『進撃の巨人』とは?
2009年に連載が開始され、漫画、アニメ、映画、実写など各メディアで爆発的な人気の『進撃の巨人』。人類と巨人との過酷な戦いを描いた物語です。現在はアニメ第2期まで放送され、現在第3期公開予定の大人気作品です。
『進撃の巨人』巨人との戦い
巨人がすべてを支配する世界。巨人のエサとかした人類は「壁」を作り、壁外への自由と引き換えに巨人の侵略を防いで平穏な暮らしを守っていました。そこへ現れた「超大型巨人」に壁を壊され、壁の中にまで巨人の侵略を許してしまいます。そこから人間と巨人との存亡をかけた戦いが始まります。
死亡者が絶えない壮絶な戦い
「進撃の巨人」では巨人との戦いをメインに事故、策略の糧として、数多くの死亡者が出ています。中には物語の中枢を担うであろうキャラクターも登場後すぐに死亡しているケースもああります。人気のキャラクターでも、巨人との戦いにこれからも不可欠であろうキャラクターも次々に死んでいきます。殉職や事故死、人間同士の戦いなど。今後も死亡者、生存者がどのようになるのか全く読めない物語です。
現在最新話までの死亡者と生存者をまとめ、『進撃の巨人』における死亡フラグの立ち方、現在の生存者で死亡フラグが立っているキャラをまとめてみました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 第104期訓練兵
トーマス・ワグナー
トーマス・ワグナーはトロスト区攻防戦で奇行種の巨人に飲み込まれて死亡しました。訓練兵団卒業後の初陣でした。
ミリウス・ゼルムスキー
ミリウス・ゼルムスキーはトロスト区攻防戦で、立体起動装置で飛んでいたエレンの足を食った巨人に捕食され死亡しました。訓練兵団卒業後の初陣で、立体起動装置で果敢に巨人に襲い掛かりましたがあえなく捕食。
ナック・ティアス
ナック・ディアスはトロスト区攻防戦で、ミリウス・ゼルムスキーと共にエレンの足を食った巨人に捕食され死亡しました。
ミーナ・カロライナ
ミーナ・カロライナは、トロスト区攻防戦でミリウス、ナックと共にエレンの足を食った巨人に襲いかかる途中、立体起動装置のワイヤーを巨人に引っ張られ、建物に激突。脳震盪状態で動けないところを巨人に捕まり頭をかじられて死亡しました。上記3人同様、訓練兵団卒業後の初陣でした。
フランツ・ケフカ
フランツ・ケフカは、死亡経緯は作中では詳しく載せていませんでしたが、発見時すでに下半身を巨人に食われて死亡していました。恋人のハンナ・ディアマントが必死に心臓マッサージをするも、すでに手遅れでした。
マルコ・ボット
マルコ・ボットは第104期訓練兵団の中でも成績優秀者で、憲兵団を目指していました。トロスト区奪還作戦中にライナー、ベルトルトの会話を聞いてしまい、事故死に見せかけるため、立体機動装置を奪われてしまいます。その後、巨人に捕食され死亡しました。ジャンと仲が良く、彼の死をきっかけにジャンは調査兵団に入ります。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 調査兵団1
ディータ・ネス
第57回壁外調査にて、右翼側を担当していたアルミンの班長です。アルミンのほうに「女型の巨人」を行かせまいと果敢に斬りかかりましたが、ワイヤーを掴まれ地面に叩きつけられて死亡しました。
ルーク・シス
第57回壁外調査にて、右翼側を担当していたアルミンと同じ班で、班長のディータの補佐を務めました。「女型の巨人」のうなじを狙って斬りかかりましたが、握りつぶされて死亡しました。
ダリウス・ベーア=ヴァルブルン
第57回壁外調査で班長を務め務めました。部下の三人が「女型の巨人」に殺された姿を見て、報告のため離脱を試みましたが、「女型の巨人」に追いつかれて蹴り殺されました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 調査兵団2
グンタ・シュルツ
調査兵団特別作戦班、通称「リヴァイ班」所属の兵士です。真面目な性格で班の雰囲気を引き締めていました。 「女型の巨人」の正体であるアニに、立体機動装置を使って奇襲され、うなじを切られて死亡しています。
エルド・ジン
エルド・ジンは「リヴァイ班」所属の兵士です。クールな男で、リヴァイ不在の際には班の指揮を任されるなど、班の副班長的存在でした。「女型の巨人」をオルオやペトラと共に失明させましたが、その力には一歩及ばず。片目だけ回復した女型に下半身を食いちぎられ死亡しました。
ペトラ・ラル
ペトラ・ラルは「リヴァイ班」に所属する紅一点の女性兵士です。リヴァイ班の男性兵士と同等の戦闘能力を誇ります。 「女型の巨人」の予測を超えた力に動揺し、体勢を整える間もなく女型に木に踏み潰され死亡しました。
オルオ・ボザド
オルオ・ボザドは「リヴァイ班」所属の優秀な兵士です。リヴァイに心酔しており、口調や雰囲気を真似ようとするも、ペトラからは酷評を受けていました。「女型の巨人」のうなじを狙うも硬化の力に及ばず、女型に蹴られて死亡しました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 調査兵団3
ミケ・ザカリアス
ミケ・ザカリアスは人類最強と謳われるリヴァイに次ぐ実力者です。寡黙ですが、初対面の人を嗅いでは鼻で笑うという妙な癖を持っている変人です。アニ捕獲後104期兵隔離中にウォールローゼ内に出現した9体の巨人に一人で囮になります。後に離脱を図るも、「獣の巨人」に逃走用の馬を投げられ、足場の家に直撃。転げ落ちた所を巨人につかまり、複数の巨人によって捕食され死亡しました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 調査兵団4
リーネ
リーネは調査兵団の兵士で、ひとつにまとめた長髪が特徴です。ウォールローゼ内巨人出現後、ウトガルド城跡屋上にて「獣の巨人」による塔への投石に当たり事故死しました。
ヘニング
ヘニングは調査兵団の兵士です。リーネ同様、ウォールローゼ内巨人出現後、ウトガルド城跡屋上にて「獣の巨人」による塔への投石に当たり事故死しました。
ゲルガー
ゲルガーはナナバたちとともにウトガルド城跡巨人戦にて複数の巨人たちを相手取るも、頭を打ちつけて戦闘不能となり、大好きな酒を最期に飲むこともできず、巨人に食われて死亡しました。
ナナバ
ウトガルド城跡にてゲルガーと共に巨人との交戦中、力が抜け落下したゲルガーを捕まえた巨人に最後の刃を突き立てましたが粉砕。ガスも切れてしまい最期は複数の巨人に捕食され死亡しました。死に際に『うわあ!やだ!やだ!お父さんやめて!お父さんごめんなさい!ごめんなさい!もうしません!やだあ!』というセリフを残しています。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 調査兵団5
マルロ・フロイデンベルク
マルロ・フロイデンベルクは憲兵団の新兵で、馬鹿真面目であり理想主義者ともいえます。高い志を持ち、ウォール・マリア奪還作戦の前に憲兵団から調査兵団へと異動しました。対「獣の巨人」囮作戦にて、エルヴィン率いる新兵達と特攻。「獣の巨人」の2発目の投石によって、頭部を吹き飛ばされて死亡しました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 調査兵団6
ユミル
ユミルは元々は60年前にマーレで「楽園」送りとなった少女です。偶然にもマルセルを食って「顎の巨人」を手に入れ、正体を隠してエレンやヒストリアと共に調査兵団に入ります。自分と境遇の似たヒストリアを大事に思っており、ユミルの行動はヒストリアのためを思ってのことが多いです。最終的には、ライナーとベルトルトの境遇に同情し、「顎の巨人」をマーレ戦士に返すことを選択し、マルセルの弟・ポルコに食われることを受け入れました。
ベルトルト・フーバー
ベルトルト・フーバーは「超大型巨人」の力を持つ、マーレの戦士です。同郷のライナーと共に事故に見せかけた破壊などを行いました。長らく一緒に過ごした104期の仲間に対し非情になりきることができずにいましたが、ウォール・マリアでの決戦では気持ちを固め仲間を殺すことへの逡巡を取り払っています。アルミンとエレンの作戦に破れ、リヴァイの持つ注射を打たれ巨人化したアルミンに食われて死亡しました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 調査兵団7
エルヴィン・スミス
エルヴィン・スミスは調査兵団13代団長です。行動力、判断力、思考力など全てにおいて優秀であり、かつ仲間の命を切り捨てる冷酷な作戦を立てることにも耐えられる精神力も持っています。この世界の真相を知るために調査兵団に入った男ですが、ウォール・マリア奪還作戦にて、今まで犠牲になった仲間の命を無駄にしないという団長の責務を果たすため、夢を諦めて死ぬことを選択しました。
ウォール・マリア最終奪還作戦にて、「獣の巨人」による1投目の投石を左腹に受け落馬。内蔵を抉られ出血多量のところリヴァイの元へ運ばれる。「もう休ませてやりたい」というリヴァイの想いにより、リヴァイ、ハンジに看取られて息を引き取りました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 駐屯兵団
イアン・ディートリッヒ
イアン・ディートリッヒは駐屯兵団精鋭部隊の班長です。トロスト区奪還作戦時にエレンが壁を塞ぐ際、ミタビやリコとエレンを守る任務でした。群がる巨人に対し、ミタビ達と地上に降りて囮になりますが、巨人に捕まり首を嚙み切られて死亡しました。
ミタビ・ヤルナッハ
ミタビ・ヤルナッハはイアン同様、駐屯兵団精鋭部隊の班長です。トロスト区奪還作戦時にミタビやリコと共にエレンを守るため、群がる巨人の注意を引くため地上に降りて囮になりました。自分を無視する巨人を挑発し、注意を引きつけましたが、捕食され死亡しました。
ハンネス
ハンネスはエレンやミカサ、アルミンを幼い頃から見てきた駐屯兵団の兵士です。飲んだくれていましたが、ただ飯食らいだと揶揄されても「兵士が暇だということは平和だということだ」と受け入れていました。カルラを助けられなかったことを悔いており、エレン奪還の際に遭遇したカルラの仇を殺そうとしますが、捕まり下半身を噛み千切られ死亡しました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ 憲兵団
ケニー・アッカーマン
ケニーはリヴァイの叔父で育ての親ともいえます。覚醒したアッカーマン一族らしく、戦闘力はリヴァイと張ります。昔は「切り裂きケニー」の名で恐れられ、後に中央憲兵団の対人制圧部隊を率いています。ロッドの巨人化事故の爆風に巻き込まれて重傷を負い、リヴァイにロッドからくすねておいた巨人化の注射をひとつ託して息絶えました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ その他1
カルラ・イェーガー
カルラ・イェーガーはエレンの母です。エレンとミカサに厳しいながらも惜しみない愛情を与えていました。シガンシナ区に巨人が侵入してきた際は、自宅崩壊事故で自分が逃げられないことを悟ると、自らも共に行きたいという想いを飲み込んで子どもたちだけを逃がすようハンネスに頼み、そのまま巨人に食われ死亡しました。
『進撃の巨人』死亡者まとめ その他2
ニック司祭
ニック司祭は、壁教の司祭であり、壁の重要な秘密を知る人物です。調査兵団に協力したとして、中央憲兵団に拷問を受け死亡しました。
『進撃の巨人』における死亡者の死亡フラグ
ハンネス死亡フラグ
エレンの母カルラを食い殺した巨人が再びエレンやハンネスの前に現れた時にすでにハンネスの死亡フラグが立っていたと思われます。高らかに「見てろよ!お前らの母ちゃんの仇を!!俺が!!ぶっ殺すところを!」と叫んだ後に巨人に挑みますが、すでにフラグ後。食い殺されてしまいました。
今後も因縁の対決や声高らかに咆哮するキャラなどは死亡フラグが立ちやすいので要注意です。
生存者から死亡者へ…死亡フラグ
サシャ死亡フラグ
作者の話によると、生存者の一人サシャは本当はすでに死亡している予定だったそうです。オトメディア10月号での公式発表では、サシャは9巻で死ぬ予定でしたが、作者である諌山創氏が「一見カッコイイけれど、死ぬのはここじゃない。もっとふさわしい場所があるんじゃないか」と思い直し、死なずに生き残っているとのことです。今後その「ふさわしい場所」が訪れる可能性が高いです。また、事故死説などもあります。ここまで巨人相手に奮闘してきたキャラをあっさり事故で殺す。そんな可能性もこの作品では否定できません。
生存者から死亡者へ…死亡フラグ2
リヴァイ死亡フラグ
人類最強と評されるリヴァイ兵長。現在の生存者の中でも戦闘能力、キャラ人気共に群を抜いているキャラクターです。その彼にも現在死亡フラグが立ったと今話題になっています。知性を持ち、他の巨人を操り、力でもコントロールでも人類に勝算がないと諦めかけたその時、一人だけ異様な戦闘能力で挑むリヴァイ。「獣の巨人」との一騎打ちでさすがのリヴァイも息切れをしていました。数々の重要キャラが死亡フラグなしに次々に死んでいく作品で、「獣の巨人」との一騎打ちは死亡フラグのように感じられます。
また、ケニーとの闘い後、今までと変わらぬ態度で接してくる104期生たちに「おまえら、ありがとうな」と感謝の言葉を口にするリヴァイ。普段感情を一切表に出さず、口から出る言葉は愛情のかけらもない彼の口から出た「ありがとう」はこれから死に向かう人物が残す死亡フラグだった気がします。
『進撃の巨人』生存者まとめ1
調査兵団生存者
ウォールマリア最終奪還後は最終的に生存者9人になった調査兵団。
エルヴィン亡き後調査兵団団長になった「ハンジ・ゾエ」。
その実力は一人で1個旅団並みとまで噂される人類最強の兵士「リヴァイ・アッカーマン」。
巨人化の能力をマスターしつつあり「進撃の巨人」継承者で座標の能力がある「エレン・イェーガー」。
リヴァイと同じくアッカーマン一族の覚醒者。その身体能力は抜群で訓練生時代から注目されていた「ミカサ・アッカーマン」。
知力判断力が高く、ウォールマリア最終奪還作戦後に「超大型巨人」を継承した「アルミン・アルレルト」。
エレン、ミカサ、アルミンとおなじ104期生で立体起動装置の使い方が上手い「ジャン・キルシュタイン」。
エレン、ミカサ、アルミンとおなじ104期生で、故郷の村人全員が巨人化された「コニー・スプリンガー」。
エレン、ミカサ、アルミンとおなじ104期生で、ウォールマリア最終奪還作戦において重傷を負いますが生存の「サシャ・ブラウス」。
エルヴィン団長と共に獣の巨人にたいする特攻作戦に従事、唯一の生存者となった新兵「フロック」
以上の9名が調査兵団生存者です。
死亡者、生存者まとめ
ここまで、死亡者が後を絶たない『進撃の巨人』。今までの壮絶な戦いの中で志半ばで巨人に捕食されたキャラ、思わぬ事故によって命を落としたキャラ、人間同士の争いによって死亡したキャラなど死因は様々ですが、ほとんどは巨人によって殺されています。事故死などはこの世界では少ないようです。事故に見せかけた事件などは多いようですが…
現在での生存者たちにはこれ以上死んでほしくないですね。巨人はもちろん事故や災害が今後起こらないとも限りません。殉職ならまだしも事故死などは無念でなりません。
主人公のエレン、ヒロインミカサ、最強リヴァイ、死の淵から生還したアルミン。その他キャラ達も私は大好きなので、彼ら、彼女らの健闘を祈ります。