スーツの袖丈ってどこ？
袖丈は一般的に、肩から袖口までの長さの事を指します。しかし、スーツの場合は肩先と言われる縫い目から袖口までの部分が袖丈と言われる部分になります。
スーツの袖丈からワイシャツが見えれば◎
引用: http://blog.uktsc.com/data/original/0/63/ee588eca34f78a4217bf436197139169448e2b60.jpg?1453597880
スーツというものは趣味ではもちろん様々な場面で着こなし方を変えることが出来ます。袖を短めにして七分袖にして着こなすのもファッションとしてお洒落の1つですし、通常より少し長めにして着こなすのも一つでしょう。そして、短めや長めにすることによって印象も変わってきます。ただそれがビジネススーツになってくると少し変わってきますし、袖丈の長さのバランスで与える印象も変わってくるのです。ではワイシャツがどの位上着から出ていればバランスのいい長さと言えるのでしょうか？その最もベストな長さと言われてるのが1㎝～1.5㎝です。このワイシャツの袖口の長さは第三者から見てもスーツ全体で比較してもバランスの取れた長さと言え、着用している本人も出ているワイシャツは長すぎず短すぎない邪魔ではない丁度良い長さとなっているのです。
スーツからワイシャツの袖が見えなくなると起こること
スーツの袖口からワイシャツが見えるのがビジネスマンとして最もバランスの取れた着こなし方ならば、ワイシャツが見えない着こなし方をするとどうなるのでしょうか。ワイシャツの袖口がスーツのジャケットの袖口に隠れて見えなくなるとジャケットの袖が直接肌に触れることになります。肌に触れる状態が続けば汗や油などで汚れたり、解れたりして清潔感が失われてしまいます。例えばワイシャツの首元の部分や袖部分が汗や油で黄ばむことが多々あります。そのワイシャツを見た時清潔感があるとは到底思えないはずです。そうなってくるとジャケットを直したり、新しいものを購入したりなどお金がかかりデメリットに繋がることの1つになってしまいます。
スーツの袖丈は合ってる？簡単なチェック方法とは？
スーツの袖丈の長さは特別決まっている訳ではありません。だから長いから悪い、短いから悪いという訳ではありません。ただ短くてもみっともないですし、長くても着られている感がどうしても出てしまうのであまり好印象にはなりません。では自分のスーツの袖丈はどうなのか簡単にチェックする方法があるので紹介します。
スーツの袖口にあるボタンの意味とは？
スーツの袖口にあるボタンはなんのためにあるのか、一度は不思議に思ったことがあるのではないでしょうか？昔は寒い場所にいた兵士たちが鼻水を拭けないようにつけたのが始まりなんですが今現在は飾りの一部として付けられているんです。しかし本切羽の仕立てをした場合のみ袖口を開けることが出来るので普通のボタンとしての役割を果たしています。
袖丈の簡単なチェック方法
スーツを着て立った状態で、机に手のひらを付けて手の甲にスーツの袖がつかない程度が一番ベストなバランスだと言われています。もしくは腕に力を入れずにおろしたときに親指から11㎝の辺りに袖口があればいいとも言われています。
スーツの袖丈が合わない時の対処法
ビジネススーツはジャケット丈、ワイシャツの袖丈、長さ、ネクタイ、ボタン全てがバランスよく付けられて初めてビジネススーツと呼べるものになります。そして購入するビジネススーツの殆どが店舗やインターネット通販で買う事が多いのではないでしょうか？洋服の青山やORIHICAなど有名店舗ならば必ず袖丈詰めというサービスを行ってますのでやってもらいましょう。洋服の青山なら700円から1000円前後、ORIHICAならば2000前後など店舗によって直しの値段も違ってきますので注意してください。
まとめ
いかがだったでしょうか？スーツの袖丈について知られているようで知らない人も多かったと思いますが、もう一度簡単にまとめると、スーツの袖丈は肩先から袖口までの事を指す。上着からワイシャツは1㎝～1.5㎝出ているのがベスト。そしてワイシャツを出さないと上着の袖が汚れてしまう。スーツ袖丈の簡単なチェック方法は机に手のひらを置いて手の甲に袖が当たらない程度という事になります。ビジネスマンとして仕事をしていくうえで看板ともいえるスーツです、購入の際はしっかり着用し袖丈を確認しましょう。そうすることによってできるビジネスマンへの一歩となります。
