１．「急」な別れ方はNG(特に対彼女には)
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１－１．対彼女の場合
なぜ彼女に急に別れ話をしてはいけないのか。これは理由は２点あります。まず１点目。直前まであなたが彼氏業を普通にこなし、楽しいデートの場所やラインで甘い優しい言葉を提供していた場合、「あれは嘘だったんだ！裏切られた！！！」と憤怒の感情がわくからです。そしてどんなにサバサバした女性でも、心のどこかで彼氏からプロポーズされることを妄想したことがあるはずです。ですから、無意識化で「裏切られた！」と思ってしまうのです。そして２点目。急に振った場合、女子会というものはかなりの頻度・正確さで情報交換がなされているので、女子会でボッコボコに評価がおちます。世知辛いですが、筆者は何度もその現場を見てきました。
１－２．対彼氏の場合
心理学の専門家が前おっしゃていたことですが、男性は女性と比べて「別れる瞬間までうまくいっていたと信じ切っていたケースが多い」そうです。ですから、女性はすこしずつ「ムリ」「地雷だ」「腹立つ」を場所や言葉を選んで、ラインなども駆使し伝えるのですが、あまり響いていません。むしろいつもなんだかんだ許してくれる優しい彼女と思っている場合も。そして改善することなくいきなり振られて、「なんで？！」となることが多いそうです。ですから、その「なんで！？俺何が悪かった？！！」と本気で思っているので話がこじれる場合が多いです。なので、そのような誤解やトラブルを生まないためにも段階が必要です。
１－３．彼氏彼女関係なく、段階を踏んだ別れ方を
少しずつラインや会う頻度を減らしていったり、理由を切れると「忙しいから」と言って流したり、それでも言及されるようだったら言葉を濁したり、段階を踏んで距離を置いていきましょう。ここでは心を鬼にして優しい心を捨ててください。毎日会っていたカップルなら毎日は無理と伝えたり、相手が「あれ…？」と疑問を持ち、覚悟できる時間を作ってあげましょう。このとき、他の異性をわざとらしく出すのは喧嘩別れになったり、相手のメンヘラが爆発してしまったり、ことが大きくなるのでお勧めしません。あくまでも二人の問題として距離を話していきましょう。
２．「理由」を明確にした別れ方を
２ー１．別れ方のコツは彼氏・彼女が納得すること
「どう転んでも別れるしかない」という理論をここはがんばって理詰めにしておいてください。いざその場所になるとどうしても感情的になるとは思いますが、台本のようなものは作っておくといいです。「私が、俺が、ここを改善したら別れなくてもいいよね？」と言わせないように、また仮に言われたときに「そこは変えなくてもいいと思う、自分にあわなかっただけ」とできれば優しい言葉で言い返せるように、もう彼女/彼氏とよりを戻す余地はないんだ、ということが伝わるような文言を作っておいてください。ラインより直接会ってのほうがいいと思います。
２－２．時には自分を下げる別れ方も必要
「俺/私なんかにあなたはもったいないよ」と彼氏・彼女に言って、自分を下げる振り方もおすすめです。こっちは不満があって別れているのだから、なんでそこまで下手に出なくちゃいけないんだ、と思う感情もわかるのですが、意外とメンヘラ彼女やプライドの高い彼氏には効きます。「君はモテるから…」「私とはステータスや価値観が違うから…」と言ったら、悪い気はしません。感情的に言い返しにくくなります。こちらはぐっとこらえなくてはいけませんが、「俺/私の何が悪かったの？！」と問い詰められ続ける泥仕合になるのは避けられます。一番優しい振り方です。
２ー３．メンヘラ彼女・メンヘラ彼氏との別れ方
メンヘラさんは、とにかく別れ話のときに感情的になりがちです。もう一回話をしよう、などとしつこく言われ続けるかもしれませんが、そこは心を鬼にしてください。「じゃあ、3回まで」「もう1回だけ」など話し合いの回数を決めておきましょう。優しいあなたは、自分が振ったら彼氏・彼女は死んでしまうんじゃないか…と思ったり、実際にそのようなことを言われるかもしれませんが、心配なら共通の友人にその後の様子を聞いたり、SNSで別アカウントを作って見守ってあげればいいのです。場所も工夫しましょう。お互いの家などに指定したらなしくずしの関係に戻ってしまうでしょうし、思い出の地もお勧めしません。忘れないでほしいのは、あなたも一人の人間なので、彼氏・彼女としてではなく、自分で人生の選択をする権利がある、ということです。
３.別れたあとのアフターフォローについて
３ー１．元彼女・彼と会わない、話さない
いくら相手がメンヘラってようが、ここで優しいことをしすぎるとそれはそれで罪な元彼氏・元彼女になってしまいます。こちらの立場が上になったからといって元彼女・元彼氏の悪いところを一気に振った後に爆発させる人もいますが、それはこのご時世デートDVになってしまうのでやめましょう。できるだけ新しい場所に居場所を見つけたりして、穏便に物理的に相手から離れていきましょう。ラインもあまりにしつこかったら既読無視していいです。友達にもどったしラインだけ続ける…なんてことをしたら、あなたのストレスが溜まってしまいますし、向こうも諦めきれず辛い思いをします。
３－２．別れ方を後悔しない
あなた自身がメンヘラさんに引きずられて、思い出の場所に行くたびに感情的になってしまったり、もっと優しくしていれば…なんて思ったり、ラインを返すか迷っていたら、心を強く持ってください。人との別れとは淋しいものですが、あなたが選んだ結果の別れなのです。迷った結果、別れる、という結論に落ち着いたのです。相手は傷つきますし、こちらも淋しいですが、しっかり考えた人生の決断なら、後悔したり、流される必要はありません。きっとご自身も傷ついていらっしゃると思いますが、うまくリフレッシュしてくださいね。
３－３．彼氏彼女共に安全な別れ方を
あまりに元カノ・元カレのメンヘラ行動が激しい場合、相手の生命の危機を感じたり、どの場所に行ってもなぜかいる(もはやストーカー行為化している)または場所をSNSなどで特定され続ける、引っ切り無しにラインが来る、などといった事態になってしまうと、こちらの人権がかなり脅かされてしまいます。そういった場合は一人で抱え込まず、共通の友人に相談したり、専門機関に相談するようにしてください。優しい人は自分が蒔いた種だ…と一人でノイローゼになったり、とりあえず事を納めるために寄りをもどしたりしがちですが、お互い無理をしているだけなので、悪循環です。最悪の場合、「デートDV」で検索したら専門機関の電話番号が出て来ますので、そこに相談するのもアリかもしれません。
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まとめ〜元彼女も、元彼氏も、あなたもいつか幸せになる〜
筆者も実はうら若き頃は(もう何年まえでしょうか…)メンヘラ彼女でした。初彼に別れると急に言い出され理由も説明されず、ひたすら泣いたのを覚えています。今でもストレスに弱く、精神を患ったり、恋人を心の頼りにしてしまいがちですが、それでもフリーの時はフリーの時なりに楽しんでいました。よっぽど心配なら初回だけ病院にメンヘラさんを連れて行くぐらいことはしてもいいかもしれませんが、あとはもうお互いの人生。あなたはあなた、元恋人は元恋人なので、自分で好きなように生きていくのが一番ですし、それが幸せへの近道です。あまり責任を背負いすぎず、気を長く持ってくださいね。いつかお互いにきっといい報告ができると信じて、少し重い話題ですが、頑張って切り出してみてください。いつか大人になって笑い話にできるよう、お二人の今後のそれぞれの幸せをお祈りしております。
