シンガポールで日本語は通じるの?スタッフの対応は?/1・空港
シンガポールには年間を通して沢山の日本人が観光に訪れますし、日本からの直行便も多いので空港にはたくさんの日本人が常にいます。さて、シンガポールのチャンギ国際空港では日本語は通じるのでしょうか?結論から言いますと、日本語が通じるのはANAやJALのチェックインカウンターの横にいる日本人スタッフ(例え日本キャリアでも、チェックインカウンターのスタッフには基本的に日本語は通じません)と、あとは偶然居合わせた日本キャリアのCA、パイロットだけだと考えた方が良いでしょう。在星5年、帰国後も出張等で10回以上シンガポールに渡航している筆者も、空港内のインフォメーションセンター、タクシー乗り場、空港内の免税店、全てで日本語を流暢に話すスタッフを見かけたことはありません。基本的にシンガポール人はマルチリンガルで、英語は勿論、中国語、マレーシア語など多言語を話す人が多く言語に対してフレキシブルです。空港内には英語が苦手なお客様も多いため空港スタッフは片言の英語でも聞き取ってくれます。それでもどうしても言いたいことが伝わらずに困ったら、迷わず日本キャリアのチェックインカウンターに行ってください。必ず日本人かネイティブな日本語を話すスタッフが1人はいます。
シンガポールで日本語は通じるの?スタッフの対応は?/2・ホテル
日本人が多く宿泊する高級ホテルではスタッフに日本人がいる可能性もありますが、基本的にはフロントスタッフには通じないと考えた方が良いでしょう。普通にチェックインする、チェックアウトするだけであれば難しいことはありませんので問題はありませんが、なにか複雑なお願いをホテルにしたくなったら?フロントに電話をして、日本人スタッフをお願いしてみると繋げてもらえます。例えその場には日本人スタッフがいなくても、折り返しの連絡が貰えるはずです。ホテルに勤務する日本人スタッフの仕事は日本人のお客様への対応が大切な業務でありホスピタリティーです。遠慮せずにお願いをしましょう。ドミトリーや安いホテルには日本人スタッフはいないことが殆どですので、どうしても伝えたいことがあったら紙に書いて伝えてみるのもひとつの手です。
シンガポールで日本語は通じるの?スタッフの対応は?/3・観光地
シンガポールの主な観光地ですが、日本語スタッフがいるところは少ないようです。日本語トラムなどが走るシンガポール動物園などでも、受付のスタッフなどはやはり基本英語です。どうしても困ったことがあったらスマホの翻訳機能など使ってみるのもひとつの手です。
シンガポールで日本語は通じるの?スタッフの対応は?/4・屋台やレストラン
間違いなく日本語が通じるのは、日本人スタッフがいる一部の日本食レストランになりますが、基本的にローカルのレストランで日本人スタッフや日本語が話せるスタッフを見つけることは難しいと言って良いでしょう。 オーダーするだけ、お会計するだけであれば日本語が通じなくても難しいことはありません。アレルギーなどがあり特別な注文をしたい場合に関しては、紙にあらかじめアレルギーの食品を書いていくと良いと思います。シンガポールは小さな屋台でも殆どのスタッフが英語を話しますので、紙に書くのは英語で基本的に大丈夫です。
シンガポールで人に道を聞く際の注意点
シンガポールで街歩きをしていて、どうしても観光地が見つからない!あそこのお店に行きたいのに場所が分からない!という場合に、人に道を聞きたいタイミングがあると思います。ここで注意したいのは、デパートやショッピングセンターの掃除のスタッフに聞くのはやめておいた方が良いということです。中国から出稼ぎで来ているスタッフが多く、彼らには見事に英語が通じません。道を聞くならばお店のスタッフなど、英語で接客している人が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?日本語が通じない場所は多いけれども、簡単な英語でコミュニケーションが取れるシンガポールは旅行先として本当に最適です!基本的な単語とセンテンスを押さえておけば、きっとローカルのスタッフと楽しいコミュニケーションが取れるはずですよ。