ブリーチとは、週刊少年ジャンプで2001年から2016年まで週刊少年ジャンプにて連載されていた久保帯人の人気作品です。単行本の巻数は74巻になり話数は全686話でした。連載は週刊少年ジャンプにて連載されましたが、赤マルジャンプにて読み切り版が掲載されていました。
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ブリーチのストーリー内容は、悪霊・虚から家族を守るために死神になってしまった主人公である黒崎一護とその仲間たちの活躍を描いた内容となっています。タイトルの由来は『死神をイメージする黒の反対である白を連想させる言葉を選ぶことで、黒をより引き立たせる』という理由があると言われています。
ブリーチはアニメ化もされていて、2004年から2012年まで全366話放送されました。アニメの方がやや駆け足気味で制作されていたため、原作の単行本を追い越すことになりました。その為、アニメオリジナルストーリーであるバウント編は約1年にも及ぶ長期ストーリーとして制作されました。劇場版は2006年から2010年の間で4作公開されています。
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ブリーチは2005年から2016年までロックミュージック化もされていて通称:ブリミュと言われています。内容は原作に比べてコメディタッチであり、原作にはない描写もあります。日時や地方によってダンスや歌のパフォーマンスが日替わりになるという変わった演出方法のミュージカルでもあります。
ブリーチに登場する雛森桃は護廷十三隊のうちの五番隊に所属するキャラクターです。身長151センチの体重は39キロです。誕生日は1851年6月3日生まれで好きな食べ物は名前と同じ桃です。斬魄刀は七支刀のような形状をした飛梅で刀身から火の玉を放つ鬼道系の斬魄刀です。
また、雛森は鬼道の達人で鬼道を合わせた独自の攻撃をします。明るい性格で可憐な容姿から他隊隊士から人気も高く、四番隊の生け花教室に通うなど女の子らしい一面が伺えます。また、時期によっては髪型の違うといった特徴があります。
ブリーチで雛森桃の声を演じるのは声優・佐久間紅美さんです。佐久間さんは1976年生まれ千葉県出身の声優です。勝田声優学院、日本ナレーション演技研究所を経て1997年に『アニメがんばれゴエモン』で声優デビューを果たします。
雛森の人間関係で吉良イヅルや阿散井恋次とは霊術院時代の同期になります。吉良イヅルは三番隊の副隊長を務め、阿散井恋次は六番隊の副隊長を務めています。同期である3人はそれぞれ属する部隊で副隊長を務めているほどの優秀さは伺えます。
日番谷冬獅郎は雛森の幼馴染になります。史上最年少にして十番隊の隊長に就任し神童と呼ばれています。雛森からは隊長になった今でも『くん』付けで呼ばれています。ファンからの人気が高く、人気投票4回目で首位の座に着きました。バトルシーンでは不遇な面が多いですが、攻撃力や破壊力に関しては隊長の中でも屈指のレベルを持っています。
雛森桃が初登場したのはアニメ24話『集結!護廷十三隊』です。十三隊の副隊長や隊長たちが登場します。ここで、副隊長は忙しくしている身のため、なかなか全員で集まることが難しいという事が分かります。
瀞霊廷に突入する方法を知る人物である『志波空鶴』は、流魂街一を名乗る花火師でした。更にはイノシシに乗って現れたガンジュは空鶴の弟でした。驚いている一護達の前で突入方法を説明する空鶴ですが、それは一護達を霊力で固めた砲弾であり志波家が誇る火筒で打ち上げ、空から瀞霊廷に突っ込むという方法でした。無理やり霊力の砲弾を作る訓練をさせられる一護達ですが…。
雛森桃の登場回であるアニメ35話『藍染暗殺!忍び寄る闇』では雛森が所属する五番隊の隊長である藍染が無残な姿で登場するシーンから始まります。その後、三番隊の副隊長である吉良と刃を交えることになりますが、幼馴染の日番谷に止められます。このエピソードでは雛森の戦闘シーンが見れるエピソードでした。
無残な姿で発見された藍染と驚愕する副隊長の雛森桃の姿がありました。その時、ニヤついた笑みを浮かべた三番隊隊長の市丸姿を現します。十番隊隊長の日番谷に『三番隊には気をつけろ』と言われていた雛森は、市丸の姿を見てすぐさま襲い掛かります。そこへ三番隊副隊長の吉良が応戦し副隊長同士の対戦が始まってしまいます。
雛森桃の登場回であるアニメ47話『仇討つ者たち』では、雛森が死んだ藍染隊長が書いた手紙を手に入れます。そこには真相が書いてあり、雛森は真に受け仇討ちに向かいます。藍染隊長のことをとても信頼していた様子がこのエピソードでは伺えます。
雛森や同期の恋次、吉良が相次いで牢から脱走します。脱走の知らせを聞いた日番谷は雛森が藍染の敵を討つために市丸を倒しに向かうと直感し雛森が返り討ちにされることを恐れ、市丸を見るける為に隊舎を飛び出して行きます。一方、一護は斬月との修行を続行していて驚くべきスピードで成長する一護に感心する夜一ですが、まだ卍解への道は遠い一護でした。
雛森桃の登場回である60話『絶望の真実、振り下ろされた凶刃』では、雛森が罠にはめられていたことが分かります。藍染隊長が生きていたと知り、再会し喜んでいた雛森ですが藍染に倒されてしまいます。このエピソードでは、雛森が罠にはめられていた事や藍染の本性が明かされます。
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中央四十六室はソウルソサエティの最高司法機関ですが、その四十六室の地下議事堂にへ踏み込んだ日番谷と乱菊が見たのは、皆殺しにされた四十六室の惨状でした。更に全滅してからかなりの日数が経過していたことにより今まで四十六室から発せられていた命令は、すべてニセ物だと判明します。その後、人気の無くなった議事堂に新たな人影が現れますが…。
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雛森桃の登場回である326話『2人の雛森、日番谷の覚悟』は物語のクライマックスに向かっているエピソードでもあります。このエピソードでは、日番谷は藍染との戦いの中、自分の刃で傷つき十二番隊隊舎で治療中の雛森と出会いますが、2人の雛森と戦うことになります。雛森ファンは必見のエピソードでもあります。
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隊長たちの苦戦を知った一護は、コンや雨竜の後押しもありついにソウルソサエティへと乗り込みます。ですが、辿り着いたその場所には影狼佐が待ち構えていました。その頃、ソウルソサエティでは傷を負った剣八と霊骸の砕蜂、更に霊骸の日番谷と一戦を交えたばかりの白哉と霊骸の白哉など、再び各所で戦いがはじまっていたのです。
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いかがでしょうか?ここまで、ブリーチの雛森桃について紹介していきました。あまり活躍が描かれない雛森ですが、雛森が好きなファンも多いです。女の子らしく明るい性格である事から誰かに利用されてしまうのがしばしばですが、そんなところが人気を呼ぶのかもしれませんね!