コーギーの子犬を見てみる前に、コーギーってなんだろう??
コーギーには『ウェルシュ・コーギー・ペンブローク』と『ウェルシュ・コーギー・カーディガン』の二種類います。この二種類は別犬種なのでお間違えの無いように。
『カーディガン』のほうが歴史は古く、紀元前1200年ごろにまで遡ることができます。ウェールズの『カーディガンシャー』地方(現在のケレディジョン州)で活躍した牧羊犬だから『ウェルシュ・コーギー・カーディガン』なのです。
一方の『ペンブローク』は同じくウェールズの『ペンブルックシャー州』で活躍した牧羊犬なので『ウェルシュ・コーギー・ペンブローク』なのです。
『ウェルシュ・コーギー』のウェルシュの意味は『ウェールズの~』で、コーギーの意味は『ウェールズ語』で『小人犬』と云う意味と『COR (集める)』+『GI (犬)』から来ているという二つの説があります。
『ウェルシュ・コーギー・ペンブローク』は『エリザベス・アレクサンドラ・メアリー』こと、大英帝国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)国王エリザベス二世が飼っている英国王室犬として有名です。
この『ウェルシュ・コーギー・ペンブローク』を日本では『『ウェルシュ・コーギー』又は『コーギー』と省略して呼んでいますが、実際には『ウェルシュ・コーギー・カーディガン』と云う犬種が居ます。なので『ペンブローク』と『ガーディガン』のほうが確かです。
『カーディガン』は比較的大きい犬種で、丸い大い耳と狼のような流線型の尾が特徴です。『ペンブローク』は丸い尖った耳と低い姿勢が特徴です。
1925年から34年にかけて同一犬種とされて交配が盛んにおこなわれていたそうですが、1935年にアメリカのケネルクラブによって『ペンブローク』と『ガーディガン』を別の犬種に分類したのです。
二犬種ともに『絶滅危惧種』なので大事にしてあげてくださいね。
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『カーディガン』の子犬の画像はどうですか?『癒し』がありませんか?どんな子犬でもそうですが癒しを持っていると筆者は考えています。
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癒しがあるおしりでしょう!?まるでパンのようなモッチモチのおしりはいかがでしたか?
個体や飼い主・ブリーダーさんによりますが、『ペンブローグ』は『断尾』している仔が多く、『カーディガン』は尻尾のある仔が多いと思います。『断尾』している理由は本来牧羊犬の為怪我をしないように・・・という理由であった(他にも説はありますが)のですが、『愛玩犬』の場合その理由がいらないので最近では尻尾のある仔が増えているように思えます。
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まとめ
これは両方のコーギーに言えることなのですが、食べ物に対する執着が強く、『食欲旺盛』でデブ犬になりやすいのが難点です。なので飼い主さんが食事を加減してあげないといけません。そして毎日の運動が必要不可欠です。胴長短足なので太ると脊椎・腰椎に負担がかかります。総ての『胴長短足犬』に言えることですが、総てのコーギーは、足回りと胴に爆弾を抱えている状態です。
原因不明の難病があるので注意をしてください。
コーギーは、個体によって10歳前後から、『変性性脊髄症(Degenerative Myelopathy)通称『DM』を発症する場合があります。原因不明の不治の病で発症後三年が余命となります。
ウェルシュ・コーギーの変性性脊髄症 Degenerative Myelopathy(DM)in Welsh Corgi | 神経科
『岐阜大学動物病院神経科』がこの症例の研究をしていますので最後にHPを載せておきます。
最後に
筆者が毎度言っている事ですが、『かわいい』を目的として飼わないであげてください。『家族として末永く』一緒にいる事を前提として飼ってあげてほしいのです。筆者の友人には『愛犬』に『おまんじゅう』や『ソフトクリーム』などを与えてしまう方がいます。人間にとって安全でも『愛犬』にとっては猛毒となりかねません。『少しの糖分』なら問題ないかもしれませんが『ソフトクリームやおまんじゅう』が『少しの糖分』で足りますか?ほしがっても『駄目!』と言える方にこそ飼ってほしいと思う今日この頃です。