青森にはアート好きなら一度は訪れてみたい美術館が点在しています。青森だからこそ見られる作品も多く、どの美術館にも足を運びたくなってしまいそうです。また、季節によって展示物が変わったり、姿を変えるスポットも多いので、季節が変わったタイミングでまた訪れてみたくなる場所も!一度なんてもったいないので、ぜひ季節を変えて再訪問もしてみてくださいね。それほど魅力が詰まった美術館が多い場所でもあるので、見逃せません。
青森へ足を運ぶには、鉄道、飛行機、高速バス、車、そして船を利用することができます。まずは、鉄道から。東京からの場合は、東北新幹線はやぶさに乗車すれば、新青森駅まで約3時間でアクセスすることができます。3時間程度なので、飛行機に乗ることなく青森へと足を運ぶことができます。以外と気軽にアクセスできるんですよ。
また、はやぶさは子供から鉄道が大好きな大人にも人気の新幹線です。新幹線での移動中も楽しめそうですし、3時間のうちに、同行者と計画立てもできるので、意外とあっという間かも!気軽に利用できるので、おすすめです。そして、続いて高速バス。東京や仙台などから高速バスの運行があります。高速バスだとやはりアクセスする時間がかかってしまうので、あまり旅行日程に余裕がない方は外したほうがよさそう。とはいえ、高速バスのメリットは、価格を抑えられることなので、移動にあまりお金を使いたくないという方にはおすすめできる交通手段ですよ。
また、青森には青森空港と三沢空港があります。青森空港へは、東京、大阪、札幌、名古屋などから運航されているので、お住まいの地域によっては飛行機が便利かもしれませんね。
飛行機での移動は1時間から1時間30分程度なので、乗ってしまえばすぐに到着です。ちなみに、三沢空港は、東京、大阪、札幌からの運航があり、こちらも1時間から1時間半程度でアクセスできるようになっています。そして、北海道の函館から青森は、船を利用することも可能なので、函館周辺からアクセスする場合は、船がおすすめの交通手段といえるでしょう。
それでは、青森の美術館をご紹介してきますので、どうぞご覧ください!
青森の人気の観光スポットでもある「青森県立美術館」。青森出身の作家の作品を数多く展示しているだけでなく、県外、さらには海外の作家の作品も豊富な美術館です。
三内丸山縄文遺跡の隣に建てられている「青森県立美術館」は、遺跡の発掘現場からアイディアを得て設計された建物。館内の展示物だけでなく、美術館の建物自体も、長い時間眺めていられそうなほど。
さらに、「青森県立美術館」の有名なアートといえば、青森県出身の画家であり彫刻家でもある奈良美智の作品、あおもり犬が有名です。犬の姿を眺めているだけで癒しをもらえますよ。一緒に記念撮影をしてみてください。そんな楽しみ方もおすすめですよ。
館内、さらには屋外の展示を楽しむのはもちろんですが、「青森県立美術館」のおすすめポイントとしては、カフェやミュージアムショップもある点でしょう。「青森県立美術館」へ訪れた記念に、ミュージアムショップでお土産を購入するのもいいかもしれません。
カフェではドリンク類はもちろんですが、カレーライスやパスタなど、ランチにもおすすめしたいメニューもあります。美術館をまわった後に、一息つきに立ち寄るもおすすめですが、ここでランチを堪能するもよし、美術館の感想話しに花を咲かせるもよし!です。せっかく「青森県立美術館」へ足を運んだら、カフェとミュージアムショップもお見逃しなく!
「青森県立美術館」へのアクセスには、JR新青森駅が便利です。JR新青森駅は新幹線が停車する駅です。その駅からタクシーに乗車すれば10分ほどで到着することができます。青森について一番に観光するスポットとしてもちょうどいいかもしれませんね。ちなみに、バスの運行もあるので、時間が合えばこちらを利用するのもおすすめです。
その他のアクセス方法としては、青森駅からもバスの運行がありますし、青森空港からは車を利用して20分ほど。駐車場、駐輪場もあるので、車や自転車で観光をする方でも安心して訪れることができますよ。
青森県立美術館
青森県立美術館の概要、コレクションの紹介、展覧会・イベントの案内、利用案内。
「青森県立美術館」と並んで人気のアートスポットが「十和田市現代美術館」です。青森の2大アートスポットとしても知られているほどなので、2つの美術館を巡るのがおすすめでもあります。そんな「十和田市現代美術館」では、有名な草間彌生やロン・ミュエクなど、世界中で活躍をするアーティストの作品を常設展として見ることができます。さらに、企画展を開催している期間もあるので、気になるイベントがある場合は、その期間を狙って訪れてもいいですね。
また、屋外にはスケールの多いな美術作品が展示されているので、実は美術館が苦手…なんて方でも楽しむことができるはずです。一緒に写真を撮りたくなるような作品ばかり!SNS映えもしそうですよ。
特徴ある大きな作品が数多くあるので、見ごたえも十分。時間に余裕を持って訪れることをおすすめしたいくらいです。どの作品も素敵なので、ぜひ全てを見てまわってくださいね。
アート広場にあるトイレまでも、アートです。さらに、施設の枠を飛び出たところにまでアート作品が!美術館の外でもアートが楽しめるなんて、贅沢ですよね。現代アートを楽しみながら散策するのにぴったりなスポットといえますよ!
「十和田市現代美術館」のカフェもアート作品!しかも、壁に絵があるのではなく、床に作品が描かれているんです。ここで休憩したら、素敵な時間が過ごせそうですよね。食事もできるので、ランチをしに来るのもおすすめです。ぜひ、「十和田市現代美術館」でたっぷり現代アートに触れ合ったら、カフェにも立ち寄ってみてくださいね。
たっぷりとアートに触れられるスポットの「十和田市現代美術館」へのアクセス方法ですが、七戸十和田駅を利用すれば、そこからタクシーで20分程度。バスの運行もあるので、バスを利用する方は事前に時刻表を確認しておくといいでしょう。また、八戸駅からもバスの運行がありますよ。
「十和田市現代美術館」専用の駐車場もありますが、停められる台数が少ないため、満車の場合は西二番町駐車場を利用しましょう。西二番町駐車場は、通常は有料の駐車場ですが、美術館を観覧する場合は、無料のサービス券をいただくことができます。有料ではありますが、その他にも周辺には駐車場がいくつかあるので、車での青森観光の途中に立ち寄ることもできますよ。
様々な展覧会やワークショップなど多くの芸術体験ができる施設が「青森公立大学 国際芸術センター青森」です。アーティスト・イン・レジデンスという、国内を問わず海外も含め、様々なアーティスト呼び、一定期間滞在し創作活動を行なう事業をしている施設。
館内だけでなく、施設の外にある森にも野外彫刻作品を展示しているので、散歩をする感覚でアートを楽しむことができるんです。
また、期間によって違ったアートに触れることができるので、1度と言わずに何度も足を運びたくなるアートスポットでもあります。ワークショップの参加者を募集しているので、事前に確認し、気になるものが見つかったら申し込みを済ませておきましょう。
「青森公立大学 国際芸術センター青森」は、建築家として活躍する安藤忠雄による設計で、3棟から構成されています。谷沿いに橋が架かる姿をイメージした直線の創作棟と宿泊棟、円形のステージやギャラリーがある馬蹄の形をした展示棟があります。この建物自体にもアートを感じるはず。ぜひ、そのあたりにも注目して「青森公立大学 国際芸術センター青森」を散策してみてくださいね。そしてちょっと休憩したいときには、美術図書館にもなっているラウンジへと向かいしょう。アートに関する資料を見たり、休憩したりできますよ。
野外展示が充実しているのも、「青森公立大学 国際芸術センター青森」の特徴。ぜひ、計画を立てる段階で、「青森公立大学 国際芸術センター青森」にかける時間をたっぷりと用意しておいてくださいね。
青森空港から「青森公立大学 国際芸術センター青森」へとアクセスする場合、タクシーを利用すれば20分ほどで到着することができます。そのため、飛行機で青森へ行こうとお考えの方は、青森についてすぐに「青森公立大学 国際芸術センター青森」へと向かうのもあり!
電車とバスを利用する場合は、青森駅から運行されているバスを利用しましょう。JRバスもしくは青森市営バスを使えば、約40分で「青森公立大学 国際芸術センター青森」に到着です。
青森県弘前市出身の歌人であり、劇作家でもある寺山修司。数多くの文芸作品を残した寺山修司の記念館が、青森県三沢市にあります。寺山修司の母親から三沢市に寄付された遺品を公開するべく、建てられた記念館です。
寺山修司が残した作品にまつわる資料が数多く展示されています。また、期間により様々な企画展が開催されるので、こちらも要チェックです。
「三沢市寺山修司記念館」では、寺山修司の作品である映画や演劇、ほか寺山修司を紹介するDVDを見ることができます。そのため、いくら時間があっても足りないほど。それだけ多くの作品を残した人物でもあるんですね。
ちなみに、先に紹介した企画展が開催されている期間と、開催されていない期間では入館料が違うのでご注意を。
「三沢市寺山修司記念館」へと向かうには、青い森鉄道の三沢駅からタクシーで15分ほど。また、三沢空港からはタクシーに乗車すれば10分程度で到着することができますよ。
また、青い森鉄道の三沢駅からバスの運行があるので、これを利用しようとお考えの方は、事前に時刻表を確認しておいた方が無難かもしれませんね。
青森と聞くと、ねぶたを思い浮かべるなんて方も多いことでしょう。ねぶたを見てみたいけど、祭りにあわせて青森に訪れるのが難しいという場合は、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へと足を運んでみるのがおすすめです。ここには、各賞を受賞したねぶた作品が展示されているのです。
ねぶたの迫力に圧倒されてしまいそうですが、間近で実際に作品を見ることができるのは嬉しいですよね。ねぶた祭にこられなくても、見られるという点も高ポイントです。
また、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」では、様々なイベントや体験教室が開催されます。ミニ金魚ねぶた作りやミニねぶた面色つけなどができますよ。小学生以上から参加できるものが多いですが、中には幼児から体験できるぬりえうちわなどもあるので、要チェック。毎月第2、第4日曜日に開催されているので、この日を狙って「ねぶたの家 ワ・ラッセ」へと足を運ぶのもおすすめです。当日受付で定員もあるので、時間を確認して早めに向かう方がいいかもしれませんね。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」施設内には、ショップや食事処もあるので、立ち寄ってみてもいいかもしれません。青森ならではの海鮮を使った料理を堪能できるので、おすすめですよ。ランチ時間に合わせて訪れてみてくださいね。
実は立地も魅力的な「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。青森駅から歩いて1分程度でアクセスできちゃうんです。また、周辺には、観光スポットも目白押しなので、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」以外にも観光を楽しむことができるのも嬉しいですね。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」。ねぶた祭の歴史や魅力を余すことなく紹介し、ねぶたのすべてを体感することができる夢の空間です。
最後に、青森出身の偉大なる作家の記念館を紹介させていただきますね。日本にとどまらず、世界にも誇れる青森出身の板画家である棟方志功の記念館が、青森市に存在しています。1975年に開館してから多くの観光客が訪れている場所です。
年に4回展示が入れ替わるため、季節ごとに訪れたくなる「棟方志功記念館」。作品はもちろんですが、使用していた道具などの展示もあるので、要チェックです。
「棟方志功記念館」はたくさんの展示がある記念館ではありません。数多くの展示物があることで、観覧する方が疲れてしまうのでは、また、作品の印象が薄くなるのではということから、作品数は少なめです。ですが、だからこそひとつひとつじっくりと見ることができるんですよ。1年の展示スケジュールもホームページを見ればすぐに知ることができるので、行く日程が決まったら、確認しておくといいでしょう。
「棟方志功記念館」へ車を使ったアクセスをする場合は、東北自動車道の青森中央インターで高速を降りましょう。ここから車を走らせること15分ほどで到着です。また、公共交通機関を利用する予定の方は、新青森駅、もしくは青森駅からバスの運行があるので、利用するといいでしょう。タクシーに乗車するのであれば、青森駅が便利です。青森駅からなら10分程度で到着できちゃいます。ちなみに、青森空港からは、タクシーを使うと30分ほどかかりますよ。
棟方志功記念館:ホーム
青森市 棟方志功記念館のホームページ。展示スケジュールやご観覧案内、アクセスマップ、棟方志功の年譜等を紹介しています。
青森でアートに触れる時間を過ごしたい方に、おすすめしたい美術館や記念館を6か所ご紹介してきました。近代アートに触れることができる美術館も見ごたえがあり素敵な時間が過ごせそう。また、青森だからこそ見られる作品を展示しているスポットも数多くありました。せっかく青森まで足を運んだら、その場所ならではのスポットは外せませんよね。また、1か所だけをじっくり時間をかけて見てまわるのもおすすめではありますが、旅行日程に余裕がある方は、ぜひ美術館巡りを楽しんでみてくださいね。