プラハの治安について徹底解説!安全な地区や夜の歩き方などご紹介 - プラハってどんなとこ?
プラハは、ヨーロッパ諸国の1つチェコ共和国の首都です。通貨は、チェコ・コルナを使っています。街は、ヴルタヴァ川によって2つに分かれており、千年の歴史を持つ都市と言われ、世界遺産も多く見どころも豊富な人気観光地です。
「百塔の街」という愛称で親しまれている歴史地区には、中心部に旧市街広場があり、多くの地元の人々や観光客で賑わっています。また、広場にはバロック様式の建物やゴシック様式の教会、1 時間ごとにからくりが動き出す中世時代の天文時計があります。チェコの観光地として有名なカレル橋の欄干にはカトリック教の守護聖人の彫像が並んでいて、カレル橋から見えるプラハ城はとても美しいものです。
プラハの治安について徹底解説!安全な地区や夜の歩き方などご紹介 - 治安は?
プラハの治安は、比較的いい方になります。日中の1人歩きや一人旅の観光客も多く見かけます。最低限の注意をしておけば、大きな犯罪などに巻き込まれる可能性も低いかと思います。
実は、各国がどれくらい平和であるかを表す指標とされる <2018年の世界平和度指数ランキング>では、163か国中9位の日本を抜いて、チェコはなんと7位です。2015年までは日本が上位の方が多かったのですが、近年ではチェコの方が上位にランクインしています。この世界平和度指数は、国内紛争や治安悪化、軍事力強化など平和維持への不安要素などが影響しているそうです。
プラハの治安について徹底解説!安全な地区や夜の歩き方などご紹介 - 危険な地域は?
プラハは、比較的安全な街でもありますし、観光客も多いため、日本のように夜に出歩くことも可能です。しかし、治安が良いと言われているプラハでも、あまり近づかない方が良いと言われている場所もありますので、お気を付け下さい。
特にプラハ本駅周辺の公園は、夜に一人でうろうろ歩くのはあまりおすすめではありません。もちろん日中は問題なく、通り抜けするのに便利な公園ではあるのですが、夜は薄暗く、酔っぱらった人たちを見ることもあるので、夜遅くに通るのは避けた方が良いでしょう。また、中心部を離れて郊外へ行くと、落書きが多かったり、治安が悪そうな場所もあります。観光地もないので、目的もなく行くのは避けた方がいいかと思います。
プラハの治安について徹底解説!安全な地区や夜の歩き方などご紹介 - 気を付けることは?
プラハだけでなくどの国においても、安全・危険に関わらず、最低限の注意は必要になります。観光客が多く集まる場所では、やはりスリなどの軽犯罪も発生していますので、貴重品からは目を離さず、きちんと管理しておくことが重要です。
また、レストランでの食事中に携帯電話や財布をテーブルの上に置きっぱなしにしたり、ポケットに携帯電話を入れて街中を歩いたり、荷物を置いたまま席を離れたりといったことはしないように注意しましょう。観光客は狙われやすいので、ホテルのロビーでも荷物からは目を離さないようにしておいた方が良いですよ。
基本的なことではありますが、夜中遅くに一人で外出したり、人通りがほとんどない裏路地へ行ったりすることもなるべく避けた方が良いですね。
プラハの治安について徹底解説!安全な地区や夜の歩き方などご紹介 - まとめ
いかがでしたでしょうか。チェコは、他の国と比べても比較的安全な国で、日本に近い感覚で街を歩くことができます。
日中のチェコの街も良いですが、夜のチェコもまた魅力的です。オレンジ色のライトに照らされた夜の街は、一段と美しく、月に照らされたプラハ城とカレル橋もとても幻想的です。プラハに行った際には、日本では味わえない中世のヨーロッパの夜景もぜひお楽しみください。