ユトランド半島と大小様々な約500の島の国土からなる国、デンマーク。

世界でも二番目に歴史の長い王室を持つ事や、あの童話作家アンデルセンの生まれた国である事でとても有名です。

日本人観光客も多く昨今の北欧ブームからも、デンマークへの旅に憧れを抱く方は少なく無いのではないでしょうか？

今回はそんなデンマークの首都コペンハーゲンにあるコペンハーゲン国際空港（別名カストラップ空港）で買えるお土産を紹介していきます。

コペンハーゲン国際空港はまるでショッピングモール！空港内でのお買い物なら免税手続きも簡単。

限られた旅の時間、お土産は全て空港でまとめて買ってしまう、というのもアリではないでしょうか？

まず最初に紹介するのは「Royal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)」です。

すでにご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、ロイヤルコペンハーゲンはデンマークに本社がある、世界的に有名な陶磁器メーカーです。

1775年、ロイヤルコペンハーゲンは、クリスチャン7世国王とジュリアン・マリー王妃の援助により王室御用達窯となります。

当時は東洋から輸入した「白い金」こと陶磁器がヨーロッパ全土で空前の大ブームを起こしていました。

ロイヤルコペンハーゲンの象徴とも言えるブルーの模様は日本の古伊万里染付の影響を受けているとも言われています。

そんなロイヤルコペンハーゲン、うれしい事に空港にも店舗があります。食器類以外にも雑貨などの取り揃えがあり、ちょっとしたお土産を探すにはもってこい。

一部、日本でも購入することができますが、せっかくデンマークへ旅に出たらぜひ、本場でお得に購入しておきたい所。

もちろん日本未入荷のアイテムもたくさんあるので、お土産選びに迷ったらお店の中をのぞいてみてください。

次に紹介するのは「Illums Bolighus(イルムス ボーリフス)」です。

コペンハーゲンのホコ天、ストロイエ通りに本店を持つイルムス ボーリフス。

北欧デザイン好きにはたまらない家具や雑貨の品揃えを持つ人気店です。

イルムスはコペンハーゲン国際空港内にも店舗を持ち、お土産にできる北欧雑貨が多数揃っています。

北欧デザインは日本でも今や空前の大ブーム。

ちょっとしたキーホルダーや絵はがきなどをいくつか買っておけば、ばらまき、とまでは行きませんが仲の良い友人や同僚へのお土産としてハイセンスに決まりそうです。

次に紹介するのは「Peter Beier Chokolade(ピーター バイヤー チョコレート)」です。ピーター バイヤー チョコレートは1996年に創業したデンマークの高級チョコレート店です。

「農園からテーブルへ」のコンセプトにはじまるこのビーターバイヤーではカカオ農園をはじめとしナッツ類や果物類に至ってまで自社農園を持っています。

お土産にぴったりな箱入りからケースに並んだボンボンショコラまで、他国のチョコレートにも見劣りしない美しいチョコレート達に思わず目を奪われます。

口溶け優しいチョコレートで、日本人の口にもぴったり。

とにかく美味しいので職場や学校でのばらまき用にはもちろん、自分のためにも買っておきたいお土産です。

「Danish Mini Cookies(ダニッシュミニクッキー)」もコペンハーゲンお土産の定番です。

可愛らしい缶が人気ですがこのデザイン、よく見るとロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッド。

実はロイヤルコペンハーゲンが唯一認めたクッキーなんだとか。

中身のクッキーはココナツやシナモンの風味がとても良く香ります。

小さなクッキーが沢山入っているので、仕事での息抜きやおやつの時間にちょっとつまむのに丁度良いお土産です。

デンマークではクッキーを食べたあとに、このおしゃれな入れ物を小物かわりに使うのが定番になっています。

何をいれようか、思わずワクワクしてしましますね。

A.C. Perch's Thehandelは北欧最古、そしてデンマーク王室御用達の紅茶専門店です。

約180年の歴史を持つA.C. Perch's Thehandelはデンマーク国内だけでなく世界中で人気が高く、市内の本店に行くととても人が多く混雑しています。

もし興味のある方はこのコペンハーゲン国際空港で済ませると良いかもしれません。

缶入りの茶葉やティーパックはもちろん量り売りもしてくれます。

他にもジャムやチョコレートなど、お茶のお供に嬉しい甘い物も。

パッケージはシンプルでオシャレなので老若男女に喜ばれるお土産になる事間違い無しです。

最後にご紹介するコペンハーゲンのおすすめお土産はデンマークではだれもが知っているであろう人気お菓子のラクリスです。

ラクリスはちょっと日本人の人の口には合わない味かもしれませんがご当地お菓子としてぜひ購入してほしいお菓子です。見た目は黒色で漢方薬にも使われる甘草を煮て作られたもので薬のような苦い味がします。

形状もハードキャンディータイプからソフトキャンディータイプ、グミなど様々なものがあります。

これがお菓子？と思われるかもしれませんがデンマークではスーパーやコンビ二などではお菓子コーナーに様々なラクリスが置いてあります。

もちろん空港の売店にも置いてあり安く購入することができるのでばらまき用にぴったりなご当地お菓子です。ぜひ試してみてくださいね。

今回はコペンハーゲン国際空港で購入することができるおすすめお土産をご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか？

コペンハーゲン国際空港は空港というよりもはやショッピングモール。

ご紹介したものはどれもデンマークを代表する雑貨屋さんやお菓子なのでコペンハーゲン市内でも購入することができます。

しかし限られた旅の日程でお土産用ショッピングに割ける時間は僅か。

最終日までにお土産を購入できなかった場合の最後のチャンスである空港では、名品はなんでも揃い免税手続きもラクちんです。是非、空港でのお土産購入を楽しんでください。

しかし、コペンハーゲン国際空港は本当に魅力的なお店ばかり……うっかり買い物に夢中になり過ぎて搭乗口まであわててダッシュ！なんてことになりかねませんから、時間には余裕を持ってお買い物を！

それでは、よい旅を！