香港の建築物は、なんとあの素材を足場に利用している！？
香港の有名な建築物の歴史は足場の竹で支えられている！
なんと、香港の伝統文化の１つに、高層ビルを建てる時に竹を使った足場を利用して工事をします。竹は丈夫で軽く、鉄と違って錆びないために、香港では鉄の足場を見かけることの方があまり無いです。あの有名な100万ドルの夜景も、この竹の足場で作られています。
香港のおすすめ建築物その1:ヘレナ・メイ
香港総督の奥さんの名前がついた美しい建物
1916年のイギリス統治下時代に建てられたヘレナ・メイは、香港総督の奥様のお名前がつけられた白くて優美な建物です。戦後、女性の活躍を後押しするため、英国系の女性会員制クラブで、メンバー限定で利用できます。
外装も白くて美しく重厚感があふれていますが、内装も白を基調としており非常におしゃれです。メンバー限定のレストランっと宿泊施設があります。現在は男性でもメンバーになれます。メンバーになって、優雅なひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか？
香港のおすすめ建築物その2:セント・ジョンズ教会
香港で2番目に古い建築物！
香港で2番目に古い歴史ある建築物です。1849年に初めての礼拝が行われ、それ以降、町の中心部にひっそりとたたずみ、市民を見守っています。
13世紀のゴシック様式で建てられ、当時流行だった装飾の少ない設計です。1941年から約4年間は日本軍の侵略で日本人倶楽部となっていました。隣には長江公園などもあり、緑が多くて散策にぴったりの場所です。ビクトリアピークへのトラム乗り場の近くですので、行かれる方はぜひ立ち寄ってみてください。中のステンドグラスも美しく、静謐な雰囲気を楽しめます。
香港のおすすめ建築物その3:茶具文物館
香港公園の一角にある歴史ある建築物でお茶の歴史がわかる！
ギリシャ復興様式という建築様式で、もともとはイギリス軍総司令官邸（フラッグスタッフハウス）として建てられました。第二次世界大戦中、日本軍に占領されるも、1984年には茶具文物館として開館しました。
香港で最古の西洋式建築物で、1846年に建てられています。1階ではフラッグスタッフハウス当時の暖炉や中国茶のお茶の淹れ方、茶器や茶具が展示されています。2階では特別展が約1年ごとに入れ替わります。また、資料の閲覧コーナーや、おみやげ屋さんなどもあります。
香港のおすすめ建築物その4:1881ヘリテージ
歴史ある建物を再利用したショッピングセンター
美しく趣のある重厚な建物1881ヘリテージは、今もなお、歴史的情緒にあふれています。水上警察本部と消防署本部があった場所に建てられた、イギリス統治下の古き良き香港を感じることができる人気スポットです。
現在は高級ブティックやレストランになっておりますが、実際に使われていた箇所などが随所に見られ、散策したり写真を撮ったりと楽しめる建物です。船に時間を知らせていた塔や、時を告げるのに使われていた大砲なども必見です。中には中央広場があって、イベントなどがたくさん行われていて、いつ行っても楽しむことができます。
香港のおすすめ建築物その5:香港理工大学
あの有名なザハ氏が設計！香港理工大学
2013年に建てられたザハ・ハディドの「香港理工大学・ジョッキー・クラブ・イノベーション・タワー」は駅の目の前にあり、建物とキャンパスが美しく調和しています。
ファサードも外観も非常に面白い形をしたこの建築物は、内部の見学もでき、日本から1番近くで見ることができる、ザハ建築です。ザハ氏の手がけた建築の特徴は、独創的でありながら実用的で美しく心踊るデザインが得意です。ぜひこの機会に街と融合した素晴らしいザハ建築を楽しんでください。
まとめ
グルメに観光スポットにたくさん見どころがある香港ですが、ビルや歴史的建造物巡りも、実は面白い発見がある香港。ぜひ、建築物巡りで一味違った香港を楽しんでください。
