お墓参りの花といえば、どんな花がいいの?
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お墓参りをする際は、お花を持っていき、お供えすることが一般的となっています。お墓参りをする際に持っていく花には、特にこれといった決まりはありません。基本的には、好きな花を選ぶということで問題ありません。自宅で育てている花をお供えしてもいいですし、故人が好きだった花をお供えしてもいいです。
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ただし、亡くなって四十九日を過ぎるまでは、白い色のお花しか飾ってはいけないという風習があることも事実です。この風習が気になる人は、白いお花を選ぶといいでしょう。よくお墓参りの花として選ばれるのは菊です。菊には邪気を祓うという効果があると考えられているほか、花が枯れにくく長持ちするためです。また、タブーとはされていないものの、毒があるものや、トゲがあるもの、香りが強いものや、支えが必要なお花は墓参りのお花には向かないとされています。
お墓参りによく使われるの花、しきびとは?
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お墓参りには「しきび」という花もよく選ばれます。しきびは、「しきみ」とも呼ばれています。もともとは「しきみ」という花が次第に訛って「しきび」と呼ばれるようになったためです。お墓参りのほか、納骨や埋葬の際にも使われるお花として知られています。
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しきびは、マツブサ科シキミ属の常緑樹であり、大きなものでは10メートルほどにもなります。しきびの葉は強い香りをしており、葉は厚みがあって、波打ったような形をしています。ただ、しきびには葉や実に猛毒があり、気を付ける必要があります。
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では、なぜ「しきび」はお墓参りによくお供えされるようになったのでしょうか。これにはまず、強い香りと毒によって動物を寄せ付けない効果があったためだとされています。昔は土葬が主流だったため、狼や野犬などにお墓を荒らされてしまうことがよくあったのです。
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また、虫よけの効果も期待することができます。「しきび」の強い香りには「サフロール」という成分が含まれており、お墓を虫で汚すことを避けることができます。そしてこの強い香りは、お清めや悪霊除けの効果もあるとされています。
しきびとサカキの違いは?
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「しきび」のほかにも「サカキ」もお墓参りにはよく使われます。では、「しきび」と「サカキ」はどう違うのでしょうか。「しきび」と「サカキ」の違いは、仏教と神道です。一般的には仏教の場合は「しきび」を使い、神道の場合は「サカキ」が使われます。また、「しきび」は仏様は亡くなった人に対するお供えものとして使われる一方、「サカキ」は神棚のお供えのほか、地鎮祭や上棟祭、新式の結婚式などにも使用されるという点でも違いがあります。
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そのほか、花のもつ意味合いも異なります。「しきび」は、線香のように仏様に対してお供えするという目的をもつお花ですが、「サカキ」は神様と人間の線を引くという意味をもっています。
そもそも仏教と神道の違いは?
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「しきび」と「サカキ」は見た目で見分けることができます。しきびの葉はさまざまな方向を向いており、柔らかいという特徴をもっています。これに対して「サカキ」は、葉がすべて同じ方向を向いており、葉はまっすぐに伸びてツヤがあります。
季節別!お墓参りのおすすめの花は?
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お墓参りにおすすめの花を季節別にご紹介します。墓参りに行く季節に合わせて花を選んでみてもいいですね。
春のおすすめの花
春におすすめの花は、アイリス、カーネーション、キンセンカ、スズラン、マリリス、キンギョソウ、スズラン、ストック、シンビジウム、フリージアなどがあります。なかでも母の日に贈られるカーネーションは、「愛情」という意味があり、おすすめです。また「キンセンカ」には「別れを悲しむ」という意味があり、亡くなった人を悔やむ気持ちがあるため、こちらも最適といえます。
夏におすすめの花
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夏におすすめのお花は、ユリ、グラジオラス、ホオズキ、ヒマワリ、マーガレット、クローバー、ホオズキなどです。ユリには「無垢」や「純潔」という意味があります。「ユリ」には多くの種類があって、ゴージャスな雰囲気を楽しむこともできます。また、「グラジオラス」には「あなたは私の心を貫いた」「華やかな恋」という意味があり、色もさまざまなので、豪華な雰囲気を楽しむことができます。
秋におすすめの花
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秋におすすめの花は、りんどう、ワレモコウ、コスモス、センニチコウなどです。「リンドウ」には「誠実」「悲しんでいるあなたを愛する」という意味があり、涼しげな青や紫の色をしています。また、「コスモス」には「愛情」「乙女の心」「優美」という意味があり、ピンクや白といった女性らしい雰囲気を感じることができます。
冬におすすめの花
冬におすすめの花には、スイートピーやサザンカ、ストック、アイリスがあります。スイートピーには「デリケートな青春の喜び」「門出」という意味があり、新春の門出に相応しい花です。
お墓参りの花の値段はどのくらい?
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お墓参りの花の値段もこれといって決まってはいません。ですので、必ず守らなければいけない値段はありません。ただ、目安としての値段をお伝えするなら500~2,000円といったところです。本数では、3本、5本、7本がいいとされていますし、お墓には多くのお花は生けられないので、それほど値段が高くなることがないでしょう。ただ、ユリの場合は、少し値段が高くなりがちです。
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お墓参りの花の供え方
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お墓参りで花を生ける際は、花立をきれいに洗い、葉の部分を水につけないようにすることがおすすめです。葉が水についてしまうと、花が腐りやすくなってしまうからです。また、花を長持ちさせるには、茎を水中に浸したまま茎を切ると、花を長持ちさせることができるとも言われています。
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また、塩素漂白剤と砂糖を花立にいれると、花のもちが良くなるともいわれています。漂白剤で水中の雑菌が繁殖するのを抑えることができ、砂糖で養分を補うことができるためです。お墓参りの際は、これらを忘れずに持っていくようにしましょう。
お墓参りの花は持って帰るべき?
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お花を長持ちする方法をお伝えしましたが、まめに墓参りができない場合は、花は片付けて持ち帰った方がいいとされています。また、お供えした花は片付けて持ち帰るように推奨している霊園も多くなっています。片付けて持ち帰ったお花は、リビングなどに飾ったりすることができます。ただし、お墓参りでお供えして片付けたお花は先祖にお供えしたものですので、それを再び仏壇などに供えることは失礼だと考えられているので、避けるようにしましょう。
お墓参りのマナーについて
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お墓参りに行った際は、まずはお墓のお掃除を始めましょう。墓の周りの枯葉などを捨て、墓石に水をかけて、雑巾などで拭きましょう。掃除が終わったら、きれいな水で墓石に打ち水をし、花立にお水をいれて、お花を供えます。お供え物も置きましょう。
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すべてが済んだら、お線香をあげて合掌をしましょう。お線香の火は口で吹き消したりはせず、手で振って消すようにしましょう。お参りが終わったらお供え物と、必要であればお花を片付けるようにします。
きれいなお花をもってお墓参りをしよう!
お墓参りにおすすめのお花や、お花の供え方、片付け方、お花の値段などをご紹介しました。お墓参りする時は、こちらの記事を参考に花を選んぶようにしてくださいね。きれいなお花をもって、墓参りをしましょう!