キン肉マンというとタラコ唇が印象的な顔をしていますね。
ブサイクだと言われる反面、親しみやすい顔つきであることも確かです。
しかし、実はキン肉マンはイケメンだという話があり、ネットには画像も出回っています。
キン肉マンの顔にまつわる話題や素顔の画像などについてまとめてみました。
キン肉マンは本名キン肉スグル。
ただし、スグルと呼ぶのは肉親などごく親しい人間だけで、基本的にキン肉マンと呼ばれています。ミートもスグルではなく王子と読んでいます。
キン肉星の王子ですが、幼い頃にブタと間違えられて捨てられてしまいます。
その後は地球で苦労しながら成長してきた結構な苦労人です。
最初はヒーローとしても相手にされないほど、評判が低かったのですが最終的に正義超人のリーダーと認められ、キン肉星の大王を襲名しています。
キン肉マンと言えばタラコ唇が印象的で、豚顔の超人とも言われます。(豚と間違えられて捨てられるくらいですから相当ですね。)
またキン肉マンは人気投票等でいまいち振るわず、不人気主人公と言われることもあります。
実際、そこまで人気がないとは思いませんし、豚顔のせいで人気がないわけではないでしょう。
そもそも、キン肉マンが不細工な超人と言われるのは明らかに間違っています。
キン肉マンはマスクをかぶっているので、あの顔は素顔では無いからです。
そもそも、キン肉族はみんな似たような顔をしていますが、あれはそういうマスクをかぶっているという設定です。
最も最初の頃は色々なマスクがあって、その中から父親の真弓が豚顔のマスクを選んだことになっています。
そのせいで豚と間違えられて捨てられたと考えると、キン肉マンらしいギャグ展開ですね。
先祖のシルバーマンやゴールドマンは素顔という決定ですが、キン肉族がつけているのはマスクで本当の顔は地球人とあまり変わらないようです。
度々、キン肉マンのマスクが剥がされそうになったり、物語の中で重要な要素になってきます。
スグルにとっては捨てられる原因になったマスクですが、実はかなりの高性能で額にある肉の文字はエネルギー残量を表しています。
顎にある赤いラインは戦闘時に鼻や口元を保護するフェイスガードになっていて、装着時は見違えるほど見違えるほど格好良くなります。
また、耳には防音機能も付いています。
キン肉マンは作中で何度もマスクを剥がされそうになったり、自分でマスクを脱ごうとするシーンもあります。
ただ、原作で素顔が明らかになった事はありません。
もし、素顔を人に見られたら大変なことになるからです。
実はキン肉族はマスクをつけているだけではなく、素顔を人に見られたら自害しなければならないと言う掟があります。
更にマスクを無くして見つけることができなかった場合も自害しなければなりません。
パンツの下には自害のための短剣を隠しているという設定まであるくらいで、とても厳しい掟と言えます。
そのため、キン肉マンでは度々マスクを剥がされそうになったり、マスクを剥がされることを恐れて試合放棄しようとすることもあります。
キン肉マンがマスクを剥がされそうになった回の少年ジャンプに、キン肉マンのマスク狩りポスターが付録としてついてきたこともあります。
また、王位争奪戦編では負けた偽王子のマスクを剥がして、血染めの儀式が行われました。
素顔が明らかになっていないキン肉マンですが、実はイケメンと言う設定をご存知でしょうか?
原作ではっきりと素顔が明らかになった事はありません。
しかし、マスクが脱げそうになると不思議な光が放たれることから、後光が差すほどのイケメンと言われることもあります。
実際はキン肉マンの素顔から放たれる光は、キン肉王族のみが放つフェイスフラッシュと言われる現象です。
イケメンだから出る光と言うわけではありません。
フェイスフラッシュは不思議な力を持ち、劇中でも数々の奇跡を起こしています。
フェイスフラッシュが放たれた場面についてご紹介します。
王位継承を目前にして、五人の王子が現れ自暴自棄になるキン肉マン。
マスクを脱ごうとすると、まばゆい光が放たれなんとドブ川がみるみるきれいになっていくと言う奇跡を起こします。
これを見たミートはこの力こそ神の継承者の証だと言ってキン肉マンを励まします。
更に試合中に危機に陥ったテリーマンを助けようとしてフェイスフラッシュで巨大なシーソーを曲げて見せたり、マスクが脱げそうになっても出た光が、反射してキン肉マン自身の肉体を強靭にするという展開もありました。
更に事故でキン肉マンの婚約者ビビンバの顔が腫れ上がって、崩れてしまいます。
スグルはフェイスフラッシュが浴びせるとビビンバの顔はどんどん回復し元に戻りました。
極め付けは王位争奪戦が終わった時です。
空の花に向かってフェイスフラッシュを放つと、なんと花が死んだ超人たちに変化していきます。
死んでいった仲間たちを次々に復活させるキン肉マン。
更に生き絶えた敵のスーパーフェニックスまで復活させてしまいます。
流石にフェイスフラッシュは何でもありなためか、これ以降のシリーズで使われる事はほとんどありませんでした。
キン肉マンは王位争奪戦編では何度も自分からマスクをずらして、素顔が見えそうになっています。
この時、完全に顔が見える事はありませんが、結構顔が分かりそうな描かれ方をされています。
この時の顔を見てキン肉マンはイケメンと言われるわけです。
結局、王位争奪戦編でも素顔が明らかになる事はありませんでした。
しかし、この王位争奪戦ではキン肉マンソルジャーやキン肉マンスーパーフェニックスなど、フェイスフラッシュを使う超人が他にもいます。
キン肉マンソルジャーはスグルの兄のアタルが正体です。
当然王族ですから、フェイスフラッシュが使えてもおかしくありません。素顔もイケメンらしいアタルですがマスクもかっこいいですね、
キン肉マンスーパーフェニックスは王族ではありませんが、筋肉の滝の水を浴びたためにフェイスフラッシュが使えるようになりました。
フェニックスも素顔はイケメンらしいです。
スグルの大伯父にネメシスも描写はありませんが、フェイスフラッシュが使えると思われます。
キン肉族以外が筋肉の滝を浴びても、フェイスフラッシュが使えるのかどうか気になるところです。
キン肉マンのマスクが狙われて素顔が明らかになりそうになるシーンで有名なのはウォーズマン戦でしょう。
試合に出たくないキン肉マンは試合前にミートのマスクをつけてミートのふりまでしますが、当然ごまかせるはずがありません。
ウォーズマンとの試合で、実はキン肉マンは何回もマスクを脱がされています。
しかし、ウォーズマンにマスクを脱がされても素顔がバレないようにマスクを何枚もかぶる金太郎アメ作戦で対抗するキン肉マン。
マスクを剥がされても平気だとアピールしますが、最後の一枚になってしまいます。
夢の超人タッグ編では超人のマスクを狙うヘルミッショネルズが敵です。
当然キン肉マンのマスクも狙われます。
キン肉マンは最後まで素顔にはなりませんが、ネプチューンにロビンマスク、ウォーズマン、モンゴルマンはマスクを奪われています。
キン肉マンもマスクをりんごの皮を剥くように、マスクを剥いでいくマスクジエンドをかけられて、あわやという場面が存在します。
この技が登場したときのジャンプにはキン肉マンマスク狩りポスターが付属しました。
ポスターの裏面には読者応募超人の発表が掲載されていました。
裏面の読者応募超人の中にはマンモスマンがいて、ほぼ原作に登場する姿で描かれています。
キン肉マンがマスク・ジ・エンドを受けた回のキン肉マンマスク狩りポスターは、キン肉マンの素顔が明らかになるとされていました。
そのため、全国の書店のジャンプが午前中で売り切れたと言われています。
実際に試合でマスクが剥がされそうな展開でしたし、下手をしたら最終回になりかねません。
しかし、実際に公開されたポスターは影になっていて素顔は見えないというものでした。
裏切られたと感じてジャンプを買う気もなくなってしまった人もいたそうですが、キン肉マンの素顔を描けなかったのは仕方ないと思います。
その後も、新しい素顔の出たポスターが「肉薄」という本に載ったそうですが、こちらも光で顔が見えません。
マスクを取ったスグルのキン消しもありましたがやはり顔が見えません。
キン肉族には、素顔を人に見せてはいけない厳しい掟があるわけですが、マスクをつけている超人がマスクを取られると結構悲惨な展開になることが多いです。
マスクの下の顔がグロテスクだったり、マスク無しでは植物人間になってしまう展開もあります。
マスクを剥がされる事はキン肉マンでなくとも大変なことなのです。
その分、マスク狩りの恐ろしさが増していると言えるでしょう。
以外に思うかもしれませんがウォーズマンもマスクをつけた超人の1人で素顔があります。
ウォーズマンはマスクがウォーズマンスマイルで不気味な笑顔に変化したりするので、顔でも良い気がしますが間違いなくマスクです。
キン肉マンのマスクの方が表情豊かですが。
ウォーズマンの顔は機械ですが、顔の皮を剥がされたような結構グロテスクなものになっています。
これでは素顔を隠したがるのも当然かなと思いますね。
しかし、素顔が明らかになる以前は、マスクをとってヒゲを剃っているシーンもあるので、普通の顔にする案もあったのかもしれません。
どんな顔にするつもりだったのか気になります。
キン肉マンの難度も救ったモンゴルマン。
マスクの下はラーメンマンなわけですが、実はこのモンゴルマンのマスクは再起不能になったラーメンマンが動くためにつけているマスクです。
ウォーズマンとの戦いで植物人間になったラーメンマンですが、終点山という場所に発生している特殊なガスを吸うことで、普通に動けるようになりました。
苦戦しているキン肉マンたちを助けに行こうとするラーメンマンですが、山を下りたら植物人間に戻ってしまいます。
何とかガスの発生源の霊命木から作られたマスクを被ることで、山を下りても活動できるようになります。
これがモンゴルマンのマスクです。
夢の超人タッグ編で、ヘルミッショネルズにマスクを狩られ、植物人間に戻ってしまうラーメンマン。
その後、傷の部分を覆う霊命木のヘッドギアが作られ、ラーメンマンとして復活しました。
ロビンマスクもヘルミッショネルズにマスクを奪われていますが、顔が血まみれになっていて素顔が見えませんでした。
その後も間に合わせのマスクで顔を隠していましたが、キン肉マンと戦った時には顔を見られています。
原作でははっきり顔は分からなかったロビンマスクですが、アニメでは素顔が描かれています。
元々はロビンマスクは素顔を見られてもペナルティー等はありませんでした。
しかし、その後は素顔を見られると勘当されると言う設定になったようです。
数々の超人のマスクを狩ってきたヘルミッショネルズですが、最終的に二人とも素顔が明らかになります。
ネプチューンマンは自身が明かしていたように喧嘩マンですが、相棒はマイルドマンからビッグ・ザ・武道になり、最終的にネプチューンキングになります。
実はヘルミッショネルズのリーダーだったネプチューンキングですが、最後は自分がマスクを剥がされて、敗北することになります。
その顔はまるでゾンビのようでした。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51nyPpKfZJL._SX316_BO1,204,203,200_.jpg
キン肉マン-第36巻-ジャンプ・コミックス-ゆでたまご
価格
公式と言っていいのかどうかは微妙ですが、実はキン肉マンの素顔が描かれたことがあります。
コミックス36巻の表紙で、キン肉マンの素顔が半分見えているイラストが描かれています。
その画像をご紹介しましょう。
確かにイケメンに見えます。
「死ぬまでに知りたい10の事」というテレビ番組の企画で、36巻のイラストを元に法廷画家の方が素顔のイラストを描きました。
更にこの絵に作者のゆで卵先生が修正を加えることで、キン肉マンの素顔と思われるイラストが公開されました。
このイラストが描かれる以前から、キン肉マンの素顔がある程度想像できるイラストがありましたが、かなりのイケメンなのは間違いないようです。
キン肉マンの素顔は意外なことにイケメンでしたが、キン肉マン以外にも有名な作品で素顔を隠しているイケメンの主人公がいます。
それはよく猿顔と言われるルパン三世です。
アニメではサル顔が素顔で間違いないですが、漫画では変装なのです。
ルパンは、漫画では素顔を隠していてわ本当の顔を知る人間はほとんどおらず、仲間はルパンが顔を隠していることも知らないようです。
銭形警部はこの事実を掴んでいて、ルパンの素顔は美男子だと言っています。
素顔を隠しているのとは違いますが、コブラも元々はイケメンなのを整形して現在の顔になっています。
キン肉マンの素顔の話題についてご紹介してきましたが、実はキン肉マンはもともとマスクをかぶっていたと言う設定ではありません。
連載開始当初は豚顔がキン肉マンの素顔だったようです。
キン肉マンの作者のゆでたまご先生が、新日本プロレスの道場に取材に行った時のことでした。
プロレスラーの山本小鉄さんにキン肉マンのことを「あれはマスクマンでしょ」と言われたんだそうです。
この時のやりとりでキン肉マンはマスクマンに変更になりました。
マスクマンになったことで、キン肉マンの人気は更に上がったのだそうです。
実は途中からマスクマンに変更になったようですが、そのおかげでその後の話が広がっていったのだと思うと面白いですね。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51wsh0ySThL._SX308_BO1,204,203,200_.jpg
テレビ番組で素顔のイラストが描かれたキン肉マン。
原作者が手直ししているため公式も同然だと思うのですが、ゆでたまご先生はスグルがイケメンだとは認めてもキン肉マンの顔は永遠の謎だとしています。
あくまで番組の企画の中で描かれた想像のイラストという扱いで、公式にスグルの素顔だというわけではなさそうです。
キン肉マンの素顔の画像やマスクにまつわるエピソードなどをご紹介しました。
マスク狩りポスターの話は当時のキン肉マンの人気の凄さが分かります。
キン肉マンの素顔がイケメンというのは意外ですが、マスクも愛嬌があっていいと思います。
長く愛されているからこれだけのエピソードがあるのでしょう。
まだまだ続くキン肉マンの今後の展開に期待しましょう。