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お家でかんたん手作り・アレンジ!プリザーブドフラワーの作り方!

2024.02.25

プリザーブドフラワーを作るのは難しそう?そんなことはありません。材料を揃えて、作り方が分かれば、誰でもかんたんにお家で作ることができます。アレンジの実例も参考にして、プリザーブドフラワーの魅力を感じてください。ではプリザーブドフラワーの作り方をご紹介します。

  1. プリザーブドフラワーとは?
  2. プリザーブドフラワーの作り方①工程
  3. プリザーブドフラワーの作り方②材料・道具
  4. プリザーブドフラワーの作り方③適した花
  5. プリザーブドフラワーの作り方④脱色・着色
  6. プリザーブドフラワーの作り方⑥代用液
  7. プリザーブドフラワーの作り方⑧乾燥
  8. プリザーブドフラワーの作り方⑨保管
  9. プリザーブドフラワーの作り方[アレンジ編]①ブーケ
  10. プリザーブドフラワーの作り方[アレンジ編]②リース
  11. プリザーブドフラワーの作り方[アレンジ編]③ガラスドーム
  12. プリザーブドフラワーの作り方[アレンジ編]④ハーバリウム
  13. プリザーブドフラワーの作り方[アレンジ編]⑤サシェ・キャンドル
  14. プリザーブドフラワーの作り方[アレンジ編]⑥BOXタイプ
  15. プリザーブドフラワーの作り方[アレンジ編]⑦手作りキット
  16. まとめ
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結婚式やお祝い、特別な記念日など…様々なイベントで花を贈ったり、贈られることがよくあります。もちろん美しい花束をもらって嬉しくない人はいませんよね。しかしもらった後に、すぐに枯れてしまってガッカリしたり、寂しい気持ちになったことはありませんか?
プリザーブドフラワーは、生花を一度脱水・脱色させて、新たに着色加工するものです。この加工作業により、色鮮やかな花を長期間にわたって観賞することができます。また、花がもともと持っている瑞々しさや質感は残るので、生花と見間違うこともあるほど。プリザーブドフラワーはインテリアとして長く楽しく飾ることができます。ただし保管環境によっては痛みやすく、劣化に繋がることがあります。
まず初めに、プリザーブドフラワーの作り方のおおまかな流れを説明します。(液体を扱う作業をするときは、汚れないように手袋をつけましょう)
①使用する生花の茎をハサミでカットします(茎から2〜3cmがおすすめ)
②容器に脱水・脱色用の液体を、必ず花が浸るくらい入れる
③その容器に生花を入れ、軽くゆすって花びらの間の空気を抜く
※②③まず花を下向きに入れてから、そっと液体を流し込んでもokです
④花が液体にしっかり浸る様子を確認できたら、すぐにアルミホイルで落とし蓋をし、さらに容器のフタを閉めます。脱水・脱色が完了するまで密閉にして保存(脱水・脱色にかかる時間は花によって違います)
⑤脱水・脱色が完了したら、脱水・脱色の工程と同様に、着色用の液体が入った容器に花を移し入れて、密閉で保存(ただし今回は、落とし蓋は必要ありません)
⑥着色が完了したら、使っていた脱水・脱色用の液体で軽く洗います(長い時間をかけてしっかり洗うと、着色が落ちるので気をつけてください)
⑧洗った花はキッチンペーパーでやさしく拭い、乾燥させて、できあがりです!
当然プリザーブドフラワーを作る時に必要になるものは、加工に使う花です。それについては後ほど説明します。その他に必要になるものをまずご紹介します。
必ず必要になるものは、花を加工させる液体2種・ハサミ・ピンセット・花が入る大きさで、密閉できるフタ付きの容器2個・アルミホイル・手袋・キッチンペーパー
必要に応じて準備するものは、新聞紙・トレイ(乾燥用)・猫よけネット・乾燥剤・紙コップ・水切りネット
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プリザーブドフラワーを作るうえで大切なのが、花の選定です。実はプリザーブドフラワーの加工には、向き不向きの花があります。まず第一に、その花が痛んでいないことを選んでください。傷があると、見栄えだけの問題ではなく、保管期間の長さに影響がおこります。通常より短い期間でしか楽しめないのは悲しいですよね。
次は花びらについて、確認してほしいことです。満開になっている花びらは、いよいよ散るぞ!というサインでもあります。桜も満開になってから散るまでに、そうそう時間はかかりません。花びらが散りやすい状態になってると、加工するときにも緻密な作業が必要になり、苦労はひとしおです。花はだいたい六分咲きから七分咲きがベストで、開いても八分咲きまでが頃合いです。
また、花びらがもともと散りやすくなっている花も、同じ理由でプリザーブドフラワーには不向きになります。加工作業中に、花びらが落ちたり傷ついたりする危険につながります。花びらそのものが小さかったり、薄かったりするものも、プリザーブドフラワーには向いていません。

具体的な例

プリザーブドフラワーに適している花の種類は、バラ・カーネーション・チューリップ・アジサイ・ラン・アイビーなどです。花びらが多く、厚みのあるものが良いです。
また、プリザーブドフラワーに向かない花には、サクラ・ウメ・コスモス・ハイビスカスなどがあります。こちらの花は、花びらが小さく薄いため、加工中に傷つきやすくなっています。
プリザーブドフラワーを作るために肝心な専用液には、脱水・脱色液と着色液があります。一般的に、脱水・脱色用の液体のことをA液、着色用の液体のことをB液とあらわします。これらの専用液は数々市販されていますので手に入れやすいでしょう。

A液

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引用: https://encrypted-tbn0.gstatic.com/shopping?q=tbn:ANd9GcSABATNnOmAboNU2RKyqPRi2uJtMHlRfcHQmqU-bP5ueRQk3qg&usqp=CAE
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B液

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リーフ液

プリザーブドフラワーは花を加工することがメインになりますが、葉や枝も加工することができます。リーフ専用液というものがあり、こちらも市販されています。気になる方は是非トライしてみてください!
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引用: https://encrypted-tbn2.gstatic.com/shopping?q=tbn:ANd9GcRTpR2naXTKDk94auBu0oenAJUIL3VS99jwg7LozewrE3K1QZo&usqp=CAE
市販の専用液を使わずに、身近にあるもので代用の液体を作ることもできます。
材料は、「精製グリセリン・消毒用エタノール・水・万年筆の詰め替えようインク(花びらを白くするときはインク不要)」です。精製グリセリンと消毒用エタノールはドラッグストアや薬局で購入することができます。万年筆の詰め替えようインクは文具店にありますが、最近では100均にも置いていることもあります。もし揃えられなかったとしても、プリンター用の詰め替えインクで代用可能です。水は水道水で問題ありません。
消毒用エタノールは、脱水・脱色液としてそのままお使いいただけます。着色液を作る場合は、まず精製グリセリンと水を2:1の割合で混ぜ合わせ、インクを適量入れ、さらに混ぜ合わせます。できた液体をレンジで35度くらいになるまで温めて完成です!この作業なら、お家で誰でもカンタンに代用液を作ることができると思います。
着色加工が終わったあとは、花を乾燥させましょう。自然に、もしくはドライヤーを使って乾燥させることができます。
自然乾燥させる場合、直射日光があたらない場所に置きましょう。乾燥が完了するまでには数時間〜数日かかることがあります。また、ドライヤーを使って乾燥させる場合は、ドライヤーを弱冷風に設定しましょう。花とは少し離れたところから風をあてるようにしてください。自然乾燥より早い時間で、乾燥させることができます。
乾燥させる時に花を置く方法として、①トレイにキッチンペーパーを敷き、猫よけネットを入れて、花をそのネットの穴に差し込む、②紙コップに水切りネットをかけてテープなどで固定し、その上に花を乗せる、③密閉容器に乾燥剤と一緒に花を入れる、といったものがあります。
完成したプリザーブドフラワーを長持ちさせるためには、直射日光のあたる場所や高温多湿になる環境を避けてください。花が劣化する原因になります。また、水やりや栄養剤の必要はありませんが、除湿剤や乾燥剤がそばにあることでプリザーブドフラワーを長持ちさせることができます。クリアケースに入れるのも効果的です。
花と言えば、まず花束!結婚式で生花の花束を使うのもいいですが、そのあとはどうしよう?枯れるだけ?と考える方が多くおられます。ですが、やはりそれはもったいないことです!プリザーブドフラワーなら結婚式の後も、お家で飾って楽しむことができます。人生の中でもとりわけ最高の思い出を飾った花束を、長期間観賞できるのはとても魅力的ですよね。

プリザーブドフラワーブーケを手作りアレンジ

プリザーブドフラワーの加工が完了した後からスタートします(第1回〜第8回の構成)
壁や玄関に飾るのもとてもオシャレ!花だけではなく、葉やリボンも使ってアレンジするなら、よりいっそう素敵なリースが仕上がりそうですね。ドライフラワーを混ぜて作るのもいいかもしれません。

プリザーブドフラワーリースを手作りアレンジ

プリザーブドフラワーをガラスドームに入れるだけ?いえいえ、驚く事なかれ。台をコルクにすることで、美しく飾られたプリザーブドフラワーがよりエレガントに演出されます。また、プリザーブドフラワーをつかって桜の木をイメージされた方もいらっしゃいます!とびきりセンスが光っていますね。ガラスドームのアレンジは、人を惹き付ける素晴らしい作品を生みだします。
ハーバリウムとは植物標本のことです。プリザーブドフラワーをその材料としてアレンジすることで、素敵なボトルができあがります。まるでひとつの切り取られた世界のような、不思議な魅力を感じさせます。
ボタニカルワックスとしてアレンジすることもできます。サシェやキャンドルに加工することで、置き場所にとらわれることがなくなります。玄関やクローゼット、トイレなど、様々なところに飾ってプリザーブドフラワーを観賞することができます。また、気軽にプレゼントして贈ることもできます。
スタンダードにオシャレな箱に詰めるのもいいですが、少し凝った花器に箱詰めするのも味わいがあります。アレンジの仕方によってはより心をくすぐられます。何かをモチーフにしたり、用途を先に決めてからデザインしたりすると良いかもしれません。その人の個性やその人しか知らない思い出があらわれますので、プレゼントをいただいた方はきっと感動されることでしょう。
最近ではアレンジ専門の「手作りキット」が販売されているのをよくお見かけします。これなら、「プリザーブドフラワーを作るのは難しそうだからなかなか踏み出せない」という方にも安心して挑戦していただけます。
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あらかじめ花の加工がされているので、誰でも簡単にアレンジを楽しむことができます。プリザーブドフラワーに挑戦するには抵抗があるけど、初めの一歩としてトライしてみるも良し。お友達の結婚式にお祝いとして作ってみるのも良し。材料を揃える必要がないので、気軽にできるのも手作りキットならではの楽しみ方です。
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プリザーブドフラワーの作り方をかんたんに思い出してみましょう

①使用する生花をカット
②容器に花とA液(もしくは消毒用エタノール)を入れ、完了まで密閉保存する
③脱色が完了したら、B液(精製グリセリンと水とインクで作った液)が入った容器に花をうつし、また密閉保存する
④着色が完了したら、②で使ったA液で花をカンタンに洗う
⑤洗った花をキッチンペーパーでやさしく拭き、乾燥させて、できあがり
※完成後、直射日光のあたる場所や高温多湿の環境をさけると長持ちします

手作りアレンジでもっと楽しく!

完成したプリザーブドフラワーをそのまま飾るのも素敵ですが、さらにアレンジを加えることによって、いろんなシーンで楽しむことができます!多様にアレンジしてみましょう。手作りならではの温もりも感じられますよ。グリーンのあるお家はとても爽やかで気持ちがいいものですが、フラワーもあるお家はきっともっと素晴らしいはずです。
今回はブーケ・リース・ガラスドーム・ハーバリウム・サシェ・キャンドル・BOXタイプへのアレンジを紹介しましたが、まだまだアレンジはたくさんあります。ぜひ自分好みのアレンジをさがしてみてください!

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