【初級編】台湾観光名所その1:九份
台湾の観光名所といえば誰もが思いつくほどのメジャースポット。「千と千尋の神隠し」の舞台としても有名な九份は、昼夜問わずたくさんの人が訪れる必見の観光名所です。台北からはバスで1時間以上と少々離れた場所にあるのですが、何度訪れても飽きない不思議な魅力があります。
この細い階段はみんなの撮影スポットになっているので大混雑します。足元にも要注意。
九份老街のいたるところに猫や犬がいるのも癒しポイント。意外な場所からひょっこり現れる彼らと戯れることができるのも九份ならではの魅力です。千と千尋の神隠しの舞台になったと言われている建物の他にも、九份には歴史的建造物がいくつかあるので、それらもチェックしてみてください。
九份にはお土産店やカフェ、台湾料理のお店などが数多く並んでいます。観光客は食べ歩きをしながら九份の雰囲気を楽しむことができます。私は平日に行ったのですが、平日でも多くの観光客が訪れていて、メインの通りは人の流れに沿ってしか進むことができませんでした。人混みは覚悟しなければいけませんが、台湾に訪れた際にはぜひ足を運んで欲しい観光スポットです。
【初級編】台湾観光名所その2:忠烈祠
陸・海・空軍から選抜された衛兵が、1時間ごとに交代で大門と大殿の守護を担当。一糸乱れぬ統一された動きと勇ましい姿が間近で見られる交代式は観光客に大人気なんです。
台北市内では中正記念堂や国父記念館でも行われていますが、外で交代式が見られる忠烈祠は迫力も2倍増しに感じられます。
忠烈祠で衛兵交代を見学してきた。毎日同じ所を行進してたら地面にラインが付くとかカッコいい。
— Skm87 (@suke_827827) February 18, 2018
交代直後の衛兵さん、肩で息してたから、銃剣背負ってキビキビ行進ってやっぱり体力使うんだなぁ。 pic.twitter.com/vlII0XAVsh
【初級編】台湾観光名所その3:迪化街
乾物屋さんや布屋さんなど、レトロな建物に問屋が連なる迪化街。近年はオシャレな雑貨屋さんやお茶屋さんなども増えたリノベーション地区としても注目されています。オシャレなショップ目当ての観光客から日常的にお買い物に来る地元の方まで、幅広い客層が集まる観光名所です。
そのまま勢いに任せて大橋頭、迪化街へ。相変わらず、いい雰囲気の建物達。 #台北てろ pic.twitter.com/NMlQO3HCg5
— 白蘭花@慢性たいぺろす (@BaiLanhua) March 3, 2018
レトロな建物を見て回ったら、リノベーションされたおしゃれなカフェでちょっと休憩。他にもおしゃれな雑貨屋さんなどたくさん立ち並んでいますので、自分用はもちろん、お友達へのお土産など、お気に入りの雑貨がきっと見つかるはずです。
印花樂の雑貨やオリジナルテキスタイルは台湾人にも日本人にも大人気。
【初級編】台湾観光名所その4:霞海城隍廟
迪化街に来たならぜひ霞海城隍廟にも立ち寄りましょう。ここは恋愛の神様「月下老人」が祀られていて、縁結びスポットとしてとても有名です。恋愛にお悩みの際は是非こちらの月下老人にお参りしてみてはいかがでしょうか?お参りで使った「赤い糸」は必ず持ち帰って大切に保管してくださいね。
意外と小さく感じる月下老人ですが、しっかりと願い事を聞いてくれますよ。
【中級編】台湾観光名所その5:淡水
淡水はその昔、国際港として発展していた港町で、今でも異国情緒に溢れる街並みが魅力的な観光名所です。淡水港から見る夕日はとても美しく、地元民にも人気のデートスポットです。素晴らしいのは港からの景色だけではなく、おしゃれなカフェや色んなお店もたくさんあるので、街をブラブラと散策するのがとっても楽しいですよ。
台北へ北上し、淡水へ。
— 野良犬ちゃん (@SD_yy_r) February 28, 2018
淡水老街散策では巨大ないちご飴を食す。とっっても可愛い石鹸を買ったり淡水楽しい!!
恋人達のデートスポットである情人橋(恋人橋)を渡ったりしながら淡水を楽しみました〜。因みに恋人橋は最初から最後まで手を繋いで渡りきると一生一緒に居られるらしいですよ。 pic.twitter.com/lDiBTCOmkY
おしゃれなカフェはインスタ映えすると評判で、観光客だけでなく地元民にも大人気。お天気の良い日は絶好の撮影日和です。
見た目もかわいくてオシャレなので、インスタアップ率高めです。
【中級編】台湾観光名所その6:猫空
お茶の段々畑に囲まれている猫空は、時間がゆっくりと流れているかのような感覚を味わう事ができる観光名所です。近くにある動物園からロープウェーに乗って眺める台北の景色は壮観。おいしいお茶を飲みながら茶畑を眺めていると、時が経つのも忘れてしまうほど。
お茶の名産地で味わう中国茶はまた格別。猫空に来たら必ず、お茶屋さんに立ち寄って薫り高い中国茶を楽しんだり、おしゃれなカフェでスイーツを食べながらお茶したりして、都会の喧騒から離れた場所でゆったりとした時間を過ごしてください。
台湾の猫空で茶をしばき倒しました☺️ pic.twitter.com/82wWHZADFy
— これだから島国は略してこじま (@koreshimakojima) January 13, 2018
こちらは猫空のロープウェイ駅。床がガラス張りのロープウェイは初めは怖いけれど、慣れてくるとだんだん下を見るのが楽しくなってきますので、ぜひチャレンジしてみてください。窓の外に見える台北の街並みはもちろん、足元の広大な自然をぜひ堪能してくださいね。
【中級編】台湾観光名所その7:十份
観光名所その1でご紹介した九份のお隣に位置する十份は、ランタン(天燈)で有名な観光スポット。毎年旧正月には「平渓天燈祭」と呼ばれるランタンフェスティバルが開催され、世界中から集まる何万という観光客が願い事を書いたランタンを一斉に飛ばします。
平渓天燈祭は年に一度しかありませんが、ここではお祭りのときじゃなくてもランタンを上げることができるんです!普段から観光客向けにランタン上げができるようになっていて、地元民にも人気の観光スポットなのです。
十份にきました!
— 彩乃@5/13深谷セレクトコレクト+ (@ayanoretro) March 3, 2018
灯篭に願い事を書いて飛ばすという素敵なものでした✨
あと手羽先?にチャーハンが詰まってるスナックと、パクチーとピーナッツとタロイモのアイスクレープ…💕この街にも猫がたくさんいました🐈 pic.twitter.com/7UY7CesVY6
そしてこの十份にはランタンだけでなく、他にも観光名所があるんです。それがこの十份瀑布。
台湾のナイアガラとも称されるほどのド迫力。山道をひたすら歩いた後に視界に広がる十份瀑布は、まさに圧巻の一言。時間がある方は九份と十份の両方をゆっくり堪能するのがおすすめです!
【中級編】台湾観光名所その8:高美湿地
台湾のウユニ湖と称される高美湿地。台中駅からは鉄道とバスを乗り継ぐか直接タクシーに乗るほかに行く手段がないため、なかなか気軽に訪れることができない観光名所なのですが、風の弱い干潮の時には水面が鏡のように映り、特に夕日が水面に映える景色は必見です。
水面に移る影が素敵なので、どうやって写真を撮るかが悩みどころ。ジャンプは定番の撮影ポーズです。ここではみんな靴を脱いで裸足で湿地に入っていくので、タオルやウェットティッシュは必須です。裸足で入っていくにも関わらず、近くに足を洗うような場所がないので不便だったのを覚えています。皆さんは気をつけてくださいね。
昼間の景色ももちろん綺麗な高美湿地。でもせっかくなら夕焼けの絶景を堪能できる16時以降がおすすめ。日没が近づくほど人が多くなりますので、早めに湿地に降りて夕日が沈むのをのんびりと待ちましょう。時間が経つにつれて表情の変わる水面を観察するのも楽しいですよ。
高美湿地
— とね (@tonetetu) January 27, 2018
見ての通り、でっかい海湿地。
今日は1日通して曇りだったけど、到着したらうまい具合に晴れました✌
夕日と風車が良い感じ pic.twitter.com/YsbFtwRRvl
【中級編】台湾観光名所その9:士林市場
台北にある台湾最大級のナイトマーケットです。このナイトマーケットはなんといってもその規模がとんでもなく大きいです。ゆっくり周っていたら一晩では全て周りきれないくらい大きいです。私はここの雰囲気がとても好きだったので、2日連続で訪れました。
ナイトマーケットの中には様々なゲームを楽しむことができる屋台が多くあります。風船を使ったゲームや弓矢を使ったもの、ピンボール、エアガンを使うもの、輪投げ、麻雀の牌を使うものなど本当に色々ありました。その中でも、一際多くの観光客が集まっていたのはエビ釣りです。入り口のすぐ近くで行われており、自分で釣ったエビはその場で焼いて食べることができます。とても変わった体験なので、見るだけでも楽しいですよ。
お土産店や屋台で賑わっています。平日の夜でも多くの観光客で盛り上がっていました。日本でも流行っているタピオカや台湾スイーツも楽しむことができるので、女子旅にもおすすめです。
【中級編】台湾観光名所その10:台北101
台北101は台北のランドマークと言われている人気の観光スポットです。台北101の下層階はショッピングモールになっていて、ハイブランドのお店が多くあります。日本でいう百貨店のような雰囲気です。
台北101の最大の特徴は展望台に登ることができ、台北の街並みを一望できることです。明るい時間帯でも綺麗な景色を見ることはできますが、特に、夜景がとても綺麗なので暗くなってからがおすすめです。
【上級編】台湾観光名所その11:日月潭
CMなどでも登場する機会が多く、ガイドブックにも取り上げられる有名な日月潭。ただ、交通の便が悪いため、短期の旅行ではなかなか訪れることも難しいと思います。台湾に何度も来られている上級者の方なら、台北から直通のバスが出ていますので日月潭メインでスケジュールを組んでみるのもおすすめ。台北からは直通バスで約4時間、台中からならバスで1時間半程度で到着できますよ。
どの時間帯でも絵になる風景。朝焼けや夕焼け、夜景も美しいので、一日中時間を忘れて眺めてしまいます。
日月潭では湖畔を周遊する遊覧船に乗りましょう。遊覧船の乗船時間は1時間半程度。湖の真ん中にはサオ族の聖地である拉魯(ラル)島という小さな島があります。
日月潭の中心島はラル(Lalu)島と呼ばれ、原住民(邵族)の聖地です。伝説に、原住民の祖霊たちはここで住んでいますので、聖地がなります。また、ラル島にはアカギがあり、原住民の大切な聖木ですよ。 #台湾 #旅行 #日月潭 pic.twitter.com/IpxEL9uSLX
— 旅行台湾 ただいま (@traveltaiwannow) March 8, 2013
遊覧船の他には、九族文化村とも連結しているロープウェイもありますので、九族文化村とセットで回るのがおすすめです。しかも、九族文化村入場料(850元)を購入すると、無料でロープウェイに乗車することができるのでとってもお得!
この九族文化村は遊園地などもある一大アミューズメントパーク。この文化村だけで一日たっぷり楽しむことができますよ。
【上級編】台湾観光名所その12:忘憂森林
1999年の台湾地震が元でできた秘境スポットの忘憂森林。地震から沼地が形成され、元々そこに生息していた杉の木が枯れてしまい、幻想的な風景が広がる観光名所と変貌しました。
気候によっても表情を変える森林。なんだか別世界に迷い込んだようです。
台中からバスで約3時間、バス停を降りてから徒歩で約30分となかなかハードな場所にありますが、自然の不思議を体感できる貴重な観光スポットです。忘憂森林だけを回るのはもったいないので、台中観光や近くにある「妖怪村」と組み合わせて行くのがおすすめ。
この妖怪村、正式名称は「溪頭松林町妖怪村」というのですが、なんと入場料が無料だそうです!日本の妖怪をテーマにしたアミューズメントパークで、お土産やグルメなども揃っています。また週末になるとショーも見ることができるなど、新たな観光名所として人気急上昇なんだそうですよ。ちょっと行ってみたいですよね。
keep moving on ~~~#妖怪村 #Taiwan #台湾 pic.twitter.com/F2Id0P05rE
— 吠千 ー ホ-セン(HOCEN) (@hosen_hocen) December 11, 2017
【上級編】台湾観光名所その13:阿里山
台湾南部の嘉義圏にある阿里山は国家風景区(国定公園)に指定されていて、その内の1400ヘクタールが、観光客が一番多い「阿里山国家森林遊楽区」と呼ばれる観光名所となっています。阿里山へは台北から直通のバスも出ていますよ。所要時間は約2時間半。森林公園なので、スニーカーなど動きやすい服装で行きましょう。
それにしても今日登った台湾の阿里山は、超簡単に2,451メートルまでたどり着いたな……。
— まえちゃん @ワーホリ電子書籍発売中 (@Maechan0502) November 3, 2017
台北から嘉義まで新幹線、嘉義から阿里山までバス、阿里山からご来光ポイントまで列車だった。
1〜2キロしか歩かずにご来光を見れるので、そう考えると軽く衝撃を覚える。 pic.twitter.com/MRfliYEb5r
絶景のご来光は阿里山駅から高山鉄道で祝山まで移動します。祝山線のご来光列車は、毎日日の出の時刻に合わせて発車時刻を変更するので、前日に各宿泊施設のフロントに表示される日の出時間を確認しましょう。 手間と時間をかけて拝むご来光は格別の景色です。
【上級編】台湾観光名所その14:鵝鑾鼻半島
台湾最南端、墾丁の東側にある岬が「鵝鑾鼻(がらんび)半島」。墾丁で最後の美しいビーチと呼ばれる貝殻でできたビーチです。現在では規制のため砂浜に降りて遊ぶことはできないようですが、海辺を眺めたり、併設されている貝殻砂の展示館を見るだけでも必見の価値あり。
お天気がいい日は絶好の撮影日和。空の青と大地の緑、海の透き通ったブルーのコントラストがとても綺麗です。
さらに岬を南に下ると、鵝鑾鼻公園にある「鵝鑾鼻灯台」もおすすめスポットです。こちらは映画やドラマの舞台にもなっている有名な観光名所で、灯台越しに望む夕日もとても美しいですよ。
鵝鑾鼻灯台です。背後はバシー海峡です。 pic.twitter.com/PEpa9zlk3W
— なるみ (@naruminzzz) January 10, 2018
最後に
いかがでしたか?今回は、ガイドブックにも載っている誰もが知る有名な観光名所から地元民しか知らない穴場まで、台湾人の夫がおすすめする台湾の観光名所をご紹介してきました。
台湾の見所を理解いただけたのではないでしょうか?
今回ご紹介した観光地以外にも多くの観光スポットがあるので、自分のお気に入りの場所を見つけてから旅に出ましょう!
ぜひ次の台湾旅行の参考にしてみてください!
さぁ、魅力的な台湾の旅へ出かけましょう!