怖い上司との関わりは仕事にも影響する
お仕事をする上では、必ずといっていいほど上司の存在があります。就職する前は、上司に対してよいイメージを持っていたとしても、実際に合えば全く違う印象を持つのははよくある話。特にいつも怒鳴り散らして、イライラしている怖い上司に出会ったら最悪ですね。
そんな上司の元でミスを犯した場合、その怒りは必ずといっていいほどあなたに降りかかることでしょう。最悪その影響で大きなストレスになり、仕事できないほどの鬱を発症することもあります。しかもこれがイメージできてしまうため、ミス以外の案件に対してもうまく話せない状況になり、仕事を円滑に進めることも難しくなります。
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まずは上司の役割を考える
部下に判断を下す
上司といっても主任や係長、課長など役職によっても業務内容が違いますが、大まかな役割として「部下に判断を下す」ことがあげられます。これは部署によっても細かな部分は違いますが、部下からや自分の情報をもとに判断を下したりなどがあります。
上層部からの指示を実行する
上司の役職によって、重役などの上層部からの指示があります。これを実行に移したり計画を立てるのもお仕事です。これらの指示は会議などがありますが、会社の利益になる方向性にもっていくのが大きな目的です。
部下のミスの責任を取る必要性もある
責任のある仕事をこなすことが多い上司ですが、部下のミスに対しても責任を取る必要があります。そのためには部下のミスに対して、素早く対処できているかがポイントになります。先方に直接謝罪したり代わりの案件を用意したりなど部署によってさまざまですが、部下の失敗をカバーし責任を負うのも上司のお仕事です。
怒るのも上司のお仕事
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上司は部下の教育も同時に行わなければいけません。このため、悪い行動を修正していかなければいけないので、時には怒ることもあるでしょう。しかしほめるところをちゃんとほめるなど、バランスよく接していれば上司と部下との関係性もマイナスになることはないです。
なぜ上司を怖いと感じるのか①:頭ごなしに人格を否定する
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ではなぜ上司が怖いと感じるのか、うまく関係性を築くためにも、まずは自分がどのように感じているのかをしっかり分析してみましょう。第一に多いのが、上司から頭ごなしに人格を否定されるというケースです。「ほんといつもお前はダメだな!」「何回言わせるつもりだ!」などといった言葉を、上司からいつも言われるなんて方も押いはず。
これらはあなた自身を否定している言い方でもあるので、やはり傷つきますよね。そして一度ならず何度も続いてしまえば当然ストレスにもなるでしょうし、相談も話せない状況になり仕事できないといった結果にもなりかねません。
なぜ上司を怖いと感じるのか②:一言一言がキツイ
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怒られる以外にも、普段からの口ぶりや物言いが「キツイ」上司もいます。一言一言にトゲがあったり、嫌味をいったりなどとにかくチクチクと精神面を攻撃するタイプです。しかも強調したい部分を強調していったりなど、とにかく嫌味な人もいます。
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このタイプは気分屋なところがあり、機嫌がいいときは本当にいい人なこともあります。要は自分の都合によって部下にストレスをぶつけているのです。部下はかなり振り回されるので、やはりストレスを感じやすかったり、タイミングを間違えると高圧的な態度をとることもあります。
なぜ上司を怖いと感じるのか③:自分にも問題があるかも?
いつも怒鳴ったり嫌味を言ったりなど、上司も理由がなくてやっている訳ではありません。もしかしたら自分にも問題があるから、怒られているケースもあるのです。例えば「いわれたことをちゃんとやらない」「失敗をしても言い訳ばかり」など、思い当たる節はありませんか?上司だってあなたと同じ人間です。
教えたことを何度も聞いてきたり、同じミスを繰り返す部下は目の上のたんこぶなのです。もちろん人によって仕事できない、できるはあります。しかしそれを差し引いても、上司からの評価が辛い場合は自分自身を見直すことも必要です。
なぜ上司を怖いと感じるのか④:トラウマを持っている
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上司を怖いと感じる理由には、自分の過去も関係するケースがあります。以前勤めていた会社の上司にさんざんいじめられたりといった、いわゆる「トラウマ」です。人によってはトラウマで鬱を発症したなんて人もいるでしょう。一度ついてしまった悪いイメージはなかなか抜けることは難しく、ましてや鬱病を発症してしまったとなると上司に対しての対応も恐縮してしまいます。しかもこれが元で上司からよく怒られるなんてこともるので、尚更仕事できない環境になりやすいのです。
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怖い上司との円滑な関係性を築くには①:日ごろからコミュニケーションは必ず取る
怖い上司を持った場合、ミスを犯してもその内容を話せない状態になってしまいます。そうならないためにも、普段から上司とのコミュニケーションはしっかり取って置くのがポイント。普段からこわいオーラをまとっている上司なので、当然普段から話せないのは重々承知ですが、そこは勇気を振り絞って話しかけてみましょう。
案外優しく答えてくれたりすることもあります。全く話せないと思うのであれば、朝や帰宅時の挨拶だけでもしっかり行いましょう。余裕があれば食事や飲みに誘い、上司の性格などを探るいい機会にしてみるのも有りです。
怖い上司との円滑な関係性を築くには②:上司の性格をしっかり把握する
上司が怖いと感じる多くの人は、「この上司は何でこんなことをいうのか」「なんでいつも怒鳴っているのか」という部分を考えがちです。しかし上司との関係性を築くのであれば、それよりも性格をしっかり把握するのが重要です。というのも、いつも怒っている上司であれば、部下はその部分しか見ていません。
このため「=性格が悪い」と考えがちなのです。普段の上司を日ごろから観察し、どういう人なのかをチェックしておき、好みや嫌なことなどを知っておきましょう。上司の同僚に意見を聞いてみるのも一つの方法です。
怖い上司との円滑な関係性を築くには③:相談や報告はマメにする
ミスをしたときの上司への説明をしやすい状態にするには、日ごろから相談や報告はマメに行っておくのが重要です。人間は「この人に頼られている」と思えば、うれしいと感じることが多いです。業務を円滑に進めるためにも報告は重要な要素なので、日ごろから癖にしておくのがいいでしょう。
相談も業務で行き詰まったり、うまく仕事が進められない際にアドバイスを求める感じで打ち明けるのがよいです。相談事は時間がかかることもあるでしょうから、食事やお酒を飲みながら話すのもいいでしょう。特にお酒はその人の本質も出やすいので、上司の性格知るいい機会になります。うまく打ち解ければ、日ごろから話せないと感じていた上司の印象も大きく変わるかもしれません。
怖い上司との円滑な関係性を築くには④:性格の相性も関係する
怖い上司のタイプはいろいろなので、その対策法は一概に言えるものではありません。特に上司と部下の関係性は、性格の相性が大きく関係しています。人によっては「生理的に無理」なんてことも多いですが、これが上司と部下にもありうるのです。
このため、「この人とは合わない」と早期に判断できれば、それ以上関わらないようにしておくことがポイント。必要以上に期待をすることもないので、ストレスの受け方も大きく違います。このため勤務での鬱病発症を予防することにもつながるでしょう。
退職することも頭にいれておこう
上司との関係性がうまくいかず、仕事できないほどのミスや鬱を発症してしまうのであれば、思い切って退職することも選択肢の一つです。世の中には「過労死」なんて言葉もあるほど、仕事で酷使されることも多いです。このためこれ以上何をしても上司とうまくいかないと判断した場合は、きっぱりと縁を切るのもいいでしょう。
当然次の就職先を探したりなどのリスクはありますが、その分ストレスをこれ以上ためることもなく鬱の対策にもなります。特に自分が責任感の強い人間と考えている人は、鬱病を発症しやすいケースが多いので、今の職場で苦しいと感じるなら迷わず退職をおすすめします。
上司が怖いとき。仕事できない程のミスや鬱に立ち向かう方法は?のまとめ
現代人で最も多い、仕事でのストレス。特に上司との関係性でストレスを重く感じている人も多いです。うまく上司と話せないと感じていたり、仕事できないほどのミスをしてしまえば居場所もなくなってしまいます。もちろん上司と話せない環境は自分にも原因があることも多いので、まずは勇気をもって行動していくのをポイントに起きましょう。