100均の歴史
100円均一（以下100均）の歴史を簡単に紹介します。全国的に有名なデパート高島屋。その高島屋が戦前にオープンさせた「十銭ストア」というものがあります。その十銭ストアが100均のルーツです。しかし高島屋の十銭ストアは戦争を受けて廃業になってしまいました。
その後は100均は催し物コーナーで人気を博していましたが、現在100均の一大ブランドとなっているダイソーが1991年に常設店舗をオープン。その好調ぶりに続き、セリアやキャンドゥなどの店舗もオープンし、現在の100均につながることとなります。
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DIY とは
では何でも手に入る100均を使って、可愛いインテリアの DIYに挑戦してみましょう。と、ここで DIYって何？という疑問がわく方もいらっしゃるかと思います。なんとなくテレビで耳にしたことはあるけれど、正しい意味を聞かれると答えられないという方も多いのではないでしょうか。
DIYとはDo it yourself の略で、「自分で何かをする」という意味です。この意味から転じて、日本では DIYと言えば自分で手作りをして内装などを改装することを指します。100均を使えば、可愛い棚やキッチンの収納、手作りの壁飾りなど、簡単に DIY を楽しむことができます。
昔はホームセンターなど専門店に行かなければ手に入らなかった道具が、今や100均で何でも揃うようになっています。小さなパーツから、大きな100均の店舗に行けば木材まで揃えてあるところもあるので、何軒も店をはしごする必要もなく大変便利です。
100均で簡単 DIY インテリア①作り方は動画で確認してもよい
では早速DIYに取り掛かりましょう。まずは何を作るか決めておく必要があります。日曜大工の専門書を読んで決めるのもいいのですが、最近では YouTube などの動画で、誰にでもできるDIY の方法がたくさん配信されています。
専門書よりも、動画で確認する方が無料な上、その動きの一つ一つまでチェックしながら一緒に作業を進めていけるので、効率が良くおすすめです。簡単 DIY とはいえ、手作りの物は大雑把にやると失敗してしまいます。
例えば棚を作ろうとした時に採寸を適当にしてしまえば、後々サイズが合わなくなり、棚として機能しなくなります。いくら100均で道具をそろえたとはいえ、使えるものを作りたいですよね。一つ一つ確実に作業を進めていきましょう。
100均で簡単 DIY インテリア②ワイヤーネットを使った収納
まず最初にご紹介するのは100均の定番商品ワイヤーネットを使った収納です。100均の店内でこのワイヤーネットが置いてある場所は日曜大工のコーナーですが、そこにない場合、キッチンコーナーの魚を焼く焼き網で代用することが可能です。焼き網がインテリアに使えるなんて意外ですよね。
今回は狭い部屋でも利用可能な、壁掛け収納を100均のワイヤーネットで作りたいと思います。一番簡単な方法は100均で S 字フックを2個買ってきて、そこにワイヤーネットを引っ掛けて壁にかける方法です。この方法はキッチンなどよく使うお玉などを、さっと取り出せる収納方法です。
DIYだと壁にかけるワイヤーネットの大きさを選択することができ、それぞれの部屋に合わせたサイズの壁掛けを作ることができます。
100均で簡単 DIY インテリア③ワイヤーネットを使ったタオル掛け
工夫として、例えば洗面所の窓にワイヤーネットで作った壁掛けをかけると、簡単なタオル掛けになります。ワイヤーネットは鉄でできているので多少濡れても大丈夫です。それに100均で購入したワイヤーネットは大抵のものが折り曲げることができるので下の部分だけを内側に90°折り曲げて、簡単な棚を作ることもできます。
洗面所では作った棚にカミソリや歯磨き粉をおくこともできます。お風呂場の中で使う場合は、棚部分に石鹸を置くと、水切れもよく石鹸が溶けてなくなりません。ワイヤーネットを使ったタオル掛け収納は色々な場所で応用が利きそうです。
100均で簡単 DIY インテリア④リメイクシートで印象を変える
皆さんは100均に可愛いリメイクシートがあるのをご存知ですか？リメイクシートとは模様が入った幅の広いシートのことで、粘着面がありガラスやつるつるした棚や収納スペースに貼り付け、簡単に印象を変える DIYに欠かせないアイテムのことです。
このリメイクシートも100均で販売しています。以前はあまり見かけなかったのですが、技術の進歩からか、最近はかわいい柄のリメイクシートがたくさんそろっています。
このリメイクシート、キッチンの壁に貼ることも可能で、簡単に貼ってはがせます。自分で DIY することに自信がない人も、貼るだけでインテリアを変えることができるので簡単に手作りの楽しさを体験できます。
100均で簡単 DIY インテリア⑤ちゃんとはがせるか要確認
キッチンの棚の下にレース場のリメイクシートを貼っておしゃれな出窓風にしたり、収納スペースの中に、何が入っているか区別するために、目印代わりにリメイクシートを貼ることもできます。気に入らなければはがせばいいだけですが、中には剥がすと接着面がくっついてしまい、元の素材を痛めることがあります。
特に壁紙などは一緒に剥がれてしまう可能性が高いので、必ず一度小さいスペースで試し貼りをして、きれいに剥がれるのを確認してから、大きな範囲の手作りに挑戦してみてください。
つるつるした面の冷蔵庫なら、元の素材と一緒に剥がれる可能性も低くなっています。小さな範囲で貼って剥がせることを確認してから、冷蔵庫全体をリメイクシートでリメイクしてしまうという大技もあります。冷蔵庫は面積が広いので、そこを変えるだけでもインテリアの印象がガラッと変わって面白いですよ。
100均で簡単 DIY インテリア⑥試験管もインテリアになる
理科で使ったことのある試験管。理系の大学に進んだ人には身近なアイテムかもしれませんが、学校を卒業してから長らく手に取ったことがない人も多いのではないでしょうか。
この試験が実は100均で購入できます。ガラスで作られた試験管は、実験の道具として認識されていますが、実はかわいいインテリアに利用することができます。
例えばお子さんと一緒に紙粘土で人形を手作りし、そこに試験管を挿します。すると簡単にかわいい花瓶の出来上がりです。利用する試験管は一本という決まりはありません。色々なデザインを考えてインテリアにうまくマッチする手作りの花瓶をそろえてみるのもいいですね。
100均で簡単 DIY インテリア⑦グルーガンを使って簡単 DIY
皆さんグルーガンというものをご存知ですか？手芸をやっている方にはおなじみのものです。グルーガンという名前の通り、銃のような形をしています。溶かした樹脂を発射すると、狙った場所で樹脂が冷えて固まり、簡単にくっつけたい場所を接着できるという仕組みです。
このグルーガン、少し前までは手芸店やホームセンターでしか手に入りませんでした。今でも手芸店で手に入りますが、なかなか高価なものです。手作りで何か DIY に挑戦したい時に、少量しか必要がないという人には、100均のグルーガンがおすすめです。
100円で簡単 DIY インテリア⑧キッチンで使えるかわいいマグネット
このグルーガンを使ってキッチンでも使えるかわいいマグネットを DIY してみましょう。作り方はとても簡単です。自分の好みの缶バッチと100均でマグネットを用意します。缶バッチの後ろにある安全ピン部分を、怪我をしないようにペンチでのけ、そこにグルーガンでマグネットを接着します。乾くまで置いて完成です。
キッチンの冷蔵庫にはもちろん、後ろのマグネット部分を押しピンに変えると、家の壁に使えるかわいい壁飾りが出来上がります。いくつも用意して、気分によって変えるのもおしゃれなインテリアになります。
缶バッチに限らず、キーホルダーについている小さめのぬいぐるみなどでも飾りの代わりになります。グルーガンを使うと短時間で強力に接着することができるので、 DIY のアイデアが広がりますね。
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まとめ・アイディア次第で楽しみは広がる
いかがでしたか？今回は「簡単DIYは100均で！誰にでもできるかわいいおしゃれなインテリア」についてご紹介しました。手作りで DIY しようと思うと道具を揃えるのに意外とお金がかかります。そこで100均を利用すると簡単に安く材料がそろえられるので、色々と挑戦することができます。ご自分で試行錯誤して、素敵なインテリアを完成させてくださいね！
