初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方1「ところで切り絵って何」
紙の余分な部分を排除し、残った部分で一つの作品となる表現方法です。 同じ図案でも人によって切り残す箇所が違ったり、使う画用紙を変えたりすることで全く違う作品になるのが魅力だと思います。 友人に切り絵を職業にしている方が居るのですが、もともと平面で行っていた切り絵を立体作品で作ったりしており、今なお進化を遂げているアートの一つです。
シルエットの陰影を楽しむ「切り絵」は、ハサミやカッターを使って線を残しながら切り進めるという絵画の手法の一つ。細い糸を編み込んだレースのような繊細なアート作品から、動物や草花を象ったシンプルで昔懐かしいほっこりした作品まで、「切り絵」は様々な表情を見せてくれます。
初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方2「まずは第一歩」
【折り紙を使って、人や花のデザインから始めましょう】見るからに難しそうで、緻密で繊細な作品はとても素人には無理そうですよね。でも大丈夫、ハサミやカッターの刃物と紙さえあれば、誰でも作れる簡単なアートなんです。初心者から上級者までが、楽しむことの出来る、素敵な創作です。
引用: https://www.instagram.com/p/BskDMLpAiLE/
初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方3「準備する道具」
【折り紙を使って、人や花のデザインから始めましょう】とりあえず準備したいのがハサミ。よく寄席などで見ることの出来る紙切りのようなものなら、折り紙とハサミでOKです。親子で楽しめますね。でも、せっかくするのでしたらアート的に作りたいもの。それならカッターとカッターマットは欲しいところです。カッターにおいても、デザインカッターを使うと細かな作業が楽にできます。
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初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方4「下絵(図案)のこと」
【折り紙を使って、人や花のデザインから始めましょう】最初に下絵を作りましょう。もちろんご自分で描くこともOKなのですが、実はテンプレートを利用すると、とても便利に下絵ができます。慣れてくればマイ・デザインが良いと思いますが、まずはテンプレートの利用が良いでしょう。切り絵の本も、たくさん売られていますので、好きな作家さんの本を買って、参考にするのもグッドです。
Scherenschnitte
図案がダウンロードできます。プリンターがあるなら、簡単に切り絵用の下絵になります。
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初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方5「作り方(初級編)」
【折り紙を使って、人や花のデザインから始めましょう】初級編としては、カットし易い大きめの図案から始めるのが良いでしょう。切り絵の図案集などを利用して選んでくださいね。
引用: https://www.instagram.com/p/BvVjqheFbYQ/
カットは面積の小さい箇所 → 大きい箇所の順に切っていきます。 また中心 → 外側の順で切っていくとやりやすいです。 切り落とした部分が多くなってくると、細かい部分を切る際、力が入ってしまうとすでに切った部分が千切れてしまう恐れがあります。 必ず上の順序で切ることをオススメします。
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初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方6「作り方(中級編)」
【折り紙を使って、人や花のデザインから始めましょう】慣れてきましたら、写真を使って下絵にしてみてはいかがでしょう。お気に入りの写真で、オリジナルの切り絵を作ることができますね。
中級者向け!切り絵のやり方
切り絵のやり方(中級編)
初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方7「切り絵の世界」
レース切り絵
1枚の黒い紙を切り抜く作品たちです!広がれ広がれ〜〜〜!!!#私の作品もっと沢山の人に広がれ祭り#切り絵 pic.twitter.com/YDWlKR3CcD
— かげみ (@kagemeenokirie) March 7, 2018
中華切り絵『剪紙』
窓や天井、門、梁などの居住空間や、提灯、器などの生活用具に貼り、日常の装飾品としてや、春節(旧正月)に窓の障子紙やガラスに貼る「窓花(そうか)」、婚礼の品々を飾る「喜花」、元宵節(旧暦の1月15日)の時に提灯に貼る「灯花」、まんじゅう・卵などの贈り物に貼る「礼花」として使われる。かつては、刺繍の図案としても使われていた。剪紙の図案の中には、様々な寓意が込められており、中国の伝統的な考え方や民族、文化を垣間見ることができ、中国の人々の生活に深く根付いている。
メキシコの切り絵『パペルピカド』
パペルピカド(Papel picado)とはスペイン語で「穴を開けられた紙」という意味の、メキシコ流の切り絵のことです。 そのデザインは、幾何学模様から花、鳩、死者の日のシーズンにはガイコツなどさまざま。 使われる場面に応じて、たくさんのモチーフのパペルピカドが作られています! そして、それを万国旗のように糸で繋げてにぎやかに飾り付けるのがメキシコ流です。
初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方8「作った切り絵の使い方」
切り絵のガーランド
ガーランドは、お祝い時や何かのイベントの時に、様々なものを紐で繋いだ飾りです。世界の国旗やおめでとうメッセージが繋がったのを良く見ます。それをアレンジして切り絵にしたものが、切り絵のガーランド、お部屋のインテリアにも使えます。メキシコのパペルピカドは、規模の大きい切り絵のガーランドと言えますね。
オリガミ ヲ キリガミ
切り絵のガーランド
切り絵でウェルカムボード
結婚式の入口で、皆様が最初に目にするアイテムの1つがウェルカムボード。そのウェルカムボードをハンドメイドの切り絵で作るなんて素敵ですね。でも、一般の皆さんが、結婚式用のウェルカムボードを作るなんてことは、そうないことですよね。そこで、ご自宅の玄関用に、インテリアを兼ねた切り絵のウェルカムボードを作ってみましょう。訪れた方々をお迎えするのに、最適なアイテムとなりますね。
切り絵でメッセージカード
一見むずかしそうに見える切り絵ですが、デジタルテクニックの進むこの時代で、アナログで「切る」作業からしか生み出されない、美しさを追求することは、それでしか味わえない楽しみがあります。 手作りの切り絵は、必ずしも上手にできなくても、丁寧に切った心や、作った人にしかできない味わいがにじみ出る物です。 それだけに、手作りのカードを貰ったらうれしいものです。
初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方9「我が家のインテリア」
【折り紙を使って、人や花のデザインから始めましょう】趣味で作った切り絵でも、やっぱり飾っておきたいですよね。切り絵は、どんなお部屋の雰囲気にもマッチする、スーパー・インテリアなんです。窓ガラスに貼れば、ステンドグラス風にもなりますし、紐でつるしてモービールのように飾ることもできますよね。お花やキャラクターの切り絵を写真フレームに入れてアートのように飾れば、立派なアートとして存在感もバッチリです。
初心者でもハサミやカッター1つで簡単に楽しめる切り絵のやり方10「親子でアーティスト」
モビールのように飾ったり、光を当てて透かし、ステンドグラスのように楽しむことができます♪ 作品をインテリアに活用できていいところです♡ 小さな子供さんでも簡単な作業なので、親子で作ると楽しく作れます♡
カラフル切り絵は、黒い紙をカッターで切り抜いて、お好きな色和紙を裏から貼り付けて完成させています。カットしたりの細かい作業はママが、小さな子供さんは色選びや、のりで貼りつける係にすると、一緒にカラフル切り絵を楽しめますよ♡
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切り絵を楽しみまがらメルヘンの世界に浸りましょう
今回は、「切り絵のやり方まとめ!ハサミ・カッターで簡単につくろう【初心者向け】」にして、簡単に切り絵を作る方法をご紹介しました。まずは、趣味的なことから始めて、親子で楽しんでくださいね。上達すれば、もう立派なアーティストですね。