１．そもそも駆け引きとは？
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１－１．まず、「すぐに告らない」男
デートをしたり、いかにもあなたに恋をしていますといった思わせぶりなラインを送ったりする割に、「あなたが好きです」とはなかなかはっきり言わず、愛情表現に波のある男性のことを、「駆け引きする男」と女性は認識します。実際にこの駆け引きはある程度までなら女性の心理的には有効です。よく女性は「真面目な人」「優しいだけの人」は恋愛対象に見れない、と言いますよね。「私の事が好きなのかな、でも確証は持てない…」と思うぐらいが一番女性の心理には残りやすい男性です。「気になる人」としてインプットされます。ですから、急に、すぐに告白しないというのは、テクニックとしてはアリです。
１－２．さらに、「他の異性の存在をほのめかす」男
さりげなく元カノの話やいい感じになっているほかの異性の話を出すことで、女性に「この人は女性からモテている魅力的な男性だ」と心理的信頼を得たり、顔も知らなくても、女として「この人にその女以上によく見られたい！恋愛で勝ちたい！」といったやきもちやプライドにも火をつけることができます。恋のライバルがいるということは、絶対的に勝てないと女性が引き下がってしまうような相手以外、女性の恋心を育て、女性の行動力に火をつけるのに有効なテクニックといえるでしょう。
２．スマートに「駆け引きできる男」になるには
２－１．あくまでも駆け引きはおまけ
信頼関係を築いていないのに、いきなり駆け引きをしてしまったら、「なにこのチャラいやつ」「なんで急にモテ自慢してきたの？うざい」となってしまいます。多分これは性別関係なく当然の心理かと思います。なので、日常会話や共通の話題、楽しいデートの中に、ほんのちょっと一回だけ仕込む程度でいいのです。ちょっと謎やもやもやを残すだけいいのです。あくまで目標は恋愛関係になること。一日に二回も三回も駆け引きトークは女性も疲れてしまいます。タイミングや回数に注意し、さりげなく話題に出すようにしましょう。
２－２．駆け引きできるタイムリミット
せっかく駆け引きを頑張っても、女性が「この人と付き合おう」と決断するのはおよそデート三回までです。ラインが毎日続いていたとしても、待てて一か月。マッチングアプリが流行しているこの世の中、恋愛の相手の出会いには困りません。駆け引きはあくまでも最終的に相手に告白させるか、自分から告白するかが前提です。おっ、ノってきたな、彼女の事もだんだんわかってきたな、という頃にぱっとほかの男に取られることは十分ありえることです。
ちょっと早いぐらいかな、というタイミングで告白するくらいでちょうどいいでしょう。駆け引きは楽しいですが、楽しく進んでいるということは相手も余裕があるということ。危機感やタイムリミットのことも常に頭のどこかに置いておいてくださいね。
３．男より女性のほうが駆け引き上手だった場合
３－１．こちらが折れるタイミングを計る
こちらから様々な押しては引いて、異性の存在を匂わせて…必死に駆け引きしているのに、女性のほうが一枚上手だった。女性のほうがモテていそうだし、恋愛のテクニックも豊富そうだった…という場合、ちょっと張り合ってダメだったらもうさっさとあきらめて告白するのが吉です。そんな女性なら恋愛のサイクルも早いでしょうし、知らない間に失恋していたらそれこそ「うざい」男で終わってしまいます。
３－２．駆け引きはそういう女性にこそ無駄じゃない
駆け引き上手な女性は、頭が良かったり恋愛に刺激を求める心理的傾向があります。ですから、あなたが馬鹿正直に告白せずに、駆け引きにもっていこうとした部分については「面白い人」と感じています。つまり第一印象としては大変好印象です。これから楽しい恋愛ができる、ときっとワクワクしていることでしょう。そして意外にそういう女性に限って一度付き合うと一途だったりするものです。あなたの駆け引きは無駄にはなりません。
４．～カップル編～駆け引きする男（彼氏）はうざい？
４－１．駆け引きするなら付き合う前より慎重に
これは彼女の性格にもよりますが、もう付き合ってしまっている以上、恋愛面では「あなたは彼女のもの」なのです。マンネリ解消に少しやきもちをやかせてみたり、彼女が少し調子に乗っている…と思ったときに怒りをストレートにぶつけずにあえてそっけなくすることでコミュニケーションを工夫したり、といったやり方はアリかと思いますが、少ないに越したことはありません。「駆け引きも必要か」と気まぐれに、必要以上に不安にさせられては、彼女の心理的ストレスがたまるばかりです。絶対にするなとはいいませんが、付き合う前よりは慎重になったほうがいいでしょう。
４－２．駆け引きしすぎのカップルは疲れてしまう
中には彼女も気が強く、いつまでも駆け引きを楽しんでいるカップルもいますが、それは長くは続きません。とくにお互い社会人になったり、年を重ねていくと、恋愛以外のことでストレスを抱えることが多くなっていきます。ですから、少しずつ「帰ってくる場所」「ほっとする相手」になれるようにお互いに成長したほうが長続きするかと思います。もし、彼女との長い関係を望むならば。
５．駆け引きする男のリスク
５－１．周囲からみても「うざい」男にならないために
こちらとしては好きな女性のために必死に駆け引きをしているのに、周りから「あれはうざいわ」などと女子会で言われたり、ましてや同性に言われたらたまったもんではありませんよね。そこで筆者がかけひきをする際に強く勧めるのは、「異性同性関係なく相談する」ことです。特に男性は恋の話を相談としてするのを恥ずかしがりますが、あなたが本気だとわかったらみんな必ず相談に乗ってくれるでしょう。恥ずかしいのは痛いほどわかりますが、できれば共通の友人に、「今こんな感じなんだけど、どうかな」と相談できる相手を何人か確保しておくのをお勧めします。
５－２．モラハラ・パワハラ・セクハラ男にならないために
これは深刻です。法律、あなたの人生にも関わってきます。モラハラやパワハラ、セクハラというものは、受ける女性からして「これは法律違反だ」「心理的に傷を負った」と言われてしまえばおわりです。逆に訴えることもできず、泣き寝入りしている女性が多いのも現状です。「うざい」で済めばいいですが、何も悪気がないのに心理的に好きな女性を追い詰めたり、訴えられたりなんてされたくありませんよね。女性の立場から「なぜか無視をされる」「モテ自慢を執拗にされて、プライベートのことまで聞かれる」といった見方をされるのは悲しいものです。それを防ぐためにも、男性には世知辛い世の中だとは思いますが、自身の駆け引きの仕方を実行する前にちょっと立ち止まって考えたり、まず信頼関係を築いたり、先ほども言いましたが、周囲に相談するようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。最後に少し脅しのようなこと書いてしまい恐縮ですが、もともと駆け引きはいつの時代も恋のスパイスです。難しいところもありますが、やはり多少スリルや困難のある、あとから「いろいろあったけどあなたと付き合って、あなたを選んで本当によかった」と言ってもらえるような関係になれれば理想的ですよね。駆け引きの際は、薬のように用法容量を守って、意中の女性や彼女さんとより幸せな恋愛ライフを送れるよう、心からお祈りしています。
