秋田県
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東北地方の北西に位置する秋田県は、周囲を1000メートル級の山と日本海に囲まれています。秋田県は古来より、秋田藩の城下町として栄えてきました。産業・文化・交通などあらゆる面にわたり、佐竹氏の意向が今でも生きている場所です。秋田県は米どころとしてあまりにも有名ですが、産業面では、秋田杉と鉱山開発が秋田県の大きな柱として知られています。現在ではほとんど鉱山資源としてはすたれてきてはおりますが、秋田の天然杉は、今もなお、国の天然記念物に指定されており、津軽のビバ、木曽のヒノキとともに日本三大美林として全国に知られています。
秋田のお祭り
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秋田の竿燈祭りは、秋田を代表する祭りで東北の三大祭り、仙台の七夕祭り、青森のねぶた祭りとともに有名なお祭りです。秋田県をあげて行われる竿燈祭りは、秋田県一大きなお祭りで、毎年8月4日から7日までの4日間、秋田市内を中心に行われます。メインの会場は、市内の中心部につくられ、大勢の人で賑わいます。ものもと竿燈祭りの始まりは、ねぶた流しと呼ばれる「睡魔払い」の盆行事で、精霊を迎えるための灯籠を持ち歩くようになったら始まりとされています。竿燈は、稲穂を表しており1つ1つの提灯は米俵を意味しており、大きさによって大若、中若・小若などがあり、提灯には各町内ごとの町紋が付いています。昼間も行われますが、夜の方が圧巻的です。
秋田の味
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米どころのして知られている秋田県は、美味しいグルメの宝庫です。秋田のブランド米「あきたこまち」や、美味しいお米と清らかな雪解け水で仕込んだ「秋田の地酒」、ご飯をつぶして串に巻き、炭火に焼いて鍋料理などにして食べる郷土料理の1つ「きりたんぽ」、ハタハタなどの魚を塩漬けにして発酵させ、その上澄みの汁を薄めて魚や野菜と一緒にした鍋「しょっつる」、ホウキ草の実を大根おろしと醤油で食べる料理「トンブリ」、たくあんをさくらのチップで燻した伝統的なお漬物「いぶりがっこ」などここでは紹介しきれないほど美味しいものがたくさんあります。
秋田のなまはげ!お祭りの時期や体験方法、周辺の観光スポット1 「男鹿半島」
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なまはげの発祥の地として知られる秋田県の男鹿半島。日本海に囲まれた自然豊かな場所で、古い伝統が今でもたくさん残り、観光スポットの多い魅力的な半島です。男鹿山々と呼ばれる山並みや、男鹿温泉郷を中心とした温泉、新鮮な海でとれる海の幸など秋田県を代表する観光地です。
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秋田のなまはげ!お祭りの時期や体験方法、周辺の観光スポット2 「なまはげ」
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男鹿半島というと「なまはげ」。なまはげに扮した男達が家々を回るのが大晦日の晩。「泣く子はいねがー、親の言うこど聞がね子はきねがー」などと大きな声で叫びながら地域の家々をまわる、男鹿半島に古くから伝わる行事です。なまはげは、無病息災や豊作を祈って行われる伝統行事で、なまはげを迎えたお家は、一年健康でいられるというものです。なまはげを迎えるたお家は、男鹿半島に昔から伝わる伝統料理やお酒をふるまい丁寧におもてなしをします。現在は大晦日の夜に行われている行事ですが、かつては小正月に行われていました。古くから伝わる伝統行事として昭和53年「男鹿のなまはげ」として重要無形民俗文化財に指定されました。
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なまはげと呼ばれるようになったのは、「なもみ」からきていると言われています。「なもみ」とは秋田の方言で、囲炉裏で暖をとっているときに、手足にできる斑点のこと言いますが、これからきたと言われています。なまはげは、その「なもみ」を落とすため、手には出刃包丁、顔にはお面をつけ、ワラで作った神に扮した独特の衣装をまとい、足にはワラであんだすね当て、雪の中、足をまもるワラの靴をはいています。これがなまはげの特徴です。小さい子供は絶対に泣いてしまう恐ろしい姿です!!
秋田のなまはげ!お祭りの時期や体験方法、周辺の観光スポット3 「なまはげのお面」
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なまはげの大きな特徴でもあるお面。お面は、地域や集落ごとに異なり、お面だけでも特色の違いはなまはげの特徴でもあります。男鹿半島は、大きく6つの地域に別れており、その地域ごとにお面の大きさや色、形まで様々です。現在このお面を男鹿半島で作っている職人さんは、たった1人だけ。代々受け継いだ技を今でも守っている貴重な人です。
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秋田のなまはげ!お祭りの時期や体験方法、周辺の観光スポット4 「なまはげ柴灯祭」
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毎年2月の第2金曜日と土曜日、日曜日に行われる「なまはげ柴灯祭り」。なまはげ柴灯祭りは、男鹿半島、男鹿市にある真山神社で行われるお祭りです。このお祭りは、毎年1月3にち行われ、柴灯祭りとなまはげを組み合わせたお祭で、昭和39年に始まりました。
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真山神社の境内には、たくさんの柴灯火がともされ、男鹿半島独特の神楽を奉納する舞の、なまはげが神様とやり、お面を山へと戻すお祭りです。神楽殿では、大晦日に行われるなまはげの再現が行われる、なまはげ太鼓などが演奏され、盛大に行われるお祭りです。
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秋田のなまはげ!お祭りの時期や体験方法、周辺の観光スポット5 「なまはげ館」
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男鹿半島のなまはげを堪能できる「なまはげ館」。男鹿半島には、たくさんの地区がありますが、その中の60の地区のお面や衣装が見られます。なまはげ館にあるお面や衣装は全て本物で、実際に使われていたものでもあります。本物のなまはげの衣装を身につけるコーナーもありとても人気です。なまはげの発祥の地、男鹿半島の歴史を知れるコーナーや、大晦日のなまはげを再現した映画や資料など、館内全てがなまはげにつつまれた体験型の資料館です。
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秋田のなまはげ!お祭りの時期や体験方法、周辺の観光スポット6 「男鹿真山伝承館」
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なまはげ館のお隣にある「男鹿真山伝承館」。ここでは、秋田や東北地方でよく見られる曲屋民家が見られます。東北地方を中心にこの男鹿半島にも昔ながらの曲屋民家がまだ残っています。この男鹿真山伝承館では、大晦日に行われるなまはげの行事を忠実に再現されており、地元の方でしかなかなか見られないリアルななまはげを見ることができます。またこの地域の生活の仕方や民具なども展示されています。
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秋田のなまはげ!お祭りの時期や体験方法、周辺の観光スポット7 「入道岬」
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入道崎は、男鹿半島の先端に突き出す岬です。入道崎は、男鹿国定公園に指定されており、灯台とそまわりに広がる草原がとても印象的な景勝地です。お天気の良い日には近くをサイクリングしたり、お散歩、ピクニック、またお昼寝をしたりしている人もいます。夕日が綺麗な場所としても知られており、日本夕日百選にも選ばれている絶景ポイントです。男鹿半島に言ったら必ず訪れたい場所です。
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秋田のなまはげ!お祭りの時期や体験方法、周辺の観光スポット8 「男鹿水族館GAO」
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男鹿半島にある人気の水族館「男鹿水族館GAO」。子供から大人まで楽しめるおすすめの水族館で、館内には、400種類、1万点の生き物を見ることができます。男鹿半島周辺の海に生息している魚や日本海に生息している魚、秋田の川に住んでいる魚など、ここでしか見られない魚も多くいます。
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まとめ
秋田県男鹿半島に古くから伝わるなまはげはいかがだったでしょうか?伝統行事のなまはげの魅力をたっぷりご紹介いたしました。ぜひこれを参考になまはげの体験をしてみてください♪