くせ毛にパーマ!大丈夫なの?
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ちゃんとセットしたはずなのに、湿気の多い日や雨の日はくせ毛がうねうねと出てきて気分が落ち込むこと、ありますよね。ストレートパーマや縮毛矯正で伸ばすしか方法はないのでしょうか。
そのくせ毛、パーマで抑えてみませんか?くせ毛ならではのふわふわカールのかわいいヘアスタイルに変身するかもしれません。くせ毛にパーマをかけるメリットとデメリットをあげてみましょう。
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くせ毛にパーマのメリット①パーマがかかりやすい
くせ毛はパーマがかかりやすく落ちにくい性質があります。直毛に比べてきれいにカールがつきやすく、くせ毛の広がりをうまく押さえてくれる効果があるのです。そうなると、くせ毛とパーマがいい影響を及ぼして、エアリーでかわいいヘアスタイルが期待できます。
くせ毛にパーマのメリット②髪が扱いやすくなる
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自分の髪のくせがわかれば、そして美容師がそれをよく分かってくれたら、パーマをかけることで髪の流れが一定方向に落ち着き、きれいなカールが手に入ります。最近ではくせ毛風のレイヤーボブやセミロングが流行っているほど。くせ毛を上手く利用すればかわいいふわふわヘアが持続できます。
くせ毛にパーマのメリット③縮毛矯正&デジタルパーマ
髪の根元からうねってしまうくせ毛の場合、縮毛矯正で落ち着かせるという手もあります。また前髪や耳周りのサイドもストレートの方がバランスがいいので、部分的に縮毛矯正でまっすぐにしておくとスタイリングがとても楽です。ただ縮毛矯正してしまったら普通のパーマでカールをつけられません。そんな時はデジタルパーマで毛先にカールをつけてかわいいスタイルを手に入れましょう。
くせ毛にパーマのデメリット①まとまりにくくなるかも
くせ毛にパーマをかけるデメリットも知っておかなくてはなりません。どんなデメリットがあるのでしょうか。
自分のくせ毛の方向と全く違うカールをパーマで作ってしまうと、広がってまとまりにくくなるデメリットもあります。広がるだけでなく、絡みやすくなるので結果髪を傷めることになりかねません。自分のくせ毛の部位と方向を知っておきましょう。
くせ毛にパーマのデメリット②美容師の腕にかかっている
くせ毛は人それぞれ違っているので、それをしっかり見極められる信頼した美容師に任せるしかありません。くせ毛にパーマをかけるのはボリュームダウンする効果がありますが、それはうまくいった場合。デメリットとしては、くせ毛パーマの失敗も多いということです。信頼できる美容師がいない場合はくせ毛を得意としている美容院で施術してもらうのがいいでしょう。くせ毛のカットがうまい・くせ毛の扱いが多い美容師、美容室を選びましょう。
パーマをかける前にくせ毛のタイプを知ろう
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くせ毛とパーマが同じ向きにきれいになじむのが理想です。自分のくせ毛の部位、向き、強さを知っておくとパーマをかける時に担当美容師によく伝わります。また、自分のくせ毛がどんなタイプなのか知っておくといいでしょう。
波状毛
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大小に波状のうねりがあるくせ毛です。波のようにうねります。長く伸ばすとうねりが出る場合と、短く切ると急にうねりが出てくる場合があり、日本人に最も多いタイプのくせ毛と言われています。髪が柔らかいと、普段はまっすぐでも雨の日にはうねってしまうのがこの波状毛の特徴。髪が固い場合はつやがなく波状のうねりが目立ちがちです。
縮毛
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一本一本がねじれた毛質のくせ毛です。ねじれているためどうしても広がりやすく、ボリュームがでてしまうくせ毛です。縮毛がさらにらせん状にねじれるといわゆるアフロヘアのような髪になります。波状毛と違い、根元から一本一本が縮れているので、パーマをかけるなら一度縮毛矯正をかけてからデジタルパーマでカールをつけるといいでしょう。
捻転毛
捻転毛は髪がコイル状にねじれた状態で生えてきた強い天然パーマです。髪の表面がねじれているため乱反射してつやがなく見え、パサついた感じのくせ毛です。捻転毛の場合もくせ毛を利用したふわふわスタイルというのは難しいので、一度縮毛矯正してからアレンジに挑戦という形になります。
連球毛
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根元から毛先まで強い孤を描くくせ毛です。こうなると縮毛矯正さえ不可能。毛頭の奇形ともいわれている珍しいくせ毛です。
くせ毛におすすめのパーマスタイル①ショートボブ
波状毛のくせ毛におすすめのアレンジです。たいていのくせ毛は毛先に向かってくせが出るので、長いほど強くくせが出ます。ショートにすることによりうねりが少なくなり、パーマをかけることによっていい感じのボリュームとふわふわ感が得られます。ただ前髪や耳周りなどのアウトラインまでくせが出ると、スタイリングしづらいので、そこだけ部分的に縮毛矯正をするといいでしょう。特にサイドと前髪はタイトのほうがきれいなひし形を作りやすく、小顔効果もあります。
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くせ毛におすすめのパーマスタイル②セミロング&ミディアムのパーマスタイル
くせ毛の場合、ロングにしないことが最善です。くせ毛はつやがなくて絡みやすいので、ロングにすると絡みがちなため傷んで見えてしまいます。セミロングやせいぜい鎖骨にかかる程度のミディアムが、くせ毛を活かしたふわふわでかわいいヘアスタイルに向いています。パーマをかけることにより髪型が決まりやすく、お手入れが断然楽になります。
くせ毛は毎日起きるたび、うねり方が違うのでリセットするのに時間がかかってしまいます。しかしパーマをかけることによって、毎日同じうねりなのでお手入れが楽になるのも嬉しいポイント。
くせ毛の人がパーマをかけるなら緩くかけるのがコツです。大きめのロットでパーマをかけることにより、元々のくせ毛を伸ばす効果もあるのです。
パーマ後のくせ毛のスタイリング法
くせ毛の毛質は直毛よりも水分と油分が少ないので、保湿効果のあるオイルやクリーム系のトリートメントでキューティクルを保護してからスタイリング剤を使いましょう。朝一度髪を濡らしてから、ドライヤーで髪の根元から乾かした後、毛先が半乾きの状態でスタイリング剤をつけます。乾きすぎると乾燥してしまうし、濡れたままだとパーマが強く出過ぎてしまいます。半乾きだと一番いい状態を保ち、しかも乾燥を防ぐ効果があります。
くせ毛さんの毎日のお手入れ方法
パーマをかけることでくせ毛を抑えたり、ふわふわ感のあるかわいいスタイルができますが、毎日のお手入れで髪のうねりが改善することがあります。くせ毛改善だけでなく、健康で元気な髪をめざしてヘアケアしましょう。
毎晩、シャンプーの後髪の根元からドライヤーを当てて乾かします。全体の8割がたをまんべんなく、風を通しながら乾かすといいでしょう。最後は冷風を当ててつやを出します。シャンプー・ドライヤーで開いたキューティクルを冷風を当てることで、閉じさせます。そうするとつやが出て次の朝スタイリングが楽になります。
また、くせ毛専用シャンプーやコンディショナーも効果的です。うねりにきくタンパク質を配合してあるので、使っていくうちにうねりが改善されます。ヘッドスパなどで頭皮の血行を良くすることも効果的。血行がよくなると毛根がいい状態になり少しずつうねりが改善され、髪が広がることがなくなります。
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くせ毛を活かしてふわふわガーリーなスタイルに
直毛の人はくせ毛がうらやましいと思っていますし、サロンではくせ毛風ボブや、くせ毛風セミロングが大人気。くせ毛にパーマをかけることで、人もうらやむ「くせ毛風」ふわふわ感あふれるかわいい髪型にしてみましょう。くせ毛は欠点ではありません。オリジナリティとしてかわいく演出してみてはいかがでしょうか。