うなぎの肝の栄養は?下処理の方法もご紹介!
うなぎ自体にはたっぷり栄養が含まれていますが、うなぎの肝にはもっと豊富な栄養が含まれているんです!ちょっと脇役に周りがちなうなぎですが、美味しく食べられて主役級の栄養素です。ほろ苦い大人の味で、好きな人にはたまらない味の肝!ということでまずは、うなぎの肝の栄養から見てみましょう。うなぎの肝にはたくさんの栄養がたっぷり含まれています。その中でも特に多い注目の栄養素をご紹介しますね♪
関連記事
うなぎの肝の栄養は?下処理の方法もご紹介!①ビタミンA
うなぎの肝にはビタミンAがとても豊富に含まれています。実はうなぎの身にも豊富なビタミンAが含まれていますが、肝はさらに含まれる量が多いのです。肝の串が2本でで身に含まれるビタミンAの量よりも多くなるそうです。ビタミンAは、皮膚の免疫力をアップしたり、目や皮膚の粘膜を守る効果も。スマホやパソコンで弱っている目を保護するためにも必要な栄養素ですね。さらにビタミンAは免疫力を強めるなどの働きがあるビタミンです。細菌やウイルスの防止もする効果があるので風邪などの病気予防にも効果的です。体が弱い方はとくに摂取したいビタミンです。
うなぎの肝の栄養は?下処理の方法もご紹介!②タンパク質
ふたつ目の栄養素はタンパク質です。タンパク質は人の皮膚や筋肉、血液を作っていく上でとても重要な栄養素で、健康的な体には欠かせないものです。体力をつけたり、体力を回復させることにも必要になる栄養素です。タンパク質が足りていないと、体力も美容も衰えてしまうということなんです。さらにうなぎの肝には、脂質や糖質が少ないので、高タンパクで低脂肪の食材なんです。ダイエット中の方や筋肉トレーニングをされている方にもおすすめです♪運動前や運動後のタンパク質摂取にうなぎの肝を食べても良いかもしれません♪
うなぎの肝の栄養は?下処理の方法もご紹介!③鉄分
うなぎの肝には、血液のもとになる鉄分がとっても豊富に含まれています。とくに鉄分は貧血になりやすい女性や、妊娠中の方にとって欠かせない栄養成分ですよね。アスリートの方や体を使う仕事をしている方、血圧が低い方なども積極的に、そして日常的に摂取したい栄養素です。さらに、鉄分は疲労回復効果もあります!疲れた時などにも摂取したい栄養素ですね。
うなぎの肝の栄養は?下処理の方法もご紹介!④DHA
DHA(ドコサヘキサエン酸)という栄養素も、うなぎの肝には豊富に含まれています。このDHA(ドコサヘキサエン酸)は、血液中の余分なコレステロールを除去する効果や、血中の中性脂肪やコレステロールを下げる効果、血液をサラサラにする効果もあります。さらにDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の活動を促進してくれる効果も!集中力が欲しい方やお年寄りの方まで、うなぎを食べて脳を活性化させましょう!
うなぎの肝の栄養は?下処理の方法もご紹介!⑤葉酸
葉酸は健康な赤血球の材料となり、造血のビタミンです。さらに、お腹の中で育つ赤ちゃんの正常な発育の為には不可欠な栄養素で、とくに妊婦さんが積極的にとるべき栄養素です。葉酸を摂取することで先天性異常のリスクを軽減することができるので、妊娠をしていなくても希望している方には取っていただきたい栄養素です。葉酸は1日の摂取推奨量が240μgになります。そうすると、肝の串を2本食べると葉酸を十分摂取することができるんですよ♪でも、妊婦・授乳中の方はもう少し摂っても良いでしょう。葉酸は、豊富に含まれている食品も少なく、なかなか意識して摂らないと摂取できない栄養素なので、うなぎの肝は貴重な栄養源です。
うなぎの肝のカロリーは?
うなぎの肝のカロリーは、100gで約120カロリーほどになります。うなぎの串一本だとだいたい30gくらいなので、1本たべると40カロリーになるということになります。こうして見てみるとうなぎの肝自体は、そんなにカロリーが高いわけではないのです。しかし、串になると甘辛のタレがかかっていて、そのタレのカロリーが付いてくるため、だいたい60〜70カロリーくらいだと思っておくと良いでしょう。
栄養たっぷりのうなぎの肝!どこの部分?下処理の方法は?
肝を使った料理はよくありますが、それってどこのことを指しているのか、考えたことはありますか?せっかく命あるものをいただくので、うなぎのどこの部分かは知っておいてから食べたいですね!ではうなぎの肝とは具体的にどこの部分なのでしょうか?肝と聞くと、肝臓のことを指しているのかと思いますが、うなぎの場合は肝臓ではなく、胃になります。
栄養たっぷりのうなぎの肝!どこの部分?下処理の方法は?①
うなぎは下処理されているものを購入する方がほとんどかと思いますが、生のうなぎを調理する場合、まず肝は血合いを洗い流しましょう
栄養たっぷりのうなぎの肝!どこの部分?下処理の方法は?②
そして、胆汁の入っている袋のようなものは苦いので 取り除きましょう。その袋からは黄色い胆汁が飛んでしまうので、気をつけましょう。そして、浮き袋もとってください。
栄養たっぷりのうなぎの肝!どこの部分?下処理の方法は?③
そしてその処理が終わった肝を、下ゆでしていきます。鍋に少量のお湯を沸かしたら、そこへ酒を入れ、うなぎの肝をいれます。これで下処理の完了です。
うなぎの肝の下処理ができたら作ってみよう!おすすめレシピ!
では次にうなぎの肝を使ったレシピをご紹介していきます。下処理ができるようになったら、自分でうなぎの肝を使ったレシピで調理したいですよね!ぜひ作ってみてくださいね♪
うなぎの肝の下処理ができたら作ってみよう!おすすめレシピ!①肝吸い
うなぎの肝と言ったらやっぱり肝吸いですよね!うなぎ屋さんでもかならずうな丼と一緒出てきますね♪レシピはは、まずうなぎの肝50g、だし汁800cc、白だし大さじ1、三つ葉適量を用意してください。鍋だし汁を作って、白だしとさきほど下処理をして下ゆでをしたうなぎの肝を入れます。アクが出てくるので、アクを取って火を止めます。お椀によそってから三つ葉を乗せたら完成です!上品な味で、肝をさっぱりといただくことができ美味しいですよ♪ぜひうな重やうな丼などと一緒にどうぞ♪
うなぎの肝の下処理ができたら作ってみよう!おすすめレシピ!②うなぎの肝煮
うなぎの肝は独特のほろ苦さと香りが美味しい食材。でも、ちょっと苦みやクセがあって苦手という方には、肝を煮込んだ料理だと美味しくいただけます。では、うなぎの肝煮のレシピです!材料はうなぎの肝50g、生姜1片、、酒大さじ3杯、醤油大さじ3杯、黒蜜大さじ3杯です。まずは鍋で、みじん切りにした生姜と黒蜜、酒、醤油を煮て、一煮立ちさせてください。一煮たちしたところに、さきほどの下ゆでしておいたうなぎの肝を入れ、煮含めるだけでうなぎの肝煮が出来上がります!おつまみにもおかずにも良いですよ♪
関連記事
うなぎの肝は栄養豊富で美味しい!
いかがでしたか?脇役に思う方が多いうなぎの肝ですが、こんなに魅力があるということはわかっていただけたでしょうか?見た目や「肝」という響きで苦手意識がある方もおるかもしれませんが、うなぎの肝は美味しく感じると病みつきになりますよ!カロリーも高くなく栄養豊富なのでみなさんもぜひ自宅で調理して食べてみてくださいね♪