アラブ首長国連邦ってどんな国?
アラブ首長国連邦は7つの首長国からできた国です。連邦の首都はアブダビ。イスラム教徒が96%を占める国です。公用語はアラビア語ですが、外国人労働者も数多くいるので、多くの場所で英語が通用します。
アラブ首長国連邦の物価
アラブ首長国連邦の通貨はDh(ディルハム)で、1Dhは30円(2018年5月現在)です。物価は総じて高めですが、旅の予算は旅行スタイルによって変わってきます。ホテルは1泊2名5000円ぐらいのところから、高級ホテルになると一泊15万円のところまであります。レストランでの食事代もエリアや店構えで違ってきます。食材も輸入されたものが多くてそれらは高いですがその反面、スパイスや果物、水など地元の人々の生活必需品への物価は基本的に安いと言えます。交通費は、メトロのZone1はDh2.5、タクシーは初乗りDh3と良心的です。
アラブ首長国連邦に観光に行こう
アラブ首長国連邦の治安
アラブ首長国連邦の治安はとても良いと言えます。ただし、スークなどではスリや置き引き、痴漢などの被害が報告されています。治安は良いとは言えども、そこは大都市です。バッグなどの携帯品には常に注意しましょう。
観光中の服装は?
観光地などでの服装は基本的には自由ですが、肌を見せないことも戒律の一つにあります。ノースリーブやショートパンツ、ミニスカートなどの肌の露出の多い服装での外出は避けたほうがよいでしょう。
他に観光中に注意しなければいけないことって?
アラブ首長国連邦はイスラム教の国ですので、イスラム教の戒律が重視されています。例えばイスラム教では禁止されているお酒。旅行者は入国前にある空港免税店で買うか、ホテルで楽しむことができます(ラマダン期間中は自粛される場所も多い)。最近ではショッピングモールの中にもお酒を提供するお店ができているようですので、まずお店に確認しましょう。とはいえ、お酒を公共の場で持ち歩いたり、酔っぱらって騒ぐなどをして逮捕された例もあるので、節度を守って楽しみましょう。
アラブ首長国連邦の観光名所
ブルジュ・ハリファ
ドバイの名所として象徴にもなりつつあるブルジュ・ハリファは世界一高い建築物としてギネスにも登録されています。ドバイに行くからには一度は登ってみたいですよね。展望階は2種類あります。124.125階のAt the topと、148階にあるAt the top sky です。特に148階のAt the top Skyは地上555.7mの高さにある、世界で一番高い展望台です。ドバイに立ち並ぶ超高層ビル群を見下ろしちゃいましょう。
チケットは当日券もあるようですが、事前にインターネットで買っておくとだいぶお得なようです。また、季節によってはお得なプランもあるようです。ぜひ、事前に確認しましょう。
Home | Burj Khalifa
Book Tickets から前売り券を買うことができます。また、Observation Deck をクリックし、Promotional Offersに入るとお得なプランを見つけることができます(英語のみ)。
グランドモスク
アラブ首長国連邦の建国の父と言われるシェイクザイードが埋葬されているモスクで、アブダビの代表的な観光名所です。野球場5つ分と言われる広大なモスクのエントランスは真っ白な大理石でできています。日差しの強いアブダビではエントランスに行くまでがまぶしくて、サングラスが必携ですね。中も金メッキが施された世界一巨大なシャンデリアなど、豪華絢爛さは一見の価値があります。
神聖なイスラム教徒のお墓ですので、男性はノースリーブ、或いはショートパンツでは入れません。女性は、アラブ女性の民族衣装であるアバヤと頭にまくシェーラを無料で貸してくれるので、それを着ることが義務付けられています。
デザート・サファリ
近代的な街並から車で少し離れると、すぐに砂漠があるのがアラブ首長国連邦の魅力でもあります。この機会にデザート・サファリはいかがですか。旅行者が個人で行くのはさすがに危険を伴うので、ツアーを利用しましょう。4WDに乗って砂丘をドライブした後は、ツアーによってはラクダに乗って砂丘をお散歩して砂漠に落ちる夕焼けを見たり、中にはBBQやベリーダンスのショーがついたものもあります。
ただし、砂丘を駆け抜けるなど車内は揺れが激しいことが予想されるため、小さなお子様はご利用いただけないことが多いです。予めツアー会社にご確認ください。
最後に
アラブ首長国連邦には他にもまだまだ人気スポットがあります。青い空、異国の雰囲気に開放的になるかもしれませんが、文化、習慣の違う国にお邪魔させてもらっているということを忘れずに、服装などのルールを守って楽しんでくださいね。