1978年に『週刊少年ジャンプ』にて読み切り作品『ワンダーアイランド』でデビューした作家です。集英社との専属契約下で『週刊少年ジャンプ』などジャンプ系列誌に作品を発表しました。

大人気アニメ『ドラゴンボール』は主人公の純粋で優しい地球育ちのサイヤ人「孫悟空」をはじめ、悟空のライバルで超エリートサイヤ人の王子「ベジータ」、悟空の息子で潜在能力は悟空以上の「孫悟飯」、ピッコロ大魔王の息子かつ分身にして生まれ変わり「ピッコロ」、亀仙人に弟子入りした、悟空の兄弟弟子であり親友の「クリリン」、ベジータの息子で人造人間編では未来から来た青年の「トランクス」、悟空たち亀仙流の師匠で、かつては武天老師の尊称で世界最強と呼ばれた「亀仙人」、星の地上げなどの活動を行っているフリーザ一味の統括「フリーザ」のキャラクターが登場します。

作中には魅力的なキャラが多く描かれています。1984年から長期にわたり連載、放送され、アニメや、映画、ゲームなど現在まで愛されている作品のキャラクターたちです。メインキャラクターやストーリーはもちろん、『ドラゴンボール』ではフリーザ、セルなどの敵キャラや、人造人間、天下一武道会出場者などのサブキャラが魅力的なのも人気のひとつです。

また、ドラゴンボールの魅力としてキャラクターたちが成長し、家族を持ち、子供ができ、その子供がまた成長し、家族を持つという壮大な世代の物語でもあります。

初期のキャラが最新話では老人になっていたり、『ドラゴンボールGT』では悟空の息子悟飯の娘パンと悟空が一緒に冒険するというストーリーになっています。つまり、おじいちゃんと孫の物語です。そういった設定が長く、あらゆる世代に愛される理由なのかもしれません。

クリリンは『ドラゴンボール』の主人公孫悟空の親友であり兄弟弟子です。亀仙人の元にいた時から、彼はモテないことが悩みでした。紆余曲折を経て、後にレッドリボン軍の天才科学者「ドクター・ゲロ」によって改造された美少女「人造人間18号」出会います。

はじめは敵同士だった二人ですが、人造人間18号を助けたいと奮闘するクリリンの姿を見てしだいに18号の心も開いていき、後に二人は結婚します。やがて二人の間には娘「マーロン」が生まれ、前線を退いたクリリンは人造人間18号とマーロンとで、幸せな家庭を築きました。

いきなりクリリンにキスするなどクールな見た目でツンデレキャラな人造人間18号は非常に人気にあるキャラクターです。人造人間ですがクリリンはメロメロでした。

クリリンと人造人間18号の間に生まれた女の子がマーロンちゃんです。幼少期にはクリリンに似て鼻がなかったが、成長すると鼻ができます。名前の由来は「マロン（栗）」からきています。後にこの名前の由来をめぐって大変な事実が明らかになります。エイジ771年生まれで声優は鈴木富子さんです。

幼少期は父親似で鼻がなく、瞳も白目がないお顔でした。まさに悟空と共に亀仙人の元で修行していたころのクリリンにそっくりです。しかし、成長するにつれて母親譲りの美貌が徐々に出てきます。髪はサラサラのブロンズ、目はパッチリでクリリン似の目から18号似のブルーの瞳になります。

18号の影響か、洋服にもこだわりがあるようです。『ドラゴンボールGT』では成長した姿が描かれていますが、パパのクリリンに大量の荷物（洋服）を持たせていました。ピンクコーデがオシャレです。

マーロンちゃん初登場は魔人ブウ編になります。髪型はブロンズヘアーを上方でリボン二つ括りにしており、顔は完全にクリリンでした。

第25回天下一武道会を観戦後、天界の神様の神殿にて魔人ブウにチョコにされ食べられて死亡します。その後、ドラゴンボールにより復活します。

原作では最終回で髪止めが変わった他は髪型に変化はありませんでした。登場もほんの少し出ただけです。この頃の顔はまだクリリン似です。

この頃のマーロンちゃんは、少し成長してピンクのハットにワンピース姿になります。顔も成長して鼻とブルーの瞳が象徴的な美少女に変貌しています。人造人間18号と一緒に父クリリンにツフル星移住計画破綻の埋め合わせに買い物に従わせ、荷物を全部持たせていました。人造人間18号と共にクリリンをを完全に尻に敷いている状態です。

「神と神」の時のマーロンちゃんは、人造人間18号の趣味を受けておかっぱ頭になっています。人造人間18号とおそろいのファッションになっています。

これ以降の作品ではマーロンちゃんは、このおかっぱ頭で登場します。叔父の人造人間18号やトランクス、悟天と共に登場します。トランクス、悟天との3人組は仲が良く一緒に星を見ていました。

クリリンは愛妻家であり愛娘家でもあります。人造人間18号を愛し、愛娘であるマーロンちゃんにはデレデレです。そんなマーロンちゃんの名前の由来に一石が投じられることになります。

クリリンには元カノがおり、その名前がマロンでした。

サブキャラのマロンちゃんはドラゴンボールの原作には登場していません。登場はナメック星編終了後、アニオリのガーリックJrが再登場した「魔凶星編」で初登場になります。

ナイスバディの女の子で、作中では超絶水着姿も披露します。ルックスはブルマに似ています！

天然でやっているのか、狙っているのか悟飯と会った時は頬にキスをし、ヤムチャに色目を使ったりとサブキャラの中では一際目立ち、やりたい放題です。さ

らにクリリンと別れることになった時は、クリリンと結婚を匂わせるなど破天荒なキャラクター性を持っています。クリリンはマロンがまだ好きだったため、追いかけるもサブキャラの金持ちの男に乗り換えてしまい、結局クリリンは振られてしまいました。

人造人間編で登場した時は、沢山の男に囲まれて満喫していました。あの女好きの亀仙人も呆れる程の強烈なサブキャラでした！その後もマロンちゃんは男を取っ替え引っ替えしていて周囲を呆れさせていました。

そんな元カノマロンちゃんに未練たらたらだったのか、美人な人造人間18号と結婚し、美人確定の子供を授かったクリリンが愛娘につけた名前がマーロンです。元カノとほぼ同じ名前を付けるとはこれは意味深で勘ぐっちゃいます。

夫婦とはいえ、元カノの存在など邪魔以外の何物でもありません。ドラゴンボール超94話で、人造人間17号がクリリンと人造人間18号の娘の名前をマロンと間違えた時、人造人間18号が恐ろしい形相で人造人間17号を睨み怒りました。

アニメでもマーロンちゃんが強いと思わせる描写はありません。しかし、クリリンと人造人間18号は身体能力のレベルが一般人を遥かに上回り、その2人の娘なので確実に強いでしょう。しかし、マーロンちゃんは戦闘に興味が無く修行を全くしていないため、地球人の中で上位に位置づけられる程度のサブキャラです。

マーロンちゃんは叔父人造人間17号やトランクスなどと一緒に描かれることが多くあります。

マーロンちゃんはネット上で、叔父の人造人間17号と一緒に描かれることが多くあります。意外とマッチしていたのが亀仙人とのツーショットです。父クリリンの師匠でもある亀仙人はマーロンちゃんの中で、もはや祖父的存在なのかもしれません。

『ドラゴンボール』では魅力的なサブキャラが多いため、サブキャラ同士の意外な組み合わせが多くあります。

中でもトランクスとマーロンちゃんの組み合わせは多く、二次創作でWEB小説なども公開されています。美男美女同士の組み合わせで今注目のカップリングとなっています。

実際、本当にマーロンちゃんの名前の由来がサブキャラの元カノ由来のネーミングだったかは定かではありません。あくまで仮設のひとつとなります。食べ物や物の名前をモチーフにキャラの名前を付ける作品だったため、単に「栗りん」の娘は「栗（マロン）」となった可能性もあります。