1最初に
東ティモール観光前に知っておきたい基本情報
東南アジア地域に位置する共和制国家でインドネシアの占領から2002年に独立した20世紀に入ってはじめて独立した国です。場所はインドネシアの東側にあります。日本同様に四方を海に囲まれた海洋国家です。
東ティモールの首都は?
東ティモールの首都はディリです。ディリには東ティモール総人口の7割以上が住んでいます。
東ティモールの言語は?
もともと東ティモールはポルトガルの植民地だったのでポルトガル語がメインです。また現地民族の言葉テトゥン語が使用されています。
東ティモールの気温は?
年間平均気温は27度、年間最高気温は31度と一年を通じて過ごしやすい気候です。日本のように四季はなく、雨季と乾季のみです。12月から5月までが雨季で6月から11月までが乾季です。東ティモールがある東南アジアは日差しが日本と比べものにならないくらい強いので紫外線対策はしっかりしていきましょう。
2東ティモールへの行き方は?
東ティモール観光は飛行機でいこう
東ティモールへはいくつか行き方があります。残念ながら日本からの直行便はないため乗りついで行かなければいけません。いちばんわかりやすいのはバリを経由していく行き方です。乗り継ぎ時間も考慮すると約20時間かかるので少し遠いです。またシンガポールやマレーシアを経由していくこともできます。
東ティモール観光前に注意すること
東ティモールは日本と違ってビザを購入しなければ入国できないので注意してください。ビザは到着後空港で購入することができ、$30で購入することができます。また使用通貨はアメリカ$になるので事前に換金しておきましょう。日本の空港内での換金は換金率がとても悪いので空港以外の銀行や両替所で換金されることをおススメします。
3クリストレイ
東ティモールの宗教は国民の90%以上がキリスト教です。ブラジルにあるキリストの巨大像はご存じですか?ブラジルにある像は世界で一番大きな像ですが、東ティモールには世界で一番大きなキリストの像があります。もともと観光名所が少ない東ティモールですが、この巨大像は世界に誇れる名所なのでほとんどの観光客が訪れるといっても過言ではありません。
東ティモール観光名所 クリストレイへの行き方は?
首都ディリから車で10分から15分の場所にあります。タクシーで行くのが一般的で片道$3から$4かかります。旅慣れをしている方はミクロレットというミニバスで行くことができます。
4ニコラウロバト像
ニコラウロバトは東ティモールの人達にとって忘れることができない英雄で、東ティモールの玄関口である空港の名前にもなっています。ニコラウロバトは東ティモール独立宣言時の首相で、若くして亡くなったことから英雄とあがめられています。そんな英雄の銅像が空港を出てすぐの場所にあるのでぜひ足を運んでみてください。
東ティモール観光名所ニコラウロバト像への行き方は?
空港から市街に行く途中の国道一号線沿いにあります。タクシーでいく場合はニコラウロバト公園までと言って下さい。
5ティモールプラザ
ティモールプラザは東ティモールで一番大きなモールです。東南アジアのモールということで甘くみていてはいけませんよ!モール内には映画館、遊園地、各国の料理、アパレル、アクセサリーなどいろいろな施設が入っているので一日いても飽きることがありません。さらにホテルも入っているためここを拠点に観光するのもおすすめです。
東ティモール観光名所ティモールプラザへの行き方は?
首都ディリにある空港から車で約5分の場所にあるのでアクセス良好です!
6サンタクルス墓地
冒頭で東ティモールはインドネシアから独立した国と紹介させて頂きましたが、独立するためにたくさんの血が流れました。サンタクルス墓地には戦争で亡くなった東ティモール人、インドネシア人の墓地があります。日本のような墓石ではなくカラフルな墓地だったり、地面に埋められているお墓は一見の価値ありです。その場所に行くと戦争は絶対起こしてはならないものなんだなという神聖な気持ちにさせられます。
観光名所サンタクルス墓地への行き方
サンタクルス墓地はディリ市街から東に車で約10分の場所にあります。
7Chega! Exhibition
Chega! Exhibitionは東ティモールの歴史を学ぶことができる博物館です。Chega! Exhibitionは日本の博物館とは違うのでかなり衝撃を受けるかもしれません。なぜなら内戦時の牢屋をそのまま博物館にしているからです。1975年にインドネシアに併合されてから2002年に独立するまでの東ティムールで起きたことがパネルで展示されており歴史を学ぶことができます。
観光名所Chega!Exhibitionへの行き方
8ティモールレジスタンス博物館
東ティモールには前項で紹介したChega! Exhibitionのほかにもう一つティモールレジスタンス博物館があります。ティモールレジスタンス博物館も今日の東ティモールにどのようにしてなったかが文章やパネルで説明されている場所です。2012年にできた博物館なのでChega!Exhibitionより綺麗ば場所です。入場料は$1なのでぜひ足を運んでみてください。館内は写真、ビデオの撮影は禁止なので注意してください。
観光名所 ティモールレジスタンス博物館への行き方
ディリ市街から東に車で10分の場所にあります。
9One dollar Beach
東ティモールは日本同様に海に囲まれた島国なので海とは関係が深い国です。たくさんビーチがありますが、観光客に人気の場所がOne Doller Beachです。透明度の高い海に、白い砂、前方には山々を見渡すことができるOne Doller Beachは流行のインスタ映えすること間違いなしです。海水浴や、休憩所があるので一日ゆっくりすることができます。ただし、日差しがとても強いので紫外線対策は必ずしていってください。
観光名所 One dollar Beachへの行き方
ディリ市内から約40km、車で1時間の場所にあります。バスはとおっていないのでタクシーで行きます。
10最後に
ここまで東ティモールのおすすめ観光名所を7か所ご紹介させていただきましたがいかがでしょうか?東ティモールという名前をあまり聞かないので観光と言ってもどこに行けばいいのかわからない方がたくさんいると思います。一番有名なのは最初に紹介した巨大なキリスト像のクリストで、その次に有名なのが東ティモールの英雄、ニコラウロバト像です。それ以外は紹介したモールや博物館やビーチになります。決して派手ではありませんが発展途上中に国の勢いや、日本とはちがうゆったりした時間の流れの中で過ごせるので貴重な体験ができると思います。東ティモールだけを観光するとなるとやることが限られてしまうので、近くにあるジャカルタやバリ、またはシンガポールやマレーシア観光と合わせて、東ティモールまで足を運ぶプランが一番おすすめです。