【子供の養育費・教育費の総額はいくら？】子供1人にかかる養育費・教育費の総額は大学までで約3000万円！
子供がいる家庭とそうでなない家庭では、将来的に必要になってくるお金の総額が変わってきます。もちろん、子供にどういった教育を受けさせるのかや育てる環境によっても変わってきますが、平均的な相場でいえば、生まれてから大学までで、大体子供1人あたり3000万円はかかると言われています。これを世帯
年収で計算すると、約500万円以上は必要だと言われています。
内訳を見てみると、生活費など日々必要な出費分の養育費が約1500万円、幼稚園から大学までの教育費が約1500万円です。養育費の部分は、それぞれの家庭で祖父母と同居しているかどうかでも変わってきますし、教育費は公立か私立の学校へ行かせるかによっても違ってきます。
公立と私立の学校では、教育費が約3倍程違ってきます。もちろん、私立の方が高いです。特に、大学以降になると、国公立か私立の違いだけでなく、理系か文系を選ぶことによっても違ってきますし、医学部などへ行くともなると、更に学費は高くなります。
【子供の養育費・教育費の総額はいくら？】子供2人にかかる養育費・教育費の総額
さて、子供が2人いる家庭を見てみると、ざっと計算しても、約2倍の養育費と教育費がかかる計算になります。
【子供の養育費・教育費の総額はいくら？】子供2人と3人では養育費・教育費の総額がそれほど変わらない？
また、子供が3人以上ともなれば、パパやママも子育てや育児にかなり慣れてきます。どこでお金をかけないようにしたらいいかとか、ある程度分かってくると思います。生活費の中で1番、節約できるのは、物品などの購入費だと思います。衣類は上の子のお下がりを下の子に着せたり、食材も少しでも家で料理を作るようにすれば、それだけでもだいぶ食費が安くなると思います。
【子供の養育費・教育費の総額はいくら？】子供が多い家庭で養育費・教育費の総額を少しでも減らす方法
では、子供がたくさんいる家庭ではどうしたら、少しでも養育費・教育費の総額を減らしていけるかについて考えてみましょう。
①お稽古事を最低限に
子供が小学生くらいになってくると、お稽古事を習わせたい親も多いと思います。でも、お稽古のレッスン代も結構かかります。子供が好きなお稽古事ならいいですが、余り好きな様子ではないなら、好きなお稽古事だけを1~2つ程度習わせればよいと思います。これからグローバルな人材が求められる時代なので、外国語のお稽古は習わせた方が良いと思います。また、絶対音感が身につく音楽関係や、体を動かせるスポーツ関係もおすすめです。
②学校は公立へ
そして、学校は私立だけではなく、公立へ行かせます。上にも書きましたが、公立と私立の学校では、学費が約3倍近く違ってきます。1年で3倍、これが幼稚園から大学卒業までとなると、かなりの差が出てきます。
③支援や奨学金制度を利用
たくさん子供がいると、その中で成績が優秀な子も出てくると思います。そういう子には、頑張って奨学金制度を利用してもらうこともできます。例えば、保育料ですが、市町村によって若干違いがあるものの、保護者の所得によって変わってきて、多子世帯やひとり親世帯は負担額が減ります。また、子供がもう少し大きくなって短大や大学へ行くとなると、奨学金制度もあります。
④学資保険や児童手当を有効的に使う
また、学資保険や児童手当を有効的に活用することもできます。学資保険は年収によって、掛け金をいくら払えばいいか変わってきます。児童手当の方は、年収が高くない限り、子供が15歳になるまではもらえます。子供の年齢によっても給付額が変わってきますが、そのまま使わずに貯蓄しておくと、後でまとまってお金になると思います。そして、子育てが終わった後は、今度は自分達の老後へ向けての貯蓄が始まります。
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まとめ
今回は、年収や子供が大学を卒業するまでの養育費・教育費の総額や、将来に向けての貯蓄額などがいくらかかるかについて紹介してみました。あくまで相場なので、これ以上かかる場合もあれば、安くなる場合もあると思います。現在、まだ小さいお子さんがいる人や、これから子供が生まれるという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
