ラフティング・マリンスポーツ・スキーなどのアクティビティで性能を発揮するGpPro。躍動感あふれる動画や写真を残すことができますよね。また、GpProの超広角を活かして旅行先の美しい風景を写真に撮り、インスタグラムにアップしている人も多いです。iPhoneなどでは決して撮れない写真に魅力を感じ、GpProを購入した人も多いでしょう。

人間の5感のなかで視覚が最も優先されることが知られていますが、インスタグラムはまさに視覚優位のSNS。いわゆる「インスタ映え」する写真を残したい人は多いですよね。ここでは、GpProを購入したものの、どうやったら画質を良くしたら良いか分からない人が押さえておきたいおすすめの設定や道具、編集ツールを紹介していきます。

GpProを起動すると設定項目が表示されます。これが初期設定画面となっており、全ての設定を行うことができますよ。操作自体も難しくないので、ひとつひとつの設定をしていきましょう。

アクションカメラでまずはじめに設定しておきたいのは画質の設定。「解像度・FPS」をタッチして設定を行いましょう。機種によっても違いますが、「GoPro HERO6」では最高画質の設定にすると、4K画質対応で60fpsが可能となっています。

とにかくGpProの画質を高品質にしたいという人は、解像度とFPSを最も高い設定にすればいいです。しかし、Youtubeにアップする動画では「1080p 60fps」の設定がおすすめです。Youtubeで見るには十分なめらかで高品質な映像となりますよ。

あまり高画質だと容量が大きく、バッテリーの持ちは悪いです。長時間撮影を行う場合、画質の設定を妥協することも必要となります。

GoProは超広角。3×3で分割した9つのエリアのうちの1つがiPhoneで撮影できる面積とすると、GpProは9つのエリアすべてを映すことができると考えていいです。人間の目で見たままに近いため、雄大な風景などもリアルに撮影することができますよ。これはiPhoneやスマホ、そして普通のビデオカメラでもできないことです。

GoPro HERO5・HERO6の画角の設定は5種類。狭角・魚眼無効・中間・広角・SURP(超広角)です。どれが良い・悪いということではなく、用途に合わせて設定を選ぶことが重要になります。

超広角の場合は、広い範囲を映して広がりのある写真・動画を撮影したいとき。逆に食べ物のインスタ写真などにはあまり向いていませんよね。

上のような写真を撮影するときも広角は有効。階段が少しゆがんでいるのが分かりますか。iPhoneなどではこのような広角で撮影することができません。緑と階段、灯篭全てが映っているからこそ美しい写真に仕上がっていますよね。

超広角・広角は広範囲を撮影できるのが魅力ですが、ゆがんでしまうと写真として悪い仕上がりになる場合があります。上の写真は魚眼無効で撮影しているので、そのようなことはありません。やや範囲は狭まってしまいますが、ゆがみがないことを重視するなら魚眼無効に設定しましょう。

GoProを持つと、常に広角で撮影してしまう人が多く「いかにもGoProで撮りました」のような写真・映像が格好悪いと認識する人も少なからずいるようです。iPhoneで撮影しても変わらない構図ならGoProは必要ありませんよね。魚眼無効を上手に利用しましょう。

魚眼無効だと少し撮影範囲が狭まるという場合は「中間」を使いましょう。

挟角にすると魚眼無効よりさらに撮影範囲を狭めることができます。ズーム機能がないGoProなので、挟角を使うことで上手く撮影する機会もあるでしょう。

細かく画質と音質を設定するならPROTUNE設定を行いましょう。

設定項目はいろいろありますが、重要なのはまず「カラー」。「フラット」を「GoPro」に設定するだけで高コントラストになります。例えば、海と太陽の光景をメリハリの効いた色で表現したい場合などにおすすめです。

iPhoneでも撮れますが、インスタグラムにはスイーツや料理をGoProで撮影してアップしている人も多いです。スイーツなどの鮮やかさが伝わらないとインスタ映えが悪いこともありますよね。そのようなときは「GoPro」モードにしておけば、高コントラストで撮影できるのでおすすめです。

「ビデオの安定化」は手ブレ機能に似たものと考えていいです。例えば、動物を接近して撮影するなどの場合、手ブレしては見栄えが悪いのでビデオの安定化をオンにしておくのがおすすめです。ただし、機械的に手ブレ防止を行っているのではなく、画像処理で行うので画角が狭くなるデメリットもあります。

使い勝手が悪いといくらGoProの性能がよくてもストレスが溜まってしまいます。「スマホへのWifi・Bluetooth接続」の設定で、スマホに映像出力するなどの機能を上手に使いましょう。GoProアプリを使うことで接続が可能となりますよ。

SDカードのフォーマットやディスプレイの明るさなどを設定します。バッテリーの持ちが悪い場合は、ディスプレイの明るさを抑えて置くなどの利用方法もあります。

GoProを購入したなら、自撮り棒を購入しておくことをおすすめします。撮影の幅がぐーんと広がりますよ。なかでも3Wayに利用できる、こちらの商品が人気。自撮りでは角度を調整することで棒が映らないようにできますし、棒を長くすれば仲間との集合写真も楽々。三脚で使えばGoProの広角で風景も撮影するとが可能です。

GoProには「Quikstories」というアプリがあります。これは編集アプリで、写真にエフェクトをかけたり、動画に音楽を付けることなどが可能です。かなり高度な編集ができるので、音楽の切り替わりに合わせて風景の色合いを変えたり、まるでミュージックビデオのような映像も簡単に作れます。実際にiPhoneなどで仕上がりを確認してからインスタやYoutubeにアップしましょう。

GoProに興味があるものの、価格が高い、旅行の時だけ使いたい、などという人が多いです。GoProにはレンタルサービスもあるので利用しましょう。最新機器もレンタルできるので高画質で写真・映像を記録できますよ。

iPhoneなどスマホで撮影した写真に比べて、GoProで撮影した画像はレベルが高いです。プロが編集・加工した写真も少なくないためとても勉強になりますよ。「#goproのある生活」や「#gopro女子」というタグで多くの写真・映像を見ることをおすすめします。

GoProの画質アップにおすすめの方法を紹介しました。本記事で紹介した知識だけでも、iPhoneなどでは決して撮れない画像・映像が撮影できますよ。GoProは初心者でも手軽に撮影できるのが魅力。まずはどんどん撮影を行い、慣れてきたら編集ソフトも覚えて更にレベルアップをしてはいかがでしょうか。