熊との共存！軽井沢ピッキオ ワイルドサファリツアー①ピッキオとは
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イタリア語で「キツツキ」を意味するピッキオ（picchio）は、「森と森に生きる動植物を未来に残す」をコンセプトに活動している団体です。森に付加価値を加えることで、たくさんの人に森の大切さを感じてもらえるような活動をしています。森でのさまざまな出会いを支援し、面白さや不思議さを味わえるネイチャーツアーを開催しています。
引用: https://www.instagram.com/p/BsNRFvhnGLU/
ピッキオは日本だけではなく世界にも「森の価値」を示して、森の大切さを実感してもらう努力をしています。森に生きている動物や植物はもちろんのこと、その生態や姿の秘密や理由を知ることで、森の楽しさや知らなかった世界を体験できます。時には人間に被害を及ぼすクマなどの生態も知ることで、保護する対象として学んでいきます。
熊との共存！軽井沢ピッキオ ワイルドサファリツアー②人と熊の共存
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クマは時には人間に害を及ぼす動物として知られていますが、ピッキオでは人々の安全を確保し、更に野生のクマを絶滅させないことを目指して活動しています。人間とクマが適度な距離を保つことで、互いに共存し安心して暮らせる世界と、自然との向き合い方を実践しています。そのために大きな重要を果たしているのがベアドッグと呼ばれる犬です。
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ベアドッグは、クマの気配や匂いを感知する特別な訓練をした犬のことをいいます。大きな声で吠えることで、クマに人間が近くにいることを知らしめ、クマを森の奥へと追い払う試みをしています。ベアドッグは2004年に日本に導入されて以降、軽井沢でのクマの目撃率が1桁台にまで激減し、大きな成果を残しています。
熊との共存！軽井沢ピッキオ ワイルドサファリツアー③ワイルドサファリツアーとは
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ピッキオでは、森の楽しさをもっと知ってもらうために森で生きている動物や植物の出会いを楽しむネイチャーツアーを開催しています。自然が大好きで知識が豊富なベテランスタッフがツアーをサポートし、面白くて楽しい出会いをガイドします。普段森の中を歩いているだけでは気が付かない小さな出会いや面白い出来事などをピックアップして教えてくれます。
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春から秋にかけて開催されているワイルドサファリツアーは、夜に森を散策して面白い生き物に出会うという、少しスリリングでワクワクするツアーです。子供から大人まで参加できるので、ファミリーや友達同士でも参加することができます。自然が豊かな軽井沢では、たくさんの野生動物や植物が生息しており、動物は夜に活動することが多いため、日中では見ることができない貴重な体験を味わえます。
熊との共存！軽井沢ピッキオ ワイルドサファリツアー④ツアーのポイント
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ワイルドサファリツアーの最大のポイントは、野生動物と遭遇できることです。その遭遇率はなんと98.9%という高確率です。経験豊かなベテランスタッフがガイドをするので、野生動物との遭遇だけではなく、専門家の視点からその動物たちの面白い生態なども教えてもらえます。
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ワイルドサファリツアーは基本的には車で移動しますが、安全だと判断されているエリアでは車を降りて、徒歩で野生動物に接近することができます。ライトセンサスと呼ばれている調査手法を使って、動物たちを観察しながら多くの野生動物に接近していきます。また手ぶれ補正がついた双眼鏡を使えるため、ビギナーの方でも気軽に動物を拡大して見ることができ楽しめます。
熊との共存！軽井沢ピッキオ ワイルドサファリツアー⑤ツアーの流れ
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ワイルドサファリツアーのスタート地点はネイチャーキッズ森の家です。これから始まるツアーの概要やライト・双眼鏡の使い方を、スライドを見ながらひと通り学んでから出発します。サファリカーに乗り込みいよいよ出発です。サファリカーは、野生動物探知用の特殊なライトが装備された車で、野生動物が見つけやすいという利点があります。
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矢ヶ崎山のゲレンデ部分に到着するとサファリカーを下車して、ベテランガイドに従って参加者たちが自らライトをかざして野生動物を探索します。ライトセンサスの調査を実地体験できる貴重な経験です。矢ヶ崎山の山頂は軽井沢の町が一望できる素晴らしい景色を堪能できます。星空と共に軽井沢の街並みを満喫した後は、野生動物の探索をしながら帰路につきます。
熊との共存！軽井沢ピッキオ ワイルドサファリツアー⑥ツアーの詳細
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2019年はGWからスタートするワイルドサファリツアー。体験時間は1時間30分ほどで、4月から8月までは夜7時30分スタート、9月から1月までは夜6時30分スタートとなっています。4歳から保護者同伴で参加することができます。料金は大人4,800円、小学生までは3,800円で、料金にはガイド料や傷害保険料、備品レンタル費も全て含まれています。
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ツアーの受付場所はネイチャーキッズ森の家です。定員は日によって異なりますが、最少催行人数は1名でMAX6名から14名となっています。事前予約が必要で、当日午後5時までに申し込みをする必要があります。少雨の時には催行しますが、あまりに天気が悪い場合には中止となります。
熊との共存！軽井沢ピッキオ ワイルドサファリツアー⑦ツアー参加の服装
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軽井沢の標高は1000メートル前後で、毎年の平均気温は7.8度ほどです。札幌の平均気温が8.5度なので、札幌よりも涼しい避暑地となっています。4月中旬までは日中は暖かいですが、最高気温は10度まで上がらないので、コートや手袋など風邪を引かない格好がおすすめです。GW頃は日中は薄手の長袖でも大丈夫ですが、ワイルドサファリツアーの時には寒くなるので薄手のコートや長ズボンがよいでしょう。
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梅雨の時期は、日中は薄着でも構いませんが天気が悪い時には薄手のセーターが必要となります。フリースや長ズボンの服装がベストといえます。真夏の時期でも軽井沢は涼しいので、日中はTシャツでも平気ですが、夜はウィンドブレーカーや薄手のカーディガンを持っていきましょう。秋になると日中でも肌寒く感じる時が多くなるので、長袖の方がよいでしょう。
熊との共存！軽井沢ピッキオ ワイルドサファリツアー⑧観察できる野生動物
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ワイルドサファリツアーに参加すると、野生の動物に遭遇することができます。特に目撃する機会が多い動物はキツネやタヌキ、テンですが、ニホンジカです。ニホンジカは日中でも活動していますが、基本は夜行性の動物です。秋の繁殖時期には、大きな角を持つオスジカに出会える場合もあります。
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ノウサギは夜行性の動物なので、日中は藪や木の根元で寝ています。夜になると活発に活動し、サファリカーのそばまで来ることが多く、よく見かける動物のひとつです。またイノシシは地面を掘って木の実や昆虫などを食べている様子を見ることができます。
熊との共存！軽井沢ピッキオ ワイルドサファリツアー⑨ツアー参加の注意点
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ピッキオのワイルドサファリツアーは、野生動物と出会ってみたいと願っている子供から大人まで参加することができます。野生の動物と出会えるチャンスは滅多にない貴重な体験ができるツアーですが、相手が野生動物であるため、動物に出会えない可能性も否定できません。また天気や天候により動物との遭遇率が下がる場合もあります。
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サファリカーは安全を考慮した運転をしていますが、走行路はアップダウンが激しい場所もあるため、車が激しく揺れる可能性もあります。車に酔いやすい人は、事前に酔い止めの薬を飲んでおくなど対策をしておいた方がよいでしょう。また安全を考慮して、飲酒をした後でのツアー参加はできませんので気をつけましょう。
まとめ
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いかがでしたか？ 今回は熊との共存を心がけている軽井沢ピッキオのワイルドサファリツアーについてご紹介しました。軽井沢を訪れる時には、ぜひツアーに参加してみてくださいね。
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