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約束のネバーランドは『わたしを離さないで』のパクリ?あらすじ~話の内容を比較

2021.03.16

約束のネバーランドは、わたしを離さないでという小説の盗作疑惑があがっています。今回は、わたしを離さないでとの類似点や相違点を参考にパクリなのかを考察します。さらに、約束のネバーランドと似ている映画や漫画のあらすじを紹介するため、ぜひ参考にしてください。

  1. 「わたしを離さないで」と「約束のネバーランド」の設定は似ている?
  2. 「わたしを離さないで」のあらすじと設定
  3. 「約束のネバーランド」のあらすじと設定
  4. 「わたしを離さないで」と「約束のネバーランド」の類似点は?
  5. 「わたしを離さないで」と「約束のネバーランド」での相違点は?
  6. 「約束のネバーランド」に似ている作品
  7. 「約束のネバーランド」はパクリではない

約束のネバーランドは、週刊少年ジャンプで2016年8月から連載を開始し、2020年6月に完結した大人気漫画です。原作はもちろん、映画も話題になっています。そんな約束のネバーランドと設定が似ていると話題になった漫画が「わたしを離さないで」です。まずは、2つの作品になぜパクリ疑惑が出ているのか、読者の声を紹介します。

上記の意見のように約束のネバーランドとわたしを離さないでの両作品を見た読者は「パクリなのではないか」や「盗作したのではないか」と思う方が多いようです。なぜ2つの作品を見た読者がパクリだと感じてしまうのかについて紹介していきます。

2つの作品が似ていると言われる理由を考察する前に、まずはわたしを離さないでのあらすじや設定を振り返ってみましょう。あらすじを振り返ることで、どれくらい似ているのか考察する材料になります。

「わたしを離さないで。」のあらすじ

わたしを離さないでは、31歳で介護人を務めるキャシーが、提供者達の世話をしながら自分の育った施設や卒業後の様子などを回想していく物語です。主人公であるキャシーはもちろん、施設で育った子供達は臓器を提供するためだけに誕生したクローン人間だったと判明します。幼い頃のキャシーは、施設にいた友達と共に生き方を探しながらも運命を受け入れるというあらすじです。

「わたしを離さないで。」の設定

わたしを離さないでは、イギリスでカズオ・イシグロが2005年に発表した長編小説でした。小説の設定では、少女2人と少年1人が主人公で自分の運命を受け入れていくというものです。

続いて、約束のネバーランドのあらすじと設定を振り返ってみましょう。2つの作品のあらすじや設定を振り返ることで、相違点を考察しやすくなります。

「約束のネバーランド」のあらすじ

約束のネバーランドは、ハウスという施設で幸せに暮らしていた子供達が異変を感じ、鬼の存在を知るところから物語が始まります。そして、ハウスの正体が子供を出荷するための施設だと突き詰め、脱出して生きていくというあらすじです。

「約束のネバーランド」の設定

約束のネバーランドの設定は、少女1人と少年2人が主人公であり、敵役として人間を食べる鬼と子供を鬼の餌として育てているシスターがいます。

約束のネバーランドで主人公達が暮らすハウスのシスターについては、以下の記事で詳しく紹介しています。ママと呼ばれるシスターについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

2つの作品のあらすじや設定を振り返ったところで、次は類似点を紹介します。類似点を知ると2つの作品に盗作疑惑があがっている理由が分かります。

わたしを離さないでと約束のネバーランドの類似点①:施設収容という点

まず紹介する相違点は「収容施設」です。約束のネバーランドは、出荷される子供が暮らすハウス、わたしを離さないではクローン人間が臓器を提供する目的で生活している施設がメインです。主に施設内での生活が描かれているため、似ていると言われるのでしょう。

約束のネバーランドのハウスで子供達の監視目的に追加で派遣されたシスターについては、以下の記事で詳しく紹介しています。シスタークローネについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

わたしを離さないでと約束のネバーランドの類似点②:出荷や提供のシステムが似ている点

2つ目の類似点はシステムが似ていることです。どちらの漫画の世界でも、子供達が目的のために育てられ、最終的には死ぬシステムです。言い方としては、出荷と提供という違いがあります。しかし、読者からすると、子供が何かしらの理由で死亡するという過程が似ていると感じるのでしょう。

わたしを離さないでと約束のネバーランドの類似点③:メインの登場人物の人数

3つ目の類似点は、メイン主人公の人数です。前述した通り、どちらの作品も3人の少年少女が主人公を務めています。しかし、少年と少女の割合まで一緒ではありません。それでも読者からすると、物語に登場する機会も3人が多く、似ていると感じる部分が多かったのでしょう。

先ほどは、2つの作品にパクリ疑惑がある理由を知るために、類似点を紹介しました。次は、相違点を紹介します。類似点だけを見ると盗作疑惑があがってもおかしくない2つの作品は、相違点ももちろんあります。類似点と相違点を踏まえて、最後にはパクリか考察するため、ぜひ参考にしてください。

わたしを離さないでと約束のネバーランドの相違点①:時代が異なる

そもそも2つの作品は、描かれている時代が違います。わたしを離さないでは「1990年代」で約束のネバーランドは「2045年」です。そのため、約束のネバーランドでは、テストを受ける時など、現在の科学では想像できないシステムが導入されています。

わたしを離さないでと約束のネバーランドの相違点②:敵の有無

約束のネバーランドには、子供の脳を食べる鬼が存在します。そして、主人公達は敵である鬼に食べられないように行動しているのです。一方、わたしを離さないでの世界では敵は存在しません。というのも、クローン人間がメインの話であり、外の世界には人間が普通に生活しているからです。そのため、人間と争う必要もなく、クローン人間に対してよく思っているキャラもいます。

わたしを離さないでと約束のネバーランドの相違点③:隔離の有無

約束のネバーランドの世界は、ハウスを脱獄したとしても外の世界には鬼が存在しています。人間がいると言われている世界と鬼のいる世界は、完全に隔離されているのです。そのため、脱獄した主人公達の前に現れたのも鬼でした。一方わたしを離さないでの世界では、前述したように施設の外には人間が普通に生活しています。そのため、隔離されてはいないのです。

わたしを離さないでと約束のネバーランドの相違点④:運命の受け入れ方

2つの作品の大きな違いは、主人公達が自分の運命をどう受け入れているのかという点です。約束のネバーランドは、12歳までに出荷されるという自分達の運命に抗い、ハウスから脱出して生きています。一方わたしを離さないでの世界では、主人公達がクローン人間だという運命を受け入れ、残りの人生をどのように過ごすのか考えながら生きていくのです。

約束のネバーランドの年長組が次々とハウスから脱出する中、ハウスに残った年少組をまとめるフィルについては、以下の記事で詳しく紹介しています。フィルは、物語に大きく関わるキャラのため、ぜひ参考にしてください。

パクリではない

ここまで「盗作だ」「パクリだ」と言われている2つの作品の類似点と相違点を紹介しました。これまでの情報を元に考察すると、パクリではないと言えます。多くの作品がある現代では、どうしてもアイデアが似通ってしまうこともあるでしょう。人気作品になればなるほど、盗作疑惑が出てしまうと考察できます。

約束のネバーランドはわたしを離さないでの盗作疑惑があがっています。しかし、類似点よりも相違点の方が多く、パクリではないと紹介しました。最後にわたしを離さないで以外で約束のネバーランドに似ている小説や映画などを紹介します。

①進撃の巨人

まず紹介するのは、約束のネバーランドと同じく大人気漫画である「進撃の巨人」です。進撃の巨人の世界には人間を捕食する巨人が存在します。巨人にも様々な種類があり、主人公達は巨人を倒すために奮闘します。主人公は、100年間平和を保ってきた島に巨人が攻めてきたため、母親を失いました。そして母親を殺された主人公が、巨人を駆逐するという目標を持ち、戦い続ける物語です。

進撃の巨人のあらすじは、以下の記事で時系列別に分かりやすく紹介しています。進撃の巨人がどのような作品なのか詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

②チャイルドレンズボーン

チャイルドレンズボーンは、ヨナガノベルというブログで連載されているWEB小説です。この小説は、遺伝子工学が発達した2114年が舞台になっています。遺伝子工学が発達しているため、生前から遺伝子操作が行われ、それにより生まれてきた完璧な子供達が登場します。

しかし、中には遺伝子操作に失敗し、差別対象になる子も存在していたのです。そんな差別対象にある子供達が殺される運命を知り、海に囲まれた施設から脱獄するという物語の小説です。

③輝夜姫

輝夜姫は、竹取物語をベースにしています。竹やぶで拾われた主人公が隔離された島で孤児として生活しています。しかし、その島では孤児は生贄(いけにえ)になる運命だったのです。かぐや姫の犠牲として育てられた孤児達は、かぐや姫を殺害して島を脱出しようとします。しかし、孤児が育てられた本当の理由は、要人達のドナーにするためでした。そんな世界で孤児達が奮闘する物語です。

④エコール

エコールはサスペンス映画で、6歳~12歳の少女がメインの物語です。6歳の時に森の中にある豪邸に連れてこられ、普通の学校のように過ごします。しかし、夜な夜なバレエ鑑賞会が開かれており、上級生は観客のために踊り続けるというストーリーです。12歳になると卒業し、敷地外に出られるようになります。

映画の最後には、卒業生が公園で楽しそうに遊んでいる様子が描かれているため、どのような目的で踊りを強要されていたのかなど謎が多い映画です。

⑤アイランド

SF映画のアイランドは、クローン人間達が脱出する物語です。アイランドの世界では、地球が大気汚染により住めない環境になっています。クローン人間達は、その中でも唯一人間が住める場所がアイランドだと聞かされていました。しかし実際には、アイランドは臓器提供のために作られた場所だと判明します。

アイランドに行くクローン人間は、抽選で選ばれます。そのため、主人公達は抽選で選ばれる前に、施設から脱出しようと行動するのです。

⑥メンズランナー

メンズランナーは、脱出をメインにしたアクション映画です。記憶を失った主人公達は謎の集落に集められ、月に1回支給される物資を頼りに生きていました。しかし、そこから脱出するためには、怪物が住む巨大迷路を進むしかありません。そこで脱出を考えた主人公達が怪物と戦いながら迷路を攻略していくストーリーです。

⑦プリズンブレイク

プリズンブレイクは、無実の罪で捕まり死刑宣告を受けた兄を助けるために、弟が奮闘する物語です。弟はIQ200の天才で、兄を助けるために、刑務所の見取り図を全身にタトゥーとして入れ、自ら銀行強盗を行い刑務所に入ります。そして、様々な作戦を実行し、兄の無実を証明し、幸せに過ごす結末が待っています。

⑧終わりのセラフ

終わりのセラフも大人気漫画の1つです。ストーリーは、突然発生したウイルスにより大人が死亡した世界で、子供達が奮闘するというものです。人間の代わりに世界を支配していた吸血鬼に血を分け与えることで生き抜いていた子供達が脱出し、戦います。

⑨レベル16服従の少女たち

レベル16は、日の光が当たらない施設で暮らしている少女が主人公の映画です。施設内で生活する少女達は、従順で清潔こそが美徳だと教えられ生活していました。そんな施設で育った主人公達は、美容整形で顔面移植をしたいという人のために育てられていたのです。その事実を知った少女達が施設から脱出するというストーリーです。

⑩ミノタウロスの皿

ミノタウロスの皿は、主人公が乗っていたロケットが故障し、墜落した惑星で生活します。墜落した惑星では、牛のような見た目をした生き物が人間のような種族を餌としていました。主人公は、墜落した時に助けてくれた少女に惹かれ助けようとします。しかし、惑星では人間が食べられるのが当たり前だったため、救うことはできません。

その後、主人公は助けに来た宇宙船で帰還することになり、宇宙船の中で泣きながらステーキを食べるというストーリーです。

⑪鬼滅の刃

鬼滅の刃は、約束のネバーランドと同時期に人気漫画になったため、それぞれの読者の間で盗作だと言われてきました。そんな鬼滅の刃の世界には、人間を食べる鬼が存在しています。主人公の妹が鬼にされたため、主人公は妹を人間に戻すために、鬼と戦いながら人間に戻す方法を模索していくという物語です。

鬼滅の刃に登場するキャラについては、以下の記事で詳しく紹介しています。鬼滅の刃について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

人間が作る漫画や映画、小説などは、数が多すぎるあまりどうしても盗作疑惑が立つことがあります。そのため、第1話を見た時点で既視感があり、つまらないと言われることもありました。しかし、類似点と相違点を比較し考察すると、実際には盗作やパクリではないことが分かります。約束のネバーランドも読者の間で言われているような盗作はなく、作者が考えた立派なストーリーだと言えるでしょう。

サムネイル画像は下記より引用しました。
出典: https://m.media-amazon.com/images/I/61Ww90u+wGL.jpg