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君の名は。

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【君の名は】日記アプリ!その内容は?日記が消えた理由・謎に迫る!

2021.07.12

『君の名は』は新海誠監督のアニメーション作品で、興行収入250億円以上に達した大ヒット作ですが、日記が消えた理由など難解な所もあるため、疑問を抱く方も多いようです。よくよく読み解いていくと非常にシンプルなので、ここでは『君の名は』の日記について考察します。

  1. 『君の名は』とはどんな作品?
  2. 『君の名は』の見所
  3. 【君の名は】瀧と三葉の日記について
  4. 【君の名は】瀧と三葉はなぜ連絡し合わなかったのか
  5. 【君の名は】時空を超えていることに気づかなった理由
  6. 【君の名は】日記が消えた理由は?
  7. 【君の名は】もっと日記に内容を残せなかったのか?
  8. 【君の名は】日記のことは頭で考えても無駄
  9. 【君の名は】瀧と三葉が使っていた日記アプリが登場
  10. 【君の名は】日記が消えた理由などまとめ

「新海誠」監督の興行収入250億円突破の大ヒットアニメーション

『君の名は』「新海誠(しんかいまこと)」監督のアニメーションで、2016年に公開され興行収入250億円を超える大ヒットを記録しました。

主人公の声優に俳優の「神木隆之介(かみきりゅうのすけ)」さんを起用

アニメファンはもちろんのこと、普段アニメを観ない一般層まで虜にした本作は、主人公の声優に俳優の「神木隆之介(かみきりゅうのすけ)」さんを起用する等、話題となりました。

映像(特に背景)が非常に綺麗

「新海誠」監督の作品に共通して言えることですが、背景が非常に綺麗で引き込まれる所にあります。
「新海誠」監督の作品は、近年は現実にある風景を絵にしていることが多いですが、どれも現実よりも遥かに美しく美麗なグラフィックに仕上げていますね
20年後はわかりませんが、恐らく今から10年後に出回るアニメの映像と比較しても、『君の名は』のグラフィックはトップクラスに秀逸だと思います。

主人公とヒロインの精神が入れ替わる

本作には主人公が二人いますが、男の主人公「立花瀧(たちばなたき)」と女の主人公「宮水三葉(みやみずみつは)」は、精神が周期的に入れ替わる所が本作の見所の最大のポイントの一つです。
東京に住んでいる瀧と岐阜県に住んでいる三葉は、互いに一度も会ったことが無い相手にも関わらず、何故か不定期に精神が入れ替わり、慣れない異性の身体と環境を前に、お互いがお互いの生活をメチャクチャにしてしまうという所が前半の見所ですね。
そして、それ以上お互いの生活をメチャクチャにしないために、瀧と三葉はルールをつくり、スマホに精神が入れ替わってしまった時の記録を保存して、お互いに何があったのか報告することを義務づけました。

架空の彗星「ティアマト彗星」が美しい

『君の名は』の映像の中で、恐らく「新海誠」監督が最もこだわった描写は、作中で特に重要なキーとなる「ティアマト彗星」の描写でしょう。
「新海誠」監督は、基本的には現実の世界を美しく描写することにこだわるクリエイターですが、時に幻想的でロマンチックな描写にこだわる時もあり、本作においては「ティアマト彗星」がまさにそれに当たる描写でした。
「ティアマト彗星」や作中の舞台の一つである「糸守町(いともりちょう)」は架空の創作物ですが、「新海誠」監督は現実と非現実を上手く重ね合わせることが非常に上手い作家ですね。

挿入歌の全てを「RADWIMPS」が担当

「新海誠」監督の作品は、有名なJ-POPアーティストを起用することが多いですが、本作も挿入歌の全てを「RADWIMPS(らっどうぃんぷす)が担当するなど、その美学を徹底させています。
「RADWIMPS」の曲は、『君の名は』の世界観にぴったりハマっていて、物語を盛り上げるのに大きく貢献しました。
『君の名は』の大ヒットの背景には、「RADWIMPS」の音楽の力もあったのではないかと言われる程で、非常にマッチングしたコラボレーションでしたね。

後半で物語が急展開する

『君の名は』の最大の見所は、やはり後半の急展開にあります。前半まで微妙な伏線が散りばめられていた『君の名は』ですが、後半で一気に伏線が回収されると共に、壮大な盛り上がりをみせ、美麗なグラフィックと共に視聴者の感情を揺さぶった所が魅力です。

瀧と三葉が日記をつけた理由

出会ったことが無い瀧と三葉は、二人の精神が入れ替わっていることに気づきましたが、三葉は東京、瀧は糸守の生活に慣れず、性別も違えば性格も全然違ったため苦労の連続でした。
そのため、互いに日記アプリを使って精神が入れ替わった時のことを記録し、その日なにがあったのか記録することでお互いに状況を伝え合っていたのですね。

単純に時空が違うから連絡できない

瀧が三葉に電話をしようとしたしたシーンは、アニメの作中では一度だけですが、それ以前に三葉に電話やメールで連絡したような描写はありませんでした。
これは、何故でしょうか?
答えは単純で、瀧と三葉が精神が入れ替わった時は互いに時空を超えていて、三葉は未来の瀧の身体に、瀧は過去の三葉の身体に転移していたためです。
そのため、時間軸が違うため互いに連絡を取り合うことが出来ず、日記に記録を残すしかなかったのですね。

おそらく精神が入れ替わったという事実に比べれば些細なことだったから

三葉は未来へ、瀧は過去へ、時空間転移したわけですが、なぜ二人とも時間を超えたことには気づかなったのか? という疑問が残りますね。
それはおそらく、時間を超えた事実は空間を超えた事実よりもインパクトが小さかったためだと思います。
瀧も三葉も、精神が入れ替わった時の記憶は、覚醒と共に徐々に薄らいでいきます。
日記を残した理由のもう一つは、別の誰かに精神が入れ替わった時の記憶を保持するためという意味もありましたが、この時、瀧も三葉も時間を超えた事実は空間を超えた事実よりもインパクトが小さかったため、記憶が保持できなかったのだと思います。
これが、もし片方が戦国時代や原始時代にでも時空間転移したとすれば、時間を超えたインパクトも大きかったかもしれませんが、せいぜい3年程の時空間移動だっため、文明的にもそれほど大きな違いがなく、時間のズレは記憶する程のことでもなかったのでしょう。

日記が消えた理由は瀧が三葉の死を確信したため日記が消えた

日記が消えた理由は単純で、瀧がティアマト彗星が糸守に落下したという事実を認識しため、三葉の死を確信し日記が消えたように見えたからです。
日記が消えた理由は、瀧が三葉の死を確認してしまったため、日記アプリの内容が瀧の認識の世界からはじかれてしまったことが日記が消えた理由です。
もしくは、瀧のいた世界では三葉の精神が過去から未来へと瀧の身体に時空転移してきたという何らかの不思議パワーが働いていたとはいえ、それでも三葉自体が存在していたわけではなかったため、日記の内容そのものも始めから無かったのかもしれません。
日記の内容や日記が消えた理由を考察しだすと以上のような説明しにくい話になりますが、ちょっと量子力学的な要素が入っているため、日記が消えた理由や内容の考察をしだすと複雑になりますね。

そもそもよほど重視していることじゃないと日記の内容に残らなかったのかも

瀧と三葉のいる時空の違いもそうですが、もっと色々なことを互いに情報共有できたようにも思いますよね?
しかし、瀧と三葉は精神が入れ替わるという量子力学的体験のため、お互いによほど気にしていること以外はアプリに記録していたとしても認識できなくなっていたのかもしれません。
瀧は奥寺先輩のこと、三葉は周囲との人間関係のことを気にしていたので、その部分は強い関心で日記アプリに残りましたが、他の部分は認識できなかった、もしくは元の次元に戻った時に無かったことになっていたのかもしれません。

日記が消えた理由や内容に関しては柔軟に捉えよう

日記が消えた理由や内容に関しては、足りない知識で頭でっかちに考えてもわかることではありませんね。
そもそも、新海誠監督ですら、どの程度深く考えていたのかわからない所です。
量子力学的な時空間転移については、科学的にも最近わかってきた段階なので、完全な答えとなると現段階では予測できませんね。

「My Diary」という日記アプリが登場

瀧と三葉が使っていた「My Diary」という日記アプリが登場し話題となっています。
内容は瀧と三葉が使っていたものと似たようなもので、見た感じかなり扱いやすそうな日記アプリで注目ですね。
しかし、Android専用の日記アプリのようで、iPhoneでは使用できないアプリのようです。
作中では瀧はゴールドのiPhoneを使っていたので、なぜだと思う所ですが、それでもファンには嬉しいアプリかもしれませんね。

ご都合主義で楽しく捉えよう!

日記のことは深く突き詰めてもわからないので、ファンタジーとして楽しんでみることが大事ですね。
しかし、説明すると大体、上のような理由が出てくるので、参考にしてみてください。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://pbs.twimg.com/media/DLHVbVBV4AAMlHr.jpg