1.ミャンマーについて
ミャンマー観光の前に国の概要について
ミャンマーの正式名所はミャンマー連邦共和国です。1948年から1989年まではビルマと呼ばれていたので年配の方達にはこちらの名前のほうがで覚えている方が多いです。ミャンマーは東南アジアのインドシナ半島に位置しておりタイやラオス、中国と国境を接しています。人口は約5200万人で首都はネピドーです。よく聞くホーチミンはヤンゴンは実は首都ではありません。
ミャンマーは何語が使われている?
ミャンマーではビルマ語が使用されいます。ビルマ語はアルファベットではなく独自の文字なので勉強していない方にはまったく分からない文字です。
ミャンマーの通貨は?
ミャンマーの通貨はチャット(MMK)が使用されています。100円で約1222チャットです。
ミャンマーヤンゴンへの行き方は?
ヤンゴンへは成田からANAが直行便を就航しています。成田からヤンゴンまでは約7時間です。
2.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース寺院編①
ミャンマーは仏教徒が多い国です。ヤンゴンにもたくさんのお寺があり、観光スポットの定番になっています。その中から特に人気のある寺院について紹介していきます。滞在日数が多いかたはお寺巡りだけでも十分満喫できるのでぜひ足を運んでみて下さい。
シュエダゴンパゴダ(Shwedagon Pagoda)
ヤンゴン観光で一番有名な場所と言えばシェエダゴンパゴダです。シェエダゴンパゴダミャンマーの観光名所というよりも日本人を含む仏教徒全てにとっての大事な場所聖地です。なぜならばお釈迦様、お釈迦様以前にこの世に現れた3人の菩薩様の遺体の一部が保管されていると信じられているからです。建設された正確な年月日は記載がありませんが、一説には今から約2500年前に建設されたと言われています。その後地震や災害で幾度となく損傷しましたが、現在の形には1400年代からなっていたと言われています。名前に「シェ」とついていますがこれは金色という意味です。仏塔はビックリするくらいの金色で建設されており遠くからでも輝いています。また金の他にもダイヤモンドやルビーなど数千点が散りばめられています。仏塔以外にも中で展示展示されている仏像もきらびやかなのでヤンゴンに訪れてた際は必ず訪問してみてください。日数がある場合は昼の顔と夜の顔が違うので2回訪れてみるのもおすすめです。
3.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース寺院編②
チャウタッジーパゴダ(Chauk Htat Gyi Pagoda)
寝そべっている大仏様と言えばタイのワットポーの大仏様が有名ですが、ヤンゴンにも寝そべっている大仏様がいます。チャウタッジーパゴダというお寺で見ることができます。ここにいる大仏様の大きさは高さ17m、長さ65mというとても大きな大仏様です。見所は大きさだけではなく足の裏も是非見てみてください。足の裏には108の仏教の世界観を描いた、魚やお城、装飾品の絵が刻み込まれています。チャウタッジーパゴダお寺というよりも大きな体育館のようでその中に大仏様が寝そべっています。お寺の中には靴を脱いでいかなければいけないのでご注意ください。大仏様の前に絨毯が敷かれているのでそこでお祈りをしたり鑑賞したりすることができます。滞在日数が多く、ヤンゴンに宿泊されている方は毎日お祈りしにいくのもいいですね。
4.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース寺院編③
スーレー パゴダ(Sule Pagoda)
スーレー パゴダはヤンゴンの中心にある仏塔があるお寺です。写真をみていただいてわかるように街の中心のロータリーのようなところにあるのでこの道を走っていると遠くからでも輝いて見えます。仏塔は約2000年前に仏陀の聖髪を納めるために建設されたと言われています。高さは約48mあり、丸い仏塔が多いヤンゴンでは珍しく八角形の形をしています。寺院の中には$3の入場料を払えば入ることができます。中にはいろいろな仏像やモニュメントがああります。またこの周辺にはお土産屋さんや、スーパーなどがあるので日数がある方は2,3回訪れて散策してみるのもおすすめです。
5.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース寺院編④
チャイティーヨー・パゴダ
この写真は合成写真ではありません。本当に実在している今にも落ちそうで落ちないチャイティーヨー・パゴダ、通称ゴールデンロックです。チャイティーヨー・パゴダとは標高約1100mの山頂にあります。高さは約7m、周囲は約27m、その上に約11mの仏塔があります。チャイティーヨー・パゴダは仏教徒の巡礼地のためたくさんのお坊さんがいます。ゴールデンロックははじめから金色の石があったというわけではなく巡礼者の寄付で金箔が張り付けられています。見ごたえがあるので滞在日数に余裕があればぜひ訪れていただきたいスポットです。何かパワーがもらえそうなゴールデンロックをぜひ触りたいと思う方がたくさんいると思いますが、宗教上の理由で女性は触れることができないのでご注意ください。
6.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース寺院編⑤
ボウタタウンパゴダ(Botataung Pagoda)
ボウタタウンパゴダはヤンゴン川沿いにある仏塔です。メインは高さ40mの仏塔で中にはインドから帰ってきたお坊さんが持って帰ってきたとされているお釈迦様の聖髪や聖歯が納められているという言い伝えがあります。実際に世界第二次大戦の時に破壊された仏塔から聖髪といわれているものが出土し、より信憑性が高くなりミャンマーの人達にとってボウタタウンパゴダは神聖ば場所になりました。余談ですが、ボウタタウンのボウはビルマ語で1000、タタウンは兵士という意味でこのお寺は1000人の護衛兵に由来しています。
7.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース寺院編⑥
ローカチャンタ アーバヤ ラバムニ大仏(Kyauk Daw Kyi)
ローカチャンタ アーバヤ ラバムニ大仏は大理石で作らている高さ11mの珍しい大仏です。その昔マンダレーの近くから船で運ばれてっきたローカチャンタ アーバヤ ラバムニ大仏は金色のお釈迦様や大仏が多いミャンマーにおいて珍しい大仏です。ただ1つ難点があります。それは大仏が大きなガラスケースに囲われているので写真をとると反射したり、くもってしまうのでなかなか綺麗にとることができません。
8.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース博物館編①
どこの国にもその国の歴史や有名なものを紹介、展示している博物館があります。その国の基本的なことを知るには博物館にいくのが一番です。ヤンゴンにもミャンマーの国のことや、変わったものを展示している博物館があるのでいくつか紹介します。
ボーヂョーアウンサン博物館(Bogyoke Aung San Museum)
ボーヂョーアウンサン博物館の名前にアウンサンとありますが、このワードでピンと来る方は多いのではないでしょうか?現在のミャンマーの実質的指導者はアウンサンスーチー氏ですね、アウンサンスーチー氏はミャンマー建国の英雄アウンサン将軍の娘になります。ボーヂョーアウンサン博物館はアウンサン将軍が暗殺される前に実際に住んでいた家を博物館にしたものです。アウンサン将軍が実際使用していた家具や衣服、雑貨がそのまま保存されており当時の生活を垣間見ることができます。ミャンマー建国発祥の地といっても過言ではないボーヂョーアウンサン博物館は限られた日数でもぜひ訪れたい場所です。
9.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース博物館編②
国立博物館(National Museum)
ミャンマー最大の博物館がこの国立博物館です。1952年に設立された博物館の館内はかなり広いので半日かけても回りきれるか微妙な広さです。館内ではミャンマーの歴史及び文化を学ぶことができます。また写真のように数々の展示品があるので見ていて飽きない博物館です。
10.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース博物館編③
Drug Elimination Museum
Drug Elimination Museumは日本語に直すと麻薬撲滅博物館というインパクトがある名前の博物館です。ミャンマー、タイ、ラオスがメコン川で接している場所はゴールデントライアングル地帯と呼ばれており、世界で最も麻薬栽培がされている場所として知られています。そんな不名誉なイメージを払しょくするべく建てられた博物館です。館内には様々なドラッグの展示やドラッグを使ったらどうなるか、使わないためにはどうしたらよいかなどが分かる資料があります。このような博物館はなかなかないので限りがある日数でもぜひ訪れていただきたい場所です。
11.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコースショッピング編①
観光の醍醐味といえば、お寺や博物館めぐりもそうですが、ショッピングも外せませんね。ミャンマーには東南アジア独特の所狭しとお店が並んだローカルマーケットや、ショッピングモールがあるので一部ではありますが紹介していきます。
ボージョーアウンサンマーケット
ボージョーアウンサンマーケットはイギリスの植民地時代から続くミャンマーを代表するマーケットの1つです。敷地内には約1800ものお店があり生鮮食品から、衣類、雑貨までいたるものがあるのでお土産選びに最適な場所です。東南アジアのこういったマーケットに値段はあってないようなものです。店頭に提示されている金額でそのまま購入してはいけません。必ず交渉しましょう。
12.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコースショッピング編②
チャイナタウン
チャイナタウンという名前ですが、中華料理やベトナム料理店が混在しているエリアです。地元の人が使うような生活用品や雑貨が安く売られているのでお土産選びには最適です。また本当のローカル食を堪能したい方はチャイナタウンがおすすめです。ただし旅行でいくようなレストランとは衛生レベルは違いますのでお腹としっかり相談してから食べましょう。
13.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコースショッピング編③
CITY MALL
City Mallはヤンゴンで最新のショッピングモールです。ここにくれば衣食住のものが全て揃います。またOCEANというミャンマーでは有名なスーパーマーケットが入っているのでここでお菓子などのバラマキお土産を購入できます。旅行日数が少なくなってしまい、お土産選びに迷ったらCity Mallへ行きましょう。
14.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコースショッピング編④
Junction City
Junction Cityも比較的新しいモールです。最初に紹介したボージョーアウンサンマーケットの近くであるのでローカルのお土産をボージョーアウンサンマーケット選んで、少しいいものを購入したい場合はJunction Cityで探すことができるのでショッピングのモデルコースです。旅行日数が少なくてもローカルマーケットとモールを一緒にまわれるには助かりますね。
15.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース川、湖編①
ヤンゴンにはそのまま名前になっているヤンゴン川や湖があるので景色を堪能したい観光におすすめです。一部ですが紹介します。
ヤンゴン川ディナークルーズ
ヤンゴン川は決して綺麗ではありませんが、限られた日数の中でもぜひみて見て頂きたい場所です。見るだけではなくフェリーに乗ってヤンゴン川を周遊したり、船上で食事することができます。開発ラッシュがものすごい勢いで進んでいるヤンゴン市内を川から見る風景もいい眺めです。
16.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース川、湖編②
インヤー湖
インヤー湖はヤンゴンで最大の湖です。湖周辺にはミャンマーの指導者であるアウンサンスーチー氏の住宅やアメリカ大使館などがあり高級住宅エリアになっています。また反対側には大学通りがありたくさんの若者でにぎわっています。滞在日数が多く、体を動かしたいかたは1週2時間で歩くことができるインヤー湖まで足を運んでみてはいかがでしょうか?
17.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコース川、湖編③
ハローガ湖
ハローガ湖はハローガ国立公園の中にあります。ハローガ湖では写真にあるように貸しボートで湖をすすことができます。また湖の周りにはお寺や、お土産屋さんがあるので一日のんびり過ごすことができます。
18.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコースゴルフ編①
東南アジアはゴルフ好きにはたまらないゴルフ天国です。それは日本に比べて安い値段でできること、寒さとは無縁のこと、キャディさんが1人に1人付くなどまったく環境が違うからです。少ない滞在日数でも、たくさん滞在する日数でもゴルフ好きの方は1箇所でも多くのヤンゴン市内にあるゴルフ場に足を運んでみて下さい。2点アドバイスがあります。1点は日焼け対策です。東南アジアの日差しはとても強いので紫外線対策は小まめにしましょう。あとから肌や目が日焼けのせいで痛くなります。もう1つは水分補給です。年中暑いミャンマーでは日本の真夏にゴルフをやっていることになるので慣れていないと熱射病になるので小まめに水分を取りましょう。
パンラインゴルフクラブ(Pun Hlaing Golf&Country Club)
Pun Hlaing Golf&Country Clubは森林に囲まれた綺麗なゴルフコースです。比較的に広いコースでアップダウンの少ないゴルフ場なので初心者の方でも十分楽しめるゴルフ場です。またゴルフ場内にはシャワールームやレストランがあるのでゴルフをした後にシャワーですっきりしてからごはんを食べることができます。だいたい半日強時間がかかるので日数が少ない中でもモデルコースの1つに入れたいところです。
19.ミャンマーヤンゴンおすすめ観光モデルコースゴルフ編②
ロイヤルミンガラドンゴルフクラブ(Royal Mingalardon Golf Club)
Royal Mingalardon Golf Clubはいたるところに池やバンカーがある戦略性に富んだゴルフ場なので中上級者の方におすすめのゴルフ場です。ヤンゴンに駐在しておる日本人の方がたくさん訪れる場所なので日本語が飛び交っているゴルフ場は一瞬日本にいるような錯覚になります。
20.最後に
ここまでヤンゴンのおすすめ観光モデルコースを紹介させていただきまましたがいかがでしたでしょうか?寺院巡り、博物館巡り、ショッピング、川・湖周遊、そしてアクティビティとしてゴルフと各カテゴリーに分けました。これらを組み合わせれば旅行日数に合わせていろいろアレンジすることができます。ヤンゴンを訪れる際はぜひこれらの場所を参考にしていただければ幸いです。