎の卒業の日。石垣は山口にあるお願いをします。「御堂筋は優れた選手だが、最後信じあえる良心が必要やと思っとる。お前が御堂筋の良心になったれ。もしもの時、御堂筋を止めるのはお前や山口!」と、山口を信じての頼みですが、控えめな性格の山口は、「俺には無理だ。」と、心の中で思っていました。
去年は山で捨てられ、石垣からは御堂筋の良心になれと言われ、いろんな気持ちを抱えながら挑む、山口の高校生最後のインターハイ。山口は、御堂筋のことが迫力で大きく感じるほどになっていました。こんなことでもしもの時に御堂筋を止めることができるのか、見ている方も不安になりますよね。
前に出ることが苦手で、「カゲ」でいることを望んでいる山口。エース御堂筋に、目立ちたがり屋の水田など、個性的なメンバーぞろいの京都伏見。そんなチームを今までまとめられてた石垣が、今後チームを頼むというくらい信頼されているなんてすごいですよね。キツイ練習もこなし、文句も言わない山口の努力はきちんと認められていたんですね!
インターハイ1日目。集団の先頭にいた京都伏見山口は、弱虫ペダルの主人公であり、前年度個人優勝者に与えられるゼッケン「1」をつけた小野田坂道が集団から這い上がろうとした時に出会います。そこで山口が見たものは、御堂筋から協調しようと誘われたが断る小野田の姿でした。自分と同じ「カゲ」の臭いがする小野田がとった行動は、 山口にとってはとても意外だったようですね。
その後、御堂筋が「道をあけて」という小野田に、「この男をふりきれたら言ってえぇわ。」と山口を指名します。山口はどうして自分が指名されたのかわからないままに、小野田を抑えろという命令に従います。しかしスプリンターの山口に、クライマーとしてトップクラスの小野田を抑えられるわけもありません。またしても山口クン無茶ぶりされてますね…。
「小さな体で押しに弱そうな顔でどうしてどんなことができるんだ」「なんで御堂筋のことはねのけられるんだ」「なんでそんな登れるんだ」「去年優勝した時の気持ちはどうだった」「おまえもオレと同じカゲのにおいがするーカゲじゃないのか」と、小野田に聞きたいことがたくさんあふれてきて、思わず出た言葉が『まってくれ!!』でした。
その言葉に足を止める小野田。それを見た山口は、思わず微笑み「敵に待てと言われて、待つやつがあるか。行け、1番。」と言います。小野田の周りを変える不思議なオーラと、素直な人柄に気づき、先に行かせます。小野田くんの人柄の良さはお墨付きですが、山口も相当いいヤツですよね。笑 みんなに無茶ぶりされてしまうのもわかる気がします。以下インターハイ結果のネタバレも含みますので、ご注意ください。
インターハイ2日目。京都伏見エース御堂筋クンがついに念願の優勝を果たします。その夜、1年生が用意してくれたお菓子とジュースで祝賀会を開く京都伏見メンバー。それを見た御堂筋が一言「明日の朝までに、全員丸刈りにしてこい言うたんや。どうやら…何か勘違いしとるようやから」。もちろん部員からは反発の声が上がり、がまんのできる男山口も「丸刈りっていうのはちょっとやりすぎやと思う。今のおまえ一言で十分やったよ。」と意見しますが、結果御堂筋からは、それなら丸刈りくらいできるだろうと言われてしまいます。
その後山口も丸刈りになり、複雑な想いを巡らせながら後輩たちの髪にもバリカンを入れる山口。優しい山口は後輩の髪を刈り上げるのは、とても辛かったでしょうね。
みんなが断髪した後、御堂筋は山口に彼にしか伝えないフェイズを伝えます。その内容はここでは明かされません。山口のリアクションだけしか見れませんが、この時読者はみんな御堂筋が何を言ったのか気になって仕方なかったですよね。笑 
御堂筋からフェイズを伝えられた上に、それが失敗したらチームは崩壊、すべては山口の肩にかかっていると、プレッシャーまでかけられた山口。ついに御堂筋の胸ぐらをつかみます!そして、「おまえが言うたそのフェイズ。明日3日目必ずオレが成功させてやる!オレが命をかけて!」と言い放ちます!ものすごい男気ですね。何かが吹っ切れたようにも見えました。
インターハイ3日目。チームのずっと前に御堂筋と水田。チームごと集団に飲み込まれて、その集団を全力で引く。そして集団の力を利用して、絶対に追いついてこないと思っている箱根学園と総北高校に追いつくという作戦だったのです。しかも呉南工業の浦久保優策(通称呉の陸鮫)に交渉して、一緒に作戦を遂行する。それが山口だけに伝えられた秘密のフェイズ99の内容でした。
吹っ切れて覚悟を決めた山口。チームメイトのスプリンター船津が文句を言った時も、最後まで聞き終えた後、「言いたいことは言ったか?」といった顔は、今までの山口とは別物の男気溢れる顔でした。「オレはこのフェイズを必ず完遂させる!最後のフェイズを!」高校最後のインターハイをリタイヤする覚悟ができていた山口は全力で集団を引き箱根学園と総北の追走メンバーに追いつきます。その陰ながらまっすぐ任務を遂行する姿に、後輩船津はまるで山桜のようだと例えます。キレイに健気に咲くが、儚いということでしょうか。
今回は京都伏見のサブキャラである山口紀之をピックアップしましたが、いかがでしたでしょうか?山口を応援したくなってしまったのではないでしょうか!笑 弱虫ペダルのキャラクターは名前だけでなく、個性や物語があるのも面白いですよね!いろんなキャラの視点でアニメやマンガを見直してみるのもいいかもしれません。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://twitter.com/choro241084gi/status/772154124016099329