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ブリーチ

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【ブリーチ】ラストのバトル場面での名シーン・名台詞をご紹介

2021.07.31

ブリーチは15年連載し2016年にラストを迎えました。後半かなり駆け足になりましたが、最終章らしく護廷十三隊の隊長が死亡したりかなり激動の展開になっています。ブリーチのラストの展開や原作を補完するノベライズなどについてご紹介します。

  1. ブリーチのラストについて
  2. ブリーチのラストで七番隊隊長狛村左陣はどうなったのか?
  3. ブリーチのラストで隊長たちはどうなったのか?
  4. ブリーチのラストで霊王はどうなったのか?
  5. ブリーチの隊長たちのラストバトルについて
  6. ブリーチのラストのバトルには藍染も参加
  7. ブリーチのラストバトルでの阿散井恋次のセリフについて
  8. ブリーチのラストでどうやってユーハバッハを倒したのか?
  9. ブリーチのラストバトルでの斬月の謎について
  10. ブリーチのユーハバッハはなぜ世界を変えようとしたのか?
  11. ブリーチのラストシーンでの藍染のセリフの意味は?
  12. ブリーチのラストシーンでなぜ一勇はユーハバッハの力を消すことができたのか?
  13. ブリーチのラストを補完するノベライズについて
  14. ブリーチのアニメはラストどうなったのか?
  15. ブリーチのラストについてまとめ
15年という長期の連載を終えた人気漫画ブリーチ。 ラストのバトルや護廷十三隊の隊長たちがどうなったのかなどについてご紹介します。 残された謎なども多いですが、わかる範囲で解説もしてみました。
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Wzyf2KLzL._SY445_.jpg
ブリーチのラストバトルでは七番隊隊長狛村左陣は、山本元柳斎重國の仇を討つために自分の心臓と引き換えに人化の術を使いました。 人間の姿になり不死身の肉体を手に入れています。 卍解「黒縄天譴明王」は狛村の肉体とリンクしています。
そのため、明王と狛村のどちらかがダメージを受けると両方ダメージを受けてしまうデメリットがありました。 しかし、狛村が不死身になることでこのデメリットがなくなり、攻撃を受けても瞬時に再生するようになりました。
防御のためにつけていた鎧も必要なくなり、鈍重な動きしかできなかった明王も素早い動きが可能になります。 しかし、心臓を捧げるような術を使ってただで済むはずもなく、最終的に完全な狼の姿になって倒れてしまいました。
描写的にそのまま死んでもおかしくない感じでしたが、副隊長の射場鉄左衛門に背負われて最後の戦いに臨む姿が描かれました。 10年後には戦死扱いになっていますが、狼の姿で生存していて七番隊隊舎で飼われています。
ブリーチのラストでは大勢の隊長が死んでいます。 1度目の見えざる帝国の侵攻で、総隊長の山本元柳斎重國が戦死しました。 その後更木剣八を強くするために、無間で剣八と戦った四番隊隊長卯ノ花烈も死亡しています。 二度目の侵攻で人化の術を使った狛村左陣が死亡扱いになります。
霊王が死亡し崩壊しそうになった世界を支えるため、浮竹十四郎は自分の肺に宿った霊王の右腕を解き放ちました。 その後、死亡シーンはありませんが墓標が描かれています。
元柳斎死亡後、すぐに京楽春水が総隊長に就任しています。 しかし、四番隊、七番隊、八番隊、十三番隊はしばらくの間隊長不在になっていました。 最終回では四番隊、七番隊には副隊長が繰り上がりで昇進しています。
以前八番隊で副隊長をしていた矢胴丸リサが、隊長になる形で復隊している様子も描かれました。 また、十三番隊隊長に朽木ルキアが就任する様子が最終回で描かれています。
ブリーチでは序盤から名前だけ登場していた霊王ですが、最終章で登場しました。 世界そのものを作り替えようとするユーハバッハは、霊王を殺して自分が霊王になり替わろうとしていました。 実は霊王がラスボスになると予想するファンもいましたが、あっさりとユーハバッハに殺されてしまいます。
霊王は世界を支える楔のようなもので、霊王がいなくなると世界は崩壊する危険があります。 しかし、ユーハバッハは何らかの方法で霊王にとって代わり、世界の仕組みそのものを変えようとしていました。 霊王は手足がなく、まるで捕らえられているかのような姿でした。
また、ユーハバッハが霊王をわが父と呼んだり、霊王の左腕や心臓がユーハバッハに従っているなど色々と謎があります。 霊王が実は滅却師というのはファンの間では有力な説になっています。 結局、霊王に関して詳しいことは語られませんでした。
ユーハバッハの死体が霊王の代わりになったため、世界は崩壊せずに済みました。 元々は滅却師の力を持つ黒崎一護を霊王の代わりにしようとしていたようです。 このことも余計に霊王が滅却師だったという説に説得力を与えています。
なんとかリジェ・バロを倒した後は総隊長の京楽春水は戦闘不能になってしまいますが、残された隊長たちはユーハバッハ親衛隊の一人であるジェラルド・ヴァルキリーと戦うことになります。 流石に複数の隊長格相手では、ジェラルドも戦闘シーンが省かれて一方的にやられたかに見えました。
しかし、なんとジェラルドはダメージが大きいほど巨大化して強くなる能力を発揮します。 零番隊との修行でパワーアップした恋次とルキアが吐息だけで、吹き飛ばされて戦闘不能になるほどの強さを見せました。 その後も、仮面の軍勢などほとんどの隊長格がやられるほどの強さを見せます。
この戦いでは、パワーアップした朽木白哉が奥義を見せたり、更木剣八が卍解したり、日番谷冬獅郎の真の卍解が披露されるなど隊長たちのラストバトルらしい展開になりました。 しかし、ここまでやってもジェラルドは更に強くなるだけで、倒すことはできませんでした。
ユーハバッハに力を吸い取られたジェラルドが死亡するという意外な幕切れになります。 正直ユーハバッハにジェラルドの能力を使われたらお手上げだったと思いますが、結局ユーハバッハが星十字騎士団から奪った力を使うことはありませんでした。
ブリーチのラストのバトルには藍染惣右介も参加しています。 京楽春水の提案で拘束された状態ながら、一時的に無間から出された藍染は見えざる帝国との戦いに手を貸すことになります。 椅子に拘束されて身動きが取れない状態ですが、霊圧だけで霊王の眷属をぐちゃぐちゃにしています。
また、恐ろしい威力の黒柩を発動させるなど相変わらずの化け物ぶりを見せました。 その後は何故かユーハバッハが椅子を破壊したため、戦闘になります。 全知全能の能力で手がつけられなかったユーハバッハに鏡花水月で幻を見せ、一護がユーハバッハに一撃を加えることに成功しました。
これが決定打になったわけではありませんが、藍染の力なしではユーハバッハを倒すことはできなかったでしょう。

…今、ここにてめえしか居ねえから言うぜ ずっとだ…もうずっと…何十年も俺とルキアは…すれ違えもしねえぐらい遠く離れちまってた その距離を元に戻してくれたのはお前だ

だから俺は決めたんだ お前が進めなくなった時は俺が背負ってでも進んでやるってな 今までもこれから先もお前が死ぬまでずっとだ …分かったら二度と俺に残れなんて言うな 俺も今のセリフは二度と言わねえからよ

ユーハバッハの力に絶望した一護は、隣にいる恋次に戻るように言って一人で戦おうとします。 その時の恋次の返答がこのセリフです。 尸魂界篇の恋次を知っている読者は感動するセリフだと思います。
一護が恋次に感謝する理由としてはこれ以上のものはないですし、恋次の成長が感じられます。 一護もこの一言で戦う意思を取り戻したでしょう。
全知全能の能力は未来を見通せる上に改変できる能力で一度は一護を絶望させました。 しかし、鏡花水月で一護と藍染を誤認したユーハバッハは一護の一撃を受けることになります。 それでも、ユーハバッハを倒すことはできず、藍染が黒い霊圧に呑まれ斬月も破壊されてしまいます。
しかし、到着した石田雨竜がユーハバッハの力を一瞬無効化する静止の銀を打ち込んだために、ユーハバッハに隙ができます。 完全に破壊されてはいなかった斬月の一撃を受けたユーハバッハはついに倒されました。
ブリーチのラストバトルで斬月は卍解した途端に破壊されてしまいます。 この時、一護はユーハバッハに滅却師と虚の力を吸い取られたように描写されています。 折られた斬魄刀はそのまま残りましたが、ユーハバッハの力で修復することができない状態になり織姫の力でも元に戻せませんでした。
その後、現れた月島の能力で斬月が折られなかった過去があったことになり、見事に斬月は元に戻りました。 卍解の状態で破壊された斬魄刀は元に戻らない設定がありますが、織姫の力なら元に戻せるようです。 失われたはずの滅却師と虚の力が加わった状態の卍解に見た目は戻っています。
まあ、月島の力なら変えた過去の内容しだいでは、力が奪われなかったことになっていてもおかしくはありません。 再び、斬月はユーハバッハに破壊されてしまいますが、何故かその中から初期の残月が現れてユーハバッハを切り裂いています。
結局、初期の斬月の存在がユーハバッハを倒す決め手になりました。 どうして初期の斬月が卍解の中から現れたのか、滅却師と虚の力がどうなったのかは謎になっています。
ブリーチのユーハバッハが世界を変えようとした理由は生死の境を無くすことで、誰も死なない世界を作ることでした。 まあ、死後の世界である尸魂界でも魂魄の状態で殺されることはあるので、この辺りがどうなるのかはわかりませんが少なくとも意外とまともな目的です。
ユーハバッハがこんなことを考えるようになったのは、元々ユーハバッハが三重苦の赤ん坊で自分では何もできない無力な存在だったことと無関係ではないでしょう。 藍染はユーハバッハが恐怖のない世界を作ろうとしていたと考えているようです。
実際ユーハバッハは一護に倒された時にこのことで恨み言を言っています。
ユーハバッハは世界から死の恐怖を無くすことができなくなったと恨み言を言っています。これに対して一護は拒否の眼差しを向けてはいますが、何も言い返すことができませんでした。 それに対して、最終回の藍染が返答をしています。
「貴方の望んだその世界には 確かに恐怖は無いだろう だが死の恐怖の無い世界では人は それを退けて希望を探す事をしないだろう 人はただ生きるだけでも歩み続けるが それは恐怖を退けて歩み続ける事とはまるで違う だから人はその歩みに特別な名前をつけるのだ “勇気” と」
まさにユーハバッハの恨み言に対する回答になっていますし、これがブリーチという物語のメッセージなのでしょう。 一護が息子を一勇と名づけたのは、一護の考えも藍染と同じだからでしょう。 一勇がユーハバッハの最後の力を消したのも象徴的なラストになっています。
ブリーチの最終回では最後に残ったユーハバッハの力の残滓が、黒崎一勇によって消されてしまいました。 物語の意味としては勇気の名をもらった一勇がユーハバッハの力を消すことが、ユーハバッハの考えに対する答えになっていると思います。
しかし、あのユーハバッハの力をこんな小さな子供が消してしまうということには、かなりの違和感があります。 実際ユーハバッハの残滓にどれほどの力があったのか分かりませんが、一時護廷十三隊が騒然としたことを考えるとかなり大変な事態だったようにも思えます。
一勇は一護と織姫の子供です。 一護は死神と滅却師と虚という三つの力を持つ特別な存在で、大きな力を持っていました。 織姫も最後まで詳細は語られませんでしたが、神の領域を侵すとまで言われた特殊な力を持っています。
その息子である一勇も親の力を受け継いで、信じられない力を持っているのかもしれません。
ブリーチの小説「BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU」は、ラストバトルから10年後までの空白を埋める内容になっています。 内容は朽木ルキアと阿散井恋次の結婚についてエピソードです。 しかし、ルキアや恋次の心情については描写されず、白哉や周りの人間の心情が中心になっています。
また檜佐木修兵が主人公のノベライズ「BLEACH Can't Fear Your Own World」も原作で描かれなかったその後のエピソードなどについて語られています。
2004年から7年半に渡って続いたアニメブリーチは2012年に最終回を迎えています。 アニメのラストは死神代行消失篇になっています。 最終回はOP前のアバンで銀城とのバトルが終わり、後はエピローグになっています。
死神代行である一護と死神たちとの関係が深まる内容になっていて、結構きれいにまとまっています。 原作の千年血戦篇も終了したことですし、アニメ再開も期待されています。
ブリーチのラストのバトルなどについてご紹介しました。 まだまだ残された謎も多く、先の展開を期待させる要素もあるため続編を期待する声も少なくありません。 また、漫画が完結したこともあり、最終章のアニメ化を望む声は多いです。
その場合、新しいキャラクターも多いので声優がどうなるのかも気になりますね。
サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51cpnA2RPoL.jpg