【ブリーチ】伏線も話題となったブリーチとは?
ブリーチは、週刊少年ジャンプで2016年まで連載されていた久保帯人による大人気漫画です。テレビアニメ、映画化、ゲーム化など広くメディア展開しており、2018年には実写映画も公開されました。単行本は全74巻が発売されていた、累計売上は9000万部を記録しています。
主人公である高校生の黒崎一護が死神代行として活躍し成長していく姿を描いており、数々の個性的なキャラクター達との戦いや、人間と死神との関りなどが人気を呼びました。美麗な絵や、センスあふれるセリフが見ている者の心を掴み、スタイリッシュバトル漫画としてジャンプでの地位を築きました。一番の魅力となる物語の伏線には毎回注目が集まっており、賛否ありながらも評価され人気を博しました。
【ブリーチ】ブリーチの伏線について解説①回収済みの伏線
一護の斬魄刀について
ブリーチでは一護の斬魄刀である斬月についての伏線がありました。物語では序盤に解説されることはなく、斬月とはなんなのかという伏線が疑問視されていました。斬月の伏線については、ブリーチの最終章である千年決戦編にて回収され、真実が解説されています。
斬月は、ブリーチの最終的な敵であったユーハバッハに大きく関係している事実が分かりました。実は一護の精神世界に現れていた斬月は千年前のユーハバッハの魂の欠片であり、一護の中の虚も同じくユーハバッハの欠片であったのです。一護には死神の力と滅却師お力の両方が秘められていましたが、この2つが合わさった力が斬月として現れていたのです。この伏線については千年決戦編とユーハバッハについて知れば理解できるものとなっており、無事物語の中で回収されています。
【ブリーチ】ブリーチの伏線について解説②回収済みの伏線
ザエルアポロの研究所にあった死体
ブリーチの伏線の中でも長い間回収されず、読者をやきもきさせたのがザエルアポロの研究所にあった死体についてです。これはブリーチでは破面編の話で、エスパーダの1人であるザエルアポロ・グランツの研究所に隠されていた死体を涅マユリが発見するというものです。
この伏線は時を長くして、ブリーチの千年決戦編にて回収されました。この死体の正体は、チルッチ、ドルドーニといった破面(アランカル)たちでした。また、後にマユリの実験によって復活しています。
【ブリーチ】ブリーチの伏線について解説③回収済みの伏線
更木剣八の謎について
ブリーチ屈指の人気キャラクターである更木剣八にも、後半まで回収されなかった伏線がありました。それは、剣八の戦闘スタイルについての謎です。剣八はいつも片目につけた眼帯で、自身の強すぎる霊圧を抑えていました。そうしないと、強すぎる霊圧ゆえに戦いを楽しめないからです。実際にブリーチ作中でも、一護と剣八が戦った際にこのことに対して言及しているシーンがあります。
この伏線の回収では、剣八という名前の謎から解説されました。元々、剣八という名前は代々受け継がれてきた名前であり、真の強者にしか与えられません。ブリーチでは、初代剣八は四番隊隊長である卯ノ花烈(本名:卯ノ八千流)であることが語られました。過去に更木剣八と戦ったことがあり、その時剣八は自身より劣るも互角に戦えた卯ノ花との戦いで新たな楽しみを覚え、加減して戦う癖をつけたのです。
【ブリーチ】ブリーチの伏線について解説④回収済みの伏線
零番隊について
ブリーチでは物語の序盤から「零番隊」という言葉が出てきます。これはブリーチでは王族特務の零番隊のことで、霊王の住む王宮を守護する者たちであると解説されています。零番隊は特別な条件を満たせなければ入れず、5人の実力者で構成されています。ブリーチで零番隊が注目される理由となった曳舟も、この零番隊のメンバーです。
【ブリーチ】ブリーチの伏線について考察①回収されていない伏線とは
登場していない卍解
ブリーチと言えば各キャラクター達の卍解に注目が集まりますが、卍解を予感させていたのに披露せずに終わってしまったキャラクターもいます。伏線となるのは卍解前の強さや始解の強さですが、単に回収されなかったりしたものもあるかもしれないので考察します。
まずは浮竹十四郎です。考察すると浮竹は霊王の右腕として犠牲になり死んでしまったのですが、隊長達の中でもとりわけ強く京楽と並ぶ存在だっただけに最後まで期待されていました。次に藍染惣右介です。彼もまた実力者で、物語の中心的な役割も持っていました。しかし卍解することなく終わっています。考察としては、藍染の能力が強くさらに上を登場させるのが難しかったのかもしれません。
【ブリーチ】ブリーチの伏線について考察②回収されていない伏線とは
ハリベルの謎
エスパーダの1人であるハリベルですが、彼女は作中で虚園で囚われているのが登場して以来、どうなったのか判明していません。ブリーチの小説版では無事に生還していることが判明しましたが、原作のブリーチでは解説されませんでした。生還した経緯も不明です。
グリムジョーやネリエルが登場したのにハリベルは出なかったので、ハリベルに関しては様々な考察がされました。しかしユーハバッハに負けてからのハリベルについては、考察の材料もあまりなかったですね。
【ブリーチ】ブリーチの伏線について考察③回収されていない伏線とは
四大貴族について
ブリーチには四大貴族と呼ばれる尸魂界では最高位の貴族が存在します。作中では、朽木家と四楓院家が四大貴族として判明していました。また、一護の父である一心も元は志波家と呼ばれる貴族の出でした。しかし志波家は没落しており、それにより四大貴族になりました。さらに綱彌代家という貴族も明かされています。
ブリーチに登場する四大貴族について考察すると、明かされなかった残り1つの貴族についてです。アニメ版にはオリジナルで上位の貴族も登場していますが、有力なのは京楽や浮竹のどちらかではないでしょうか。また新たに登場する可能性もありますし、ブリーチの世界ではこの四大貴族はかなり権力を持っていたらしいので、歴史上消されている可能性もありますね。
【ブリーチ】ブリーチの伏線について考察④回収されていない伏線とは
草鹿やちるについて
今日は草鹿やちる【BLEACH】の誕生日!!!(((o(*゚▽゚*)o)))
— ♪今日は◯◯の誕生日♪ (@BirthdayAnime) February 12, 2014
こんな子どもが副隊長!!
しかもけんちゃんがいる十一番隊の…!!
相当強いってことだよヽ(◎▽◎;;)ノ=3=3=3#BLEACH#やちるの誕生日! pic.twitter.com/uTmg6D0lFi
また剣八とやちるには共に名前がないという共通点もありました。さらに剣八の斬魄刀の名前「野晒」についても考察されています。剣八は自分の斬魄刀の名前をずっと忘れていたのですが、それを思い出し始解をしたとたんやちるの姿が消えたのです。また後に剣八が危機に陥ったときも、ふと現れ卍解について剣八に教えました。これが剣八が卍解を使うきっかけにもなったことから、やちるが剣八の斬魄刀ではないかと考察されています。
【ブリーチ】ブリーチにはまだまだ不明なことも多い
ブリーチのその後についてはあまり描かれなかったので、物語終了後のヴァイザード達やフルブリンガー達、ウエコムンドがどうなったかなど気になることは多くあります。また、一護が二刀流になってパワーアップした理由や雨竜がユーハバッハに選ばれた理由なども気になる方はいるでしょう。
【ブリーチ】ブリーチ伏線 まとめ
ブリーチにはまだまだ回収されていない伏線が多くありますし、思わせぶりな発言で気になることもあります。これからノベライズや番外編などで明かされることがあれば期待しましょう。また久保先生の新作漫画とのつながりにもチェックしておきましょう。