ロードバイクのパーツの中でも意外と重要なステム
見落とされがちだが重要なパーツの一つ
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ステムは地味でなかなか注目を浴びづらいですが、ロードバイクを構成するパーツの中でも重要なものの一つです。ハンドルとフレームをつないでいるステムはその形状も実に様々なものがあります。主にロードバイクで使われているのはアヘッドステムと呼ばれる種類となっており、メンテナンスの容易さや高い剛性などを特徴としています。
腕の疲れや腰の痛みがあるときにはステムを見直してみよう
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ロードバイクに乗っている人が一度は経験したことがあるのが、腕の痛みや腰の違和感。そんなときはハンドルやサドルを見直すのも良いですがステムを交換したり調整したりしてみるのも一つの手です。ステムを調整することによって驚くほどロードバイクに乗るポジションが変わりますよ。
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ロードバイクのステムの長さや高さの決め方は?
ステムの長さによる乗り心地の違い
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ステムの長さは、一般的に10ミリ刻みでそれぞれ発売されており短い長さだと50ミリから、長いものだと140ミリほどのアイテムもあります。ステムの長さが短くなればなるほどハンドルに体が近づくため上体が起き上がるポジションとなり、腕への負担が減る傾向になります。その一方風の抵抗は受けやすくなるためスピードには乗りづらくなるのがデメリットです。反対にステムが長くなるとハンドルとの距離が長くなるためポジションは前傾に近づきます。風の抵抗が少なくなりスピードが出しやすくなる半面、上体が丸まった姿勢となるため長時間のライドには向いていないというデメリットがあります。
ステムの高さによる乗り心地の違い
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ステムの高さは相対的にハンドルの高さと言い換えることができます。ステムを低くすればするほどハンドルは下がっていくためサドルの高さにもよりますが、前傾姿勢に近づきステムを長くしたときのようにスピードに乗りやすくなります。反対に高くすればハンドルが上がるため上体は起き上がる体勢となり安定感がアップしていきます。使うシーンや目的によってステムの高さや長さを変更することでより快適なライディングを楽しむことができるのです。
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ロードバイクのステムの角度による違い
角度を変えるとポジションも変わる
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ステムを調整するときにはその角度も重要な要素の一つとなります。ステムは完全に並行ではなくほとんどのものが少しハンドルが下がるような角度をつけてデザインされています。角度が下がれば、ステムを低くしたときと同様にハンドルが相対的に下がるためポジションは前傾姿勢になります。一般的なステムの角度はおおよそ7度とされており、中には0度のものや17度などというアイテムも発売されています。
自分に合った角度を見つけよう
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ステムの角度はほんの少し変わるだけでもポジションに大きく影響を与えます。そのため、自分に合った角度というのを見つけるのが重要となります。ステムの中には角度が自由に変更できるものもあるのでそちらもうまく活用しましょう。
ロードバイクのステムの交換方法
交換は簡単なように見えて意外と難しいので注意
ステムは小さいパーツなので交換も簡単なように思えますが、意外とコツがいるという点は頭に入れておきましょう。上記の動画を参考にしながら作業すれば初心者でも迷うことなく交換することができるかと思います。交換にはアーレンキーと呼ばれる六角レンチが必要なのであらかじめ準備してから取り掛かりましょう。
ステムの上下やねじのゆるみなどには十分注意
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ステムを交換するときの注意点は、ステムの上下に注意すること。あえて逆向きに取り付けるパターンもありますがまずはオーソドックスな向きで取り付けるようにしましょう。また、交換が終わった後はネジなどをしっかり占めているか確認を怠らないこと。負担がかかりやすいパーツなのでネジが緩んでいるとハンドルが取れてしまうなど重大な事故につながってしまいます。
ロードバイクのおすすめステムをご紹介!
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ロードバイクのステムの基礎知識が分かったところでここからはおすすめのステムをご紹介していきます。軽量化に向いているアイテムや剛性に優れたアイテムなど多種多様にお送りしますので是非購入の際の参考にしてみてくださいね。
ロードバイクのおすすめステム:①SHIMANO PRO LT ステム
スタンダードな使い心地の定番ステム
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シマノプロ(SHIMANO PRO) LT ステム(1-1/8"・クランプ径31.8) ブラック
価格
¥ 2,800 - ¥ 19,183
こちらのSHIMANO PRO LT ステムはスタンダードな使い心地で人気の定番ステムです。耐久性もあり、シンプルな見た目で様々なロードバイクにぴったりとマッチする使いまわしのしやすさはネットサイトでもトップの人気を誇っています。リーズナブルなため、ポジション出しなどにおすすめのアイテムです。
剛性も良く使い勝手が良いアイテム
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こちらのステムは剛性も良く使い勝手の良いアイテム。最初にお試しで買ったけれど使い心地の良さからそのまま使い続けているユーザーも多数存在しています。少々重いのが難点ですがそれ以外は高水準でまとまっているステムです。
ロードバイクのおすすめステム:②selling-sports 超軽量ステム
カーボン製で軽量化にぴったり
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【selling-sports】超軽量 カーボン 自転車ステム マウンテンバイク ハンドルバー 80-120MM サイクリングに
価格
¥ 3,480
selling-sportsが発売しているこちらのステムはカーボン素材を使用した軽量化に便利な一品。素材にカーボンを使用することでアルミ合金よりも軽やかな乗り心地を実現しています。カラーバリエーションも赤青緑と三種類取り揃えられているので、見た目にこだわりたい方にもおすすめの商品となっています。少々太めのステムとなっているため購入の時には自分のロードバイクとよくサイズを照らし合わせるようにしましょう。
ロードバイクのおすすめステム:③BBB ウルトラフォース
最高ランクの剛性でぐいぐい進む
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BBB 自転車 ステム 2014 アルミ 軽量 ウルトラフォース BHS-01 AH OS 31.8 6D ブラック
価格
¥ 5,638 - ¥ 6,680
BBB ウルトラフォースはステムの中でも非常に剛性が高いと評判のアイテム。八角形の形状や厚めのクランプ部分がこの商品の特徴である剛性を生み出しており、特にハンドルを振ったり上り坂などで効果を発揮します。ボルトにはステンレスを使用しており錆びづらいのも隠れた魅力です。
重量も比較的抑えめ
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51ccAyyKFFL._SL1000_.jpg
ガッチリした作りに見えますが意外と重量は抑えめなのもこの商品の嬉しいところ。120ミリのステムの長さで150グラム程度となっているので重量を気にする方も比較的使いやすいかと思います。3D鍛造製法のワンピース構造で強度を確保している点も見逃せません。
ロードバイクのおすすめステム:④KCNC チームイシュー
最高級アルミ合金を使用した軽量ステム
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KCNC 自転車 ステム 7075アルミ 軽量 チームイシュー AH OS 31.8MM 5D ブラック
価格
¥ 9,504 - ¥ 11,190
こちらのKCNC チームイシューは最高ランクのアルミ合金である7075アルミ合金を使用した一品。剛性の高い7075アルミ合金は、軽量ながらも十分な強度を確保してくれます。スタイリッシュに削り出されたボディは非常に軽量となっており、120ミリのステムの長さでもわずか113グラムとアルミ素材の中ではトップクラスに軽い一品です。ボルト部分にはチタン合金が採用されており、雨や水などに強く錆びづらいのも嬉しいポイントです。
まとめ
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以上、ステムの長さや高さによる影響やおすすめのステムをご紹介いたしました。ハンドルやサドルと並んでカスタマイズしがいのあるパーツであるステム。自分に合ったステムを使えばさらに快適にロードバイクを楽しむことができますよ。ぜひこの記事をステム選びの参考にしてみてください。