納豆や水戸黄門、筑波山やつくばエクスプレスなど、有名なものも多い一方、都道府県の魅力度ランキングで残念ながら2018年までに6年連続の最下位を記録してしまっている茨城県。一部では陰湿・最悪なんて噂もされつつ、それでもたくさんの有名人を輩出し続ける県でもあります。そんな茨城県民はどんな人たちなのでしょうか。茨城県民の特徴やあるある、恋愛傾向などを見ていきましょう！

タレントの磯山さやかさんは、茨城県水戸市の出身です。「ぽっちゃり女子」のファッションアイコンとして、男性のみならず女性からも人気があります。いばらき大使として、積極的に茨城県のキャンペーンなどに参加しています。

アジアンビューティーな雰囲気が魅力的な女優の栗山千明さんは、茨城県土浦市出身です。『バトル・ロワイヤル』『キル・ビルVol.1』『あずみ2 Death or Love』など数々の人気映画に出演されています。

俳優の三浦春馬さんは、茨城県土浦市出身です。人気ドラマの『14才の母』『ごくせん』や、人気映画の『恋空』『君に届け』『永遠のゼロ』などに出演し、引っ張りだこの実力派若手俳優です。最近ではドラマの主題歌を担当したことでも話題になりました。

お笑いコンビのカミナリは、ツッコミの石田たくみさん、ボケの竹内まなぶさんともに、茨城県鉾田市出身です。茨城弁の掛け合いとボケのまなぶさんの頭を激しく叩く「どつきツッコミ」が特徴的です。

お笑いコンビのピースのツッコミ担当・綾部祐二さんは茨城県古河市出身です。2017年からはニューヨークに拠点を移し活動していることでも話題になりました。「いばらき宣伝隊長」として、茨城の魅力を伝える様々なPRイベントやプロモーション活用に参加しています。

お笑い芸人の渡辺直美さんは、生まれは台湾ですが、茨城県石岡市育ちです。日本の有名人のインスタのフォロワー数で第一位にランクインするなど幅広い人気を集めています。渡辺直美さんも、ピースの綾部さんと一緒に「いばらき宣伝隊長」として、茨城の魅力を伝える様々なPRイベントやプロモーション活用に参加しています。

茨城の県民性を表す時、「3ぽい」という言葉で表されることが多々あります。この「3ぽい」とは、「怒りっぽい・忘れっぽい・飽きっぽい」という3つの特徴をまとめたものです。元々は、江戸時代の水戸藩士の荒っぽい気質を表すために生まれた言葉ですが、現在でも茨城県民にはその反骨精神が残っていて、「3ぽい」は今の茨城県民を表す言葉として知られています。

茨城県独特の訛りや「〜べ」「〜っぺ」といった言い回しも他県民にとっては少し近づきにくい印象を与えているのかもしれませんね。

茨城県の中でも特に北部は見栄っ張りであると言われています。見栄っ張りがゆえに、成金趣味に走ってしまうことも。茨城県北部は特につくば市などと比べると田舎なので、家柄や年功序列を気にする風習が残っていて、見栄っ張りな県民性に繋がっているのかもしれませんね。

良くも悪くも茨城県民は小さいことにこだわりません。お金もどんぶり勘定なところがあり、お金に糸目をつけません。小さいことにこだわらないということで、おおらかな性格ですが、悪く現れてしまうと、いい加減・大雑把といったネガティブな面にもなりかねません。

茨城の人は、男性も女性も気が強いという特徴があります。江戸時代の水戸藩士の特徴である荒っぽい性格から影響を受けているのか、はたまた訛りが強く他県民からは強めに聞こえる方言に引っ張られて余計に気が強く見えるのか、心優しい面があっても特に女性は必要以上に気が強いと勘違いされやすい部分もあります。

茨城県民は口下手な部分があります。そのために、元々の訛りの荒っぽさも相まって、ぶっきらぼうになってしまい、「3ぽい」の怒りっぽいという特徴や気が強いなんていう印象にも繋がってしまっているのかもしれません。

茨城県民はとてもまっすぐな性格をしていて、顔色をうかがったりゴマスリをしたり、コミュニケーションをとる上で計算をすることが苦手です。他人から誤解を受けやすい部分もありますが、親しくなるととてもわかりやすい特徴だとも言えますね。

怒りっぽい・見栄っ張り・気が強いなどややネガティブなイメージの言葉が続きましたが、表面上恐い印象を抱かれやすい茨城県民も、じっくり話をしてみると正義感が強く情に熱い性格をしています。一度親しくなるととても心強い存在になるので、言葉や第一印象に惑わされず、まずはしっかりコミュニケーションをとってみるようにすると、茨城県民の素敵な部分がたくさん見れるようになりますよ。

茨城県民はとても粘り強い性格をしています。例えば茨城県は、都道府県の魅力度ランキングで残念ながら2018年までに6年連続の最下位を記録してしまっています。それでもなお茨城県のアピールのために、お笑い芸人のピースの綾部祐二さんや渡辺直美さんを起用したPR活動を積極的に続けています。

また、茨城県の非公認マスコットキャラクターである「ねばーるくん」も、粘り強く努力家な性格という特徴を持っています。

数ある缶コーヒーの中でもひときわ甘いのがMAXコーヒー。今は全国の自販機などでも気軽に買うことができるMAXコーヒーですが、実は元々は茨城県と千葉県のみで販売されていました。そのため、MAXコーヒーの別名は「チバラキコーヒー」と呼ばれています。そんな県民大好きなMAXコーヒーですが、特にやんちゃな茨城ヤンキーは必ずMAXコーヒーを飲んでるなんて茨城あるあるもあるようですよ。

茨城は「いばらき」と発音することを知っていましたか？感じのせいなのか、県民の訛りのせいなのか、いばら“き”県はいばら“ぎ”県と誤解されがち。いちいち訂正するのも面倒なので、そのままスルーする茨城県民も多いようです。

茨城県の観光スポットしても有名な筑波山ですが、茨城県民にとっては小学校の遠足先という認識なんだそう。そこそこ険しい道もある山ですが、茨城県民ならではの粘り強さでしっかり登山するようですよ。

茨城県の中でも特に知名度の高いつくば市。駅ビルがあり筑波大学をはじめとする様々な研究機関も置かれているつくば市は、つくばエクスプレスで東京の秋葉原までも1時間足らずで行くことができます。そんなとても便利なつくばは、他の市に住んでいる茨城県民にとっては、かなりの都会で、憧れの存在なんだそうです。

口下手という特徴を持っている茨城県民は、恋愛においては、感情をストレートに表現してくれます。元々情に厚く顔色をうかがったりゴマスリをすることが苦手な茨城県民なので、遠回しな表現などはなく、好きなら好きとストレートに表現してくれます。ただ逆に怒った時などにもストレートに感情を伝えてくれるので、他県民にとっては最初は忍耐が必要になるかもしれません。

茨城県民は、とても一途です。実際に「一途な人が多い県」というランキングでも第2位にランクインしたこともあります。一見ぶっきらぼうで恐い印象に見えやすいのですが、内面はとても情に厚く正義感も強いので、一度恋愛関係になったら一途に愛し続けてくれます。

ただ一方、その一途さをお付き合いする相手にも求めている人が多いという傾向もあります。茨城県民の“恋人の条件”として、「浮気や不倫をしない人」ということを挙げる人が多いので、自由に生きたい人とは相性が悪いです。

茨城の人は、男性も女性も男らしいと表されることが多く、恋愛面においてもとても頼れる存在となります。ただ、茨城の女性の“男らしさ”は、「夫をたてるしっかりとした妻」という頼もしさで発揮されるので、結婚相手に主夫を求めるということではありません。結婚をすると一家をしっかり守ってくれる信頼おける妻・母になってくれます。

最後に、「茨城県民は最悪で陰湿」と一部で噂されてしまうことについてご紹介します。これまで茨城の県民性をご紹介してきた通り、茨城の人たちは口下手で人の顔色をうかがうのが苦手、見栄っ張りで小さいことにこだわらないという特徴を持っています。内面はとても真面目で情に厚く、正義感が強いのですが、訛りの強い方言もあってか、どうしても悪いところが強調されやすい面があり、陰湿・最悪と言った印象を抱かれやすい点があります。

とは言え、茨城県民も本当はとても温かく優しい人ばかりです。言葉の強さやぶっきらぼうに見えがちな第一印象で判断せず、じっくり仲を深めていくことで、陰湿・最悪と言った印象ではなく茨城県や茨城県民の本当の魅力に気付けるはずです。

いかがでしたか？茨城の県民性やあるある、気になる恋愛傾向についてご紹介しました。茨城の人たちは、顔色を伺うのが苦手な面などで陰湿などと誤解されやすいこともありますが、じっくり仲を深めていけば、情に厚くとても心強い存在になってくれます。ぜひ茨城を訪れた際には地元の人とコミュニケーションをして茨城の魅力をたくさん発見してくださいね。