そんな「ハンターハンター」には今までに多くのキャラクターが登場し、中には魅力的な女性キャラクターも大勢見られます。今回紹介するヴェーゼも、その中の一人に数えられます。

スタイル抜群で美しい顔立ちのヴェーゼが登場したのは、TVアニメ（2作目）第４０話「ノウリョクシャ×ハ×キョウリョクシャ？」、漫画では8巻収録No.067「人体収集家の館（1）」。ノストラードファミリーの採用試験で初登場したヴェーゼは、後にバショウやセンリツと共にクラピカの同僚となるのでした。

ヴェーゼが初登場したノストラードファミリーの採用試験で面接者に紛れ込んだスパイ・スクワラの罠を暴くために、ヴェーゼがこの「180分の恋奴隷（インスタントラヴァー）」を使用しています。キスされたスクワラは、ヴェーゼに顔面を踏まれても文句を言うどころか「もっとお踏みくださいませ！」と懇願するしまつ。

どうやらヴェーゼの「180分の恋奴隷（インスタントラヴァー）」は、相手を言いなりにすると同時に「ドM」にしてしまう効果もあるようですね。その様子を見ていたクラピカとバショウは「なんて」「おっかねェ能力だ」と顔を引きつらせていました。

最強ともいえる能力で女王様化するヴェーゼですが、その最後はあっけなく訪れました。ノストラードファミリーの一員としてヨークシンの地下競売に参加したヴェーゼでしたが、そこで幻影旅団の襲撃を受けてしまいます。

もし、ヴェーゼが生きていたら、その能力で下僕化した敵を相手に思う存女王様ぶりを発揮して、「ヴェーゼ名言集」ができていたかもしれませんよね。ヴェーゼの最後は、TVアニメ（2作目）第43話「ショウゲキ×ノ×サンゲキ」、漫画では8巻収録のNo.073「9月1日（2）」になりますよ。

そんな女王様キャラのヴェーゼをアニメで演じた声優は誰なのでしょうか？アニメ1作目でヴェーゼの声を担当したのは、声優の大田詩織さん！

大田さんは、1999年に「週刊ストーリーランド」で声優としてデビュー、舞台などでも活動されたようです。長沢さんは、1994年にアニメ声優としてデビューしました。代表作には、「それいけ!アンパンマン」のクリームパンダ役や「新世紀エヴァンゲリオン」の伊吹マヤ役があげられます。

スタイルが良くて美人の念能力者ヴェーゼ。ヴェーゼの能力「180分の恋奴隷（インスタントラヴァー）」は、唇を奪った相手を下僕にできるというもの。

キスされた相手はヴェーゼからどんな仕打ちを受けようとも決して逆らえず、どんな恥ずかしいことでもやってしまうという大変恐ろしい能力なのです。