本格的に布を染めたいときは、専用の染め粉が販売されています。が、基本的に布は顔料・染料という物を使えば染めることができます。そして100均では染料インクの取り扱いがありますので、体験だけしてみたいときは100均のインクを使ってみましょう！

100均のインクは、プリンター用のインクのことです。C：シアン、M；マゼンタ、Y：イエロー、K：クロの4色があります。プリンターの中ではこの4色をうまく混ぜあわせて色んな色の表現をしているんですね。筆者が確認したのはダイソーのインクですが、パッケージにちゃんと「染料」という表記がありました！ 筆者が見た限り顔料インクはありませんでしたが、今回の布染めには染料インクは必須。買う前に染料インクかどうか確認してみてくださいね！

インクは好きな色を揃えましょう！といってもクロを除くと3色なので全部買ってもいいですね！染料という表記があればOKです。

バケツも100均で手に入ります！染料がついてしまうのでふだん使っているバケツではなく、どうなってもいいバケツを100均で用意しておきましょう。染める物が小さいときは、オケを選んでもいいかも。

手についたぐらいなら洗えば落ちますが面倒なので、ゴムかビニールの手袋を装着してくださいね。お子様と一緒にやるときは、洋服についたりすると困るので手袋に加え100均のレインコートを着てもらえば安心です。バケツの周りではしゃいだり走ったりしないようにお約束しておきましょう!

布を縛ったり、固定するときに使います。家庭用のゴムやたこ糸を用意しておくと面白い柄ができあがります！これらも100均で手に入ります。

これは色止めをする時に使いますよ。どんな物でもいいのですが、寿司酢はだし入りのものがあるのでやめておきましょう。100均で買ってもいいですし、普段ご家庭で常備されている物を使ってもOKです。

まずはハンカチ、着なくなったTシャツなどではじめましょう。「もし失敗してもまあいいか」と思える布を選んでくださいね。素材は木綿がベストです。後で少し温かい染め液に浸けるので縮まないものを選んでください。

床や地面を濡らさないように、新聞紙やいらないレジャーシートなど用意し、作業スペースに引いておきましょう！インクはフローリングなどに染みつくと落すのが大変！

まず布を水洗いしましょう！布に糊が残っていたりすると染まりが悪くなるので、良く洗い流してください。洗ったらかために絞っておきましょう。基本的に布は濡れたままでいいんです。

ビー玉をくるんでゴムで留めるなど、面白い模様の付け方はあるようです。今回筆者は、割り箸の先端をくるんでゴムでぐるぐる巻きにする方法を試してみました。（実際はいらない菜箸を割って使いました）

ここからはビニール手袋をしての作業です。たらいに70℃ぐらいのお湯を張りインクを全部（25ml）投入しました。少しかき混ぜてムラがないようにします。

布を染め液に浸けます。どっぷり浸かるよう、また浸からないところがないよう、にたまに表裏を返したりしながら浸けこみます。そのまま1時間半おきました。

一度さっと布を水で洗い、色止め用の酢＆塩水に浸けます。1リットルにつき50mlの酢・大さじ1杯の塩を入れるのが目安のようですが、私は70mlぐらい投入しました。これで30分ほど置きます。

よーくすすいでお酢のヌルヌル感がなくなったら、模様のために付けていたゴムや糸の細工をとりましょう！さあ、模様はどうなったかな？ここが一番ドキドキします。

おっ！絞りがふたつちゃんとできていました。でも、もう少しゴムをきつく巻いた方が模様がくっきり出たのかも･･･。筆者はゴムが切れるのが嫌でギリギリまで攻めきれなかったのです。反省点も見えてきました。

最後に干せばできあがり♪よく水ですすいでから干すとお酢の匂いは飛びます。念のため、使用後の洗濯をするとき2～3回はおしゃれ着洗い洗剤を使い、色が移ると困る白い衣服とは一緒に洗わない方がいいでしょう。

ビー玉をくるんでゴム留めするとこんな模様ができます。並べたり、水玉のように散らしたりアレンジはあなた次第！

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布を三角に折り、両側から木ではさみ、圧迫します、これはかなぎゅうぎゅうまで圧迫する必要があります。染め上がりはとても綺麗な菱型模様がつきますよ！

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100均でも買うことができる漂白剤を使って布をブリーチするのも面白いアイデアですよね！ブリーチをするとどんな色になるのかわからないところがドキドキです。またわざと漂白剤をムラっぽく振りかけることで、ロックっぽいリメイクにすることもできるかも！

草木染めの一種になると思いますが、身近な食べ物を使って染めてみるととても面白いです。こちらは菜の花、にんじんの葉、玉ねぎの皮を使った染め物です。意外な色に染まるかも！食べ物以外ではたんぽぽ、マリーゴールド、朝顔の花などで染めることもできます。

そのほかに身近なもののアイデアは、コーヒー！コーヒーを煮出して漉し、そのコーヒー液に付けておくと、綺麗な優しいブラウンに染まります。紙をコーヒーで染めてアンティーク風味を出したりすることもあるようです。コーヒーの濃さや、浸ける時間の調整で色が少し変わるようです。こちらの動画はコーヒーで糸を染めコーヒーコットンボールを作られている方の動画です。丁寧で素敵、手作りっていいですね！

フェスや学園祭などでも使える流行りのタイダイ染めも簡単に出来ちゃうんです。

タイダイ染めは一見、難しそうですが一度覚えてしまうと簡単に出来ます。

こちらの動画では、わかりやすく＆楽しくタイダイ染めの方法を教えてくれるので、

是非やってみてくださいね。

布染めリメイクにハマったら専用の染め粉を使うと上手に染めることができます。例えばイギリス製のダイロンだと22色あるので微妙な色合いの表現もできますよ！一袋でTシャツ2枚分を染めることができます。少しシミが出たTシャツなどを染め直すと新しい気持ちになれそうですね。

また、ダイロンには布用の絵の具や専用色止め液の販売もあります。染めるだけではなく、布に絵を描くというのも面白そうです！

古い洋服のリメイク、絞り模様、タイダイ作りなど布を染めて楽しめることはたくさんあると思います。もちろん単なる化学実験としても面白いです！一人の楽しみでも、お子様と一緒でもいろんな染色でドキドキワクワクしたいですね。100均プリンターのインクでも結構キレイにに染まります。まず体験してみるなら100均のプリンターインクも使ってみてくださいね！