危ない雪道を自転車で走るときの注意点は?アイスバーンは危険?
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冬に雪が降ると何よりも厄介なのが、雪道の通勤・通学ではないでしょうか?子供たちは、雪が降れば、雪だるま作りや雪合戦、朝起き掛けの足跡ひとつない新雪にダイブしたりと楽しいことが待っていますが、大人にとっては大迷惑そのものです。まず、寒い中に、雪かきをしなければなりません。通勤・通学では雪道で滑って転倒し、ケガをすることもしばしばあります。骨折や頭部を強く塀などに打ちつけ、救急車騒ぎになるニュースも毎年のことながら起きています。
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バズプラスニュース
雪道で何度も転びまくる女子高生が危険
また、道路で勢いよく滑りこんでしまい、その結果、車に轢かれて命の危険にさらされることもあります。とくに、雪が降った晩や翌日の朝は、日中に溶けた雪が薄く固まるアイスバーン状態になります。アイスバーンには、白いタイプと黒いタイプがあり、もっとも危険なのは黒いブラックアイスバーンの場合です。白いアイスバーンは、雪があることが見て分かるのですが、ブラックアイスバーンの場合は、見た目には通常の道路と同じようにに見えてしまう危険があります。
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ブラックアイスバーンは、アスファルトの道路や標識の文字までクッキリと見えるので、まさか凍っているとは気付けない、悪い意味での透明感があります。つまり、アイスバーンとは、スケートリンク状態とまったく変わりなく、その上を走行すれば自転車でも自動車でも徒歩でも滑ってしまう悪路です。雪道は、以上のことをくれぐれも注意して、通勤・通学をしなければなりません。これから、雪道の通勤・通学を安全に行う方法について、厳選してご紹介して行きます。
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危ない雪道を自転車で安全に走行する方法①スピードは出さないで減速する
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雪が降ったときの対応として、まず雪道では自転車に乗らないということが先決です。しかし、通勤・通学のために目的地までの移動距離が遠く、どうしても徒歩では通えない場合もあります。自動車もなくタクシーを呼ぶとお金が掛かる、そんな場合は、なるべく大通りを通り、除雪車の来ない裏道は通らないことがおすすめです。そして、アイスバーンを見つけたら、自転車から降りて、自転車を押しながらゆっくり歩きましょう。危ないと判断した場所は、自転車を押して歩くことがポイントです。
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雪の薬師寺
自転車に乗る場合も、いつ隠れアイスバーンの、ブラックアイスバーンに遭遇するか分からないので、減速して通常の半分以下のスピードで自転車を走行させましょう。また、滑り止めマットが貼ってある、雪道専用スニーカーやシューズで自転車をこぎましょう。取り付けタイプの靴用スパイクもありますので、そちらを購入されるのもおすすめです。パンプスにも取り付けられますので、女性にも強い味方になるグッズです。ただし、人の足を踏むと、大怪我をさせますのでご用心を!
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滑り止めランキング第一位!雪道用滑り止め取り付けスパイク
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自動車の運転免許証取得試験じゃありませんが、いかなる時でも「100%減速せよ!」と、いうわけではありません。世の中、何が起こるかわかりませんから!熊に襲われるくらいなら、飛ばしたほうがましです。必死!
危ない雪道を自転車で安全に走行する方法②雪道でのブレーキのかけ方について
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雪道で自転車に乗るときは危ないので、ブレーキをかけるときは後輪のブレーキのみを使ってゆっくりとブレーキをかけてみましょう。前輪の方がブレーキは通常強めに利きますが、雪道で強いブレーキをかけると急ブレーキのようになり危険です。雪道で滑らないように、後輪のブレーキでやんわりと止まりましょう。
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ブレーキだけではなく、すぐに足が地面に着くように準備しておくことも必要です。もちろん、靴は雪道専用のもので自転車には乗ります。自転車は、アイスバーン以外でも、新雪の中はタイヤが埋まってしまって前には進めず、転倒する場合がほとんどです。雪が10cmくらい積もっている場合は、自転車には乗れた物ではありませんので、くれぐれも大通りで除雪されている道を通るようにしましょう。
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危ない雪道を自転車で安全に走行する方法③スノーチェーン
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雪! (2)
雪道を自転車で走行する場合に、何より必要なのがタイヤの雪道対策です。通勤・通学でどうしても自転車に乗る必要があるのなら、せめてタイヤは雪道専用のタイプのものにかえておく必要があります。
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一番オーソドックスなタイヤの雪道対策のグッズとして、スノーチェーンを取り付ける方法があります。車のタイヤでもよく雪の日に取り付けられていますが、自転車も同じです。自転車用のスノーチェーンが販売されていますので、冬になったらサイクルショップに出掛けてチェーンを購入しておくこともおすすめです。取り付けに少し時間が掛かりますが、何より安全には返られませんのでお試し下さい。また、タイヤ交換をしないで済みますので、イチ押しでおすすめの方法です。
危ない雪道を自転車で安全に走行する方法④スパイクタイヤ
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雪道を安全に走行するタイヤでおすすめなグッズに、スパイクタイヤがあります。スパイクタイヤは、タイヤに埋め込まれた鋲が、雪に刺さり滑ることなくストッパーの役割を果たしてくれるタイヤです。
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スパイクタイヤは、自転車のタイヤを全て交換しなければならないことが、少し不便です。自分でタイヤ交換をできる場合はまだ良いですが、サイクルショップにタイヤ交換をしてもらった場合、2000円ほどのタイヤ交換料がかかります。スタッドレスタイヤ自体も安くありませんので、あまりリーズナブルとはいえません。雪が薄い道では、タイヤの鋲でアスファルトを傷つけるので、それにも注意が必要になってきます。だたし、雪道の走行は、かなりスムーズに走行ができるグッズです。
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危ない雪道を自転車で安全に走行する方法⑤スタッドレスタイヤ
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雪道使用のタイヤとして、スタッドレスタイヤの存在も忘れてはなりません。スタッドレスタイヤは、車のタイヤと同じく、雪道用のグッズとして王道を行くタイヤです。スタッドレスタイヤほど、雪道に強いタイヤもありません。このタイヤを取り付ければ、雪道で滑る心配はまずないでしょう。
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スタッドレスタイヤは、やはりタイヤ交換をしなければなりません。そこが少し手間がかかりますが、機能のよさがあるので仕方ないところです。サイクルショップで、こちらのタイヤも、交換をしてもらうか自分でかえられる場合は、雪が降ったら直ぐにかえてからお出掛けをしましょう。
危ない雪道を自転車で安全に走行する方法⑥滑り止めスプレー
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通勤・通学では、タイヤの滑り止めとして、とっさの雪に降られたときなどの応急処置として、滑り止めスプレーを使用することもおすすめです。ただし、自転車用タイヤの滑り止めスプレーは、販売されていないに等しく、ホームセンターやカー用品専門店で、車のタイヤ用の滑り止めスプレーで代用をします。基本的にどちらもタイヤには変わりありませんので、車用の滑り止めスプレーでも充分に機能します。
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タイヤの滑り止めスプレーは、一時しのぎなグッズですので、吹き付けた後に雪道を走ればスプレーされた滑り止めは序々に剥がれて行きます。自転車を走らせる度に、毎回スプレーを吹き付ける必要があります。また、吹き付ける量が少なかった場合には、まったく滑り止め機能が利かない場合があるので要注意です。そのことを理解した上で、応急処置的に滑り止めスプレーを使用することがおすすめです。
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危ない雪道を自転車で安全に走行する方法⑦Bike Spikes
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GIZMODO
自転車用チェーンアタッチメント
まだ、発売をされてはいませんが、オランダの開発者により製造された自転車用チェーンアタッチメントがあります。Bike Spikesと名付けられた商品で、自転車のタイヤ交換をすることなく、タイヤの表面にスパイクアタッチメントを取り付けるだけで、雪道やアイスバーンの走行が楽に走行できる優れモノです。
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スパイクタイヤは、いちいち交換をしなければならないのは、大変に面倒なことです。タイヤ交換は、自転車の前輪ならば素人にも出来ますが、何かと部品の集中している後輪のタイヤ交換は、プロの手に任せるしかない場合がほとんどです。雪が止めば、また通常のタイヤに交換をやり直さなければならないこともさらに費用がかかり厄介なことです。その点、取り外し可能のスパイクアタッチメントなら、リーズナブルで取り外しのタイミングも自由が利きます。発売が待たれる商品で、雪国の地域にお住まいの方には朗報でしょう。
危ない雪道を自転車で安全に走行する方法⑧ファットバイク
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雪道用の自転車も、ご紹介しておきましょう。こちらは、ファットバイクと言われる、タイヤが幅広のバイクのような自転車です。雪道は、通常の自転車のタイヤでは、タイヤ面積が細く、雪に線のように入り込んでしまい、タイヤが埋もれて走行不能になる場合がほとんどです。雪国の方たちが履く、かんじきの原理で、雪には線や点では埋もれますので面で対応することが正しい雪の対処法になります。ファットバイクは、その点において、とても雪道に向いている自転車と言えます。
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関ケ原町歴史民俗資料館
わらぐつ・かんじき
ファットバイクは、タイヤの外径が20インチ以上、幅が4インチの幅広タイヤで、豪雪地帯で知られる米ミネソタ州の研究者により開発された商品です。また、ファットバイクは、タイヤの表面に大きめな凹凸があり、スパイクタイヤのような役割も果たせる自転車になっています。衝撃にも強く、パンクをしてもエアが抜けにくい構造にもなっています。ファットバイクは、雪道以外の通常運転もでき、アスファルトが敷かれていない畦道などのマウンテンサイクルとしても乗ることができます。そして、見た目は自転車というより、バイクに見えるクールなデザインです。雪国の方は、購入をご検討してみること、おすすめの自転車です。
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まとめ
雪道を自転車で走行する際の危ないポイントや、安全に走行する方法について今回は厳選してご紹介しました。関東より上の地域では豪雪地帯も多く、日本は大量の積雪量が計測される雪国を抱える国でもあります。豪雪地帯の方や、雪があまり降らない地域の方にも、今回ご紹介しました方法が少しでも雪の日のお役に立てれば幸いです。