台湾観光のベストな時期は?
台湾旅行を計画するときに、気になるのが「旅行時期と費用」です。「台湾のベストシーズンに安く行きたい」と誰でも考えますが、台湾のベストシーズンはいつ頃なのでしょうか?また、安い料金になるのはいつでしょうか?今回は、「ベストシーズンに行きたいけれど、なるべく安い料金で」と考えている人へ、参考になる記事になっています。せひ、ご覧ください。
目的別 台湾観光のベストな時期① 気候
台湾の4~6月は雨季で10~2月は乾季となりますが、雨期の中でも5月中旬から6月中旬は午後にスコールが多くなります。8月までは湿度が高く、じめっとした気候ですが、台風シーズンが終わると一気に気温が下がります。
気候的に見ると3~5月、10~11月がベストシーズンと言えるでしょう。
目的別 台湾観光のベストな時期② イベント
平渓天灯祭り(ランタン飛ばし)
平渓天灯祭りは旧正月に行われるイベントで、天燈(てんだん)と呼ばれる大きなランタンに願い事を書いて空に飛ばす、台湾では200年以上前から続くお祭りです。その幻想的な風景を見ようと国内外からたくさんの観光客が訪れますが、平渓天灯祭りを見学したい場合は、毎年、日程が変わるので開催日のチェックが必要です。
台北の年越しカウントダウン
台北のシンボルでもある「台北101」から打ち上げられる花火は、混雑を我慢しても一見の価値があります。クリスマスやニューイヤー、カウントダウンを見に行くのであれば、12月24日から1月3日までが年末年始のベストシーズンとなります。
鹽水蜂炮(ロケット祭り)
このイベントは、世界三大民族祭りの一つとして知られています。元宵節のお祝いとして100万発を超えるロケット砲と大量の爆竹を2日間にわたって鳴らすイベントは200年以上前から続いています。慣れていない観光客には危険なので、見学する際は売られている防護服を購入しましょう。毎年、開催日は変わりますが、このイベントの時期は乾季で気候の良いベストシーズンです。
澎湖海上花火フェスティバル
澎湖島で行われる花火フェスティバルは、夏の最大イベントで多くの観光客が訪れます。このフェスティバルには花火や音楽イベントの他に、屋台などのお店も出ています。毎年4~6月ごろに数回開催されるため、参加してみたい人は事前に日程を確認しましょう。
台湾国際バルーンフェスティバル
台湾の東南に位置する台東県鹿野高台で毎年7~8月初旬に開催される「台湾国際バルーンフェスティバル」は、台湾内外から数多くのバルーンが集まり、さまざまなイベントを行います。
目的別 台湾観光のベストな時期③ 買い物
「台湾で買い物がしたい」と考える人は、2月、6月、9~11月のセール時期がベストシーズンです。特に9~11月のセールは割引率が大きいので要チェックです。
セールの時期に買い物をして、欲しかったものを賢くゲットしましょう。
目的別 台湾観光のベストな時期④ フルーツ
釈迦頭
釈迦の頭に似ていることから「釈迦頭」と呼ばれている果物で、台湾でも収穫されています。釈迦頭の旬は3~8月の雨期がベストシーズンと言われています。日本ではあまり見かけない果物ですが、ミルキーな味わいは日本人にも人気です。釈迦頭の食べごろを見分けるのは難しいため、持ち帰る場合は、お店の人に確認してください。冷蔵庫で保管するときは、新聞紙に包んでおきましょう。
マンゴー
台湾はマンゴーが有名です。「美味しいマンゴーが食べたい!」という人にはマンゴーが旬になる5~7月がベストシーズンです。この時期、マンゴーは収穫の最盛期を迎え、店頭にも数多くのマンゴーが安い価格で並びます。
冷凍技術の発展でオールシーズン食べられるマンゴーですが、やはりシーズンに食べるマンゴーは格別です。マンゴーを思いっきり食べたい人は5~7月に台湾旅行を計画してはいかがでしょうか。
ライチ
楊貴妃が愛したといわれているライチは4~7月に収穫されますが、旬は6~7月です。日本では冷凍ライチが主ですが、台湾ではフレッシュなライチを楽しめます。しかし、収穫時期が1~2週間と短いため、いつ店頭に並ぶのかがわからない果物なので、見かけたら即ゲットすることをおすすめします。
目的別 台湾観光のベストな時期⑤ 旅行代金
安い旅行費用で台湾に行きたい人は、1~2月、6月がベストシーズンと言えます。この時期は、日本から台湾への安い航空券があり、高いホテルも安い料金で宿泊できます。
台湾観光を避けたい時期は?
旧正月
台湾は1~2月がホテルや交通機関が込み合う時期になります。それは中華系のお正月の旧正月(春節)があるからで、この時期は、故郷に帰る人や旅行する人で混雑します。日本から台湾に行くのは簡単ですが、台湾国内は非常に込み合うので、この時期は避けたほうが無難です。また、旧正月は毎年日程が変わるので確認してから旅行計画をたてましょう。
ゴールデンウイーク
ゴールデンウイークは、たくさんの人が休暇を取るため、旅行代金が高くなります。また、海外旅行の予約が殺到するため、希望するツアーや日程が取れない場合も有ります。ゴールデンウイークはできるだけ避けたい時期ですが、どうしても休みの都合でゴールデンウイークになってしまう場合は、なるべく早い時期に予約を取ることをおすすめします。早めに予約をすることで、安いツアーを探せます。
年末年始
年末年始はどこでも、航空券やホテル代が高額になります。カウントダウンなどのイベントが盛りだくさんの時期で観光客も多く、考えていたような観光ができない場合もあります。この時期はベストシーズンですが、安いツアーや航空券、ホテルは難しいと考えておきましょう。どうしてもこの時期の旅行を考えるのであれば、少し日程をずらすことも考えてみてはいかがでしょうか。1日違うだけでも料金が大きく変わる場合があります。
台湾の時期別特徴
春(3~5月)
この時期の台湾は、比較的雨も少なく、昼間の気温も20度前後と過ごしやすいベストシーズンといえます。しかし、朝晩は冷え込むことがあるので、薄手のジャケットなどがあると良いでしょう。5月に入ると気温が高くなる日が増えてきます。
夏(6~9月)
この時期の台湾は、とても暑くなります。服装は日本の夏と変わりませんが、建物の中は冷房が効いているので、薄手の上着を用意すると良いでしょう。この時期に注意したいのは台風です。台風で飛行機やツアーのスケジュールが変更になる事もあるので、その時はどのような対処をしてもらえるのか、旅行会社に確認をしておきましょう。また、夏休みをのぞくと比較的、旅行代金が安いのは魅力の一つです。観光客の少ない6月はおすすめのベストシーズンです。
秋(10~11月)
秋は、過ごしやすくベストシーズンと言えます。11月は少し肌寒い日もあるので、羽織るものは必要になりますが、比較的安い旅行代金を設定しているツアーも多いので、この時期の台湾観光はおすすめです。
冬(12~2月)
この時期は台湾も冬になりますが、東京と比べても温かく、少し肌寒く感じるくらいです。また、2月下旬は安い航空券やホテルが出てくるので、チェックしましょう。
台湾観光の時期別に合う服装は?
台湾は日差しが強いので、観光する時はサングラスや日傘、帽子、日焼け止めクリームを用意することをおすすめします。時期によっては雨が降る場合もあるので、日傘兼雨傘のほうが良いかもしれません。また、台湾の建物の中は冷房が効いていることが多く、防寒用に薄い上着が必要です。台湾は日本の冬ほど寒くはありませんが、冬に台湾観光を予定している場合は、薄手のダウンジャケットなどがあると良いでしょう。
台湾観光は行く時期を見極めて!
台湾旅行は、観光やフルーツ食べ歩き、イベントなどの目的によってベストシーズンが変わります。目的に合わせた時期に安いツアーや航空券、ホテルなどを探すことはとても大切なことになります。それぞれのベストシーズンに合わせて、楽しい旅行を計画しましょう。