レタリングの簡単な書き方とコツ【基本編】ゴシック体
ポスターなどで良くみかける太さが同じ文字の形をゴシック体といいます。太めのマジックを使って同じ太さで書く練習して少し慣れておくと良いでしょう。
文字のカーブする部分や横の線など太いペンで書くと細くなるところをペン先をねじるように回して書くことで同じ太さをキープするこができます。
太いマジックで事前練習!
最初のうちは枠内に綺麗に書けるように練習して書き方のコツを掴むと良いでしょう。
こちらの動画で詳しい書き方が解説されていますので、ご参考ください。
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レタリングの簡単な書き方とコツ【基本編】明朝体
明朝体を例に基本的なレタリングの方法を解説していきます。
手順1
文字の大きさに合わせた四角い枠に中心線を引き、マスの枠内に収まるように文字を書き入れます。
手順2
書いた文字に肉付けしていきます。タテの直線は定規を使って書いていきます。
手順3
中を塗りつぶして仕上がりのイメージを確かめます。
手順4
書いた文字の上にトレーシングペーパーを置いて、書いた文字をなぞって写します。
手順4
輪郭をすべてなぞってこのような状態にします。
手順5
文字をなぞったトレーシングペーパーを裏返して文字の輪郭の上を鉛筆で塗りつぶします。
手順6
塗りつぶし終わったら表に返して清書する紙の上でなぞると転写することができます。
手順7
このように転写されます。
手順8
文字の輪郭を筆かマジックで縁取りします。
手順9
縁取りした中を塗りつぶしたら完成です。
こちらは詳しく解説した動画です。ご参考下さい。
レタリングの簡単な書き方とコツ【POP文字】アルファベットの書き方
アルファベットは漢字に比べて画数少なくアレンジしやすいので初心者におすすめです。色んな印刷物を参考にして練習すると良いでしょう。ここではバブル文字の書き方をご紹介します。
アルファベット・バブル文字・手順1)文字の輪郭を書く
バブル文字はふくらみを持たせて、重なるように書くのがポイントです。
アルファベット・バブル文字・手順2)影を付ける
アルファベット文字に影を付けていきます。
文字の上と右側の後ろの部分に、影を書き加えます。
影を塗りつぶします。
アルファベット・バブル文字・手順3)色を付ける
好みの色の色付けして完成です。
アルファベット・3D文字・手順1)文字の輪郭を書く
ここからは3D文字の書き方を解説します。
マス目に沿ってアルファベットを書きます。
アルファベット・3D文字・手順2)文字を立体化させる線を書き加える
文字に立体感を持たせる線を加えます。文字の角の部分に同じ角度で斜めの線を書き入れます。
アルファベット・3D文字・手順3)文字を立体化する線を書き加える
斜めに書き入れた線を繋ぎ合わせるように線を入れるとこのようになります。
アルファベット・3D文字・手順4)色付けする
影の部分を黒くして、その他は好みの色で色付けします。
アルファベット文字に線を加えるだけで文字が浮き出るように見えます。
こちらは詳しく解説した動画です。是非ご参考ください。
アルファベット・3D文字・黒板で書くパターン
こちらは文字の一部分に線を書き加えて立体感を出す方法です。詳しくは下記動画をご参考下さい。
レタリングの簡単な書き方とコツ【応用編】明朝体の書き方
ここでは明朝体の書き方の解説をしていきます。
ペンの角度・持ち方
ペンを持つときはなるべく下の方を持ち、ペンの角度を45度位に傾けて書くと安定します。
縦線の書き方
明朝体の縦線はペン先がしっかり下に付けて、手前にそのまままっすぐ線を引いていきます。縦線の書きはじめと終わりが同じ幅になるようにすることがポイントです。
斜め線の書き方
明朝体の斜め線は持ち変えず一息に書きます。
ゼロ、8の書き方
数字のゼロや8を明朝体で描くときは書き順を無視して左右別々に書きます。
詳しく解説した動画です。是非ご参考ください。
レタリングの簡単な書き方とコツ【応用編】ゴシック体の書き方
ゴシック体を簡単い書くポイントは、太めのマジックを使うことです。ペンの太さを利用して同じ太さで書くことがポイントです。
コツ1)ペンの太い部分を使って書く
ペン先が四角形になっているものを使います。書くとき四角形の長い部分を使って書いていきます。
コツ2)ペンの下の方を持つ
ペンを持つときはペン先の動きがしっかり固定し適度な力が入るように下の方を持ちます。
コツ3)同じ太さになるようにペン先が下についたのを確認して書く
書き始めは同じ幅にするため、ペン先がしっかり下に付いているか確認します。
コツ4)ワンストロークで書く
例えば「3」の真ん中の部分はペンを持ち替えせず、紙の上に置いたままペンをねじるようにして方向を変えながら書いていきます。
コツ5)カーブのところはねじるように
「7」の角の部分もペンを紙の上に置いたまま方向を変えて一気に書き上げます。
コツ6)「8」の書き方
「8」書き方は書き順を意識せず、文字のパーツを左右と上下に分けて書くことがポイントです。
上の部分の左の半分を同じ太さで書きます。
次に上の右半分を書きます。
次に下の左半分を書きます。
続いて右半分も書きます。
レタリングの簡単な書き方とコツ【応用編】プライスカード
マジックの特徴を活かす・明朝体→ゴシック体
ここでは明朝体を書いてからゴシック体に書き換える方法を解説します。文字の大きさを変えて訴求力を高めます。
手順1)明朝体風に描く
四角形の太いペンを使って、横のラインが細く、縦のラインを太くなるように書きます。
手順2)ゴシック体に変える
先ほど書いた文字の横の細い線の上をペンの太い部分を使って上からなぞっていくと、このようなゴシック風の文字ができます。
レタリングの簡単な書き方とコツ【レイアウト】看板の書き方
ここでは、お店の宣伝で利用されるブラックボードの書き方をご紹介します。文字の大きさや種類を変えたり、色の使い方によってメリハリをつけ、訴求力を高めることができます。
手順1)キャッチフレーズ・商品名(サービス名)を書く
1)ターゲットに向けた文字「毎日忙しいあなたへ!」を書きます。
2)お店の商品やサービスを大きめに書きます。太いペンを使って目立つようにします。特に目立たせたいところは 色を変えたり、装飾を加えたりします。ここでは「快感ヘッドスパ」のところを水色にして黄色の装飾を加えています。
手順2)プライスを書く
正規の値段を小さめにして割引の値段が目立つように色を変えます。矢印なども使って割引していることをわかり易くします。
インクが乾いたら、商品名に爽やかさを出す装飾を加えます。
キャッチフレーズにも黄色のペンでなぞるようにすると、文字が細くても目立たせることができます。
手順3)チラシ添える
絵が得意でない場合はチラシをクリアファイルなどのビニール製のものに入れて貼るとインパクトが出ます。
こんな感じにマスキングテープで装飾するとおしゃれですね。
レタリングの簡単な書き方とコツ【基本・応用】漢字・明朝
漢字のコツ1)中心線を長めに書く
中心線を大きくはっきり書くことで見た目のバランスが安定します。
漢字のコツ2)書きはじめと終わりを太く書く
文字を肉付けしていきます。その際に文字の書きはじめと終わりは太くなるように縁取りします。
漢字のコツ3)しっかり縁取りして縁からはみ出さないように塗る
漢字のコツ4)書道の文字を書くイメージで
書道で書く際の書き始めや止めの部分をイメージしながら書くと良でしょう。
レタリングの簡単な書き方とコツ【レイアウト】ポスターの描き方
ここではポスターにインパクトを持たせるレイアウトや文字の書き方を解説していきます。
ポスターのレイアウト
メインの絵が画面の3分の1以上になるように書きます。
ポスターの文字の書き方1)印刷した文字で後を付けてから塗る
パソコンで入力した文字を印刷し、それをポスターの上に置いて文字の縁をなぞっていきます。
ポスターの配色)背景の色は文字と対象の色を選ぶ
背景の色は文字を目立たせるため対照的な色を選ぶようにするとしっかり浮き出ます。
ポスターの色塗り)ムラなく濃淡なく塗る
ポスターの色はしっかり濃く塗る方がはっきりと目立って綺麗に見えます。
こちらは完成したものです。効果的な色使いで目を惹くような作品ができあがります。
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まとめ
文字のレタリングは専門的な方法を使わなくとも、簡単にできる方法が沢山あります。是非お店のアピールや手作りのポスター制作にお役立てください。