顔のたるみあなたはまだ大丈夫?
ふとした時に鏡に写った自分を見て、なぜか老けたような気がしたり疲れ顔に見えてぎょっとしてしまったり、人に年齢を言われたときに、なぜか実年齢よりも老けて見られてしまったりして愕然としたことはありませんか?お肌にハリや弾力があるとお肌が若くみえるのに対し、ハリや弾力がないたるんだお肌は老けて見られることも。
お肌のたるみを放っておくと、老けて見られるだけでなくシワが深くなり悪くなっていく一方です。お肌がたるんでいるかも?と思ったら、早急に対処することで改善することができるかもしれません。
なぜお肌はたるんでくるの?
加齢とともに失われるコラーゲンなどの不足
肌は表皮と真皮からできており、表皮が外部の刺激から真皮を守っています。肌のハリと弾力は、真皮の層にあるコラーゲンなどによって保たれています。体内でつくられるコラーゲンの量は10代後半から30代前半がピークと言われています。歳を重ねるにつれて少なくなっていくことによりお肌にハリや弾力がなくなり、たるみ肌になりやすくなってしまいます。
顔の筋力の低下
顔全体には豊かな表情作る筋肉が張り巡らされています。この筋肉を表情筋といいます。この表情筋は日常生活で使われているのは30%程といわれており、あまり使わないでいるとお肌の筋肉も低下してしまいます。また表情筋を動かすことによりお肌の血行が良くなりお肌のくすみを飛ばしてくれる効果もありますよ。
老廃物などによるむくみ
顔だけでなく体全体の血管と沿うようにして張り巡らされているリンパ管。このリンパ管には老廃物や余分な水分を回収する働きがあります。このリンパ管の流れが悪くなると老廃物がつまり行き場のない水分が滞ることにより、むくみを引き起こしてしまいます。またこのむくみはたるみの原因になってしまうと言われています。
お肌のたるみはセルフマッサージで解消しましょう
お顔のたるみにはハリや弾力をアップすることだけでなく表情筋を鍛えることやリンパの流れを整えてあげることにより改善が見込まれます。今日から始めることのできる、たるみ解消マッサージやエクササイズでたるみを撃退しましょう。
リンパの流れを整えて、たるみ解消マッサージ
リンパマッサージまずは鎖骨から始めましょう
お顔にもたくさんのリンパがありますが、すべてのリンパは首から鎖骨につながっています。このため、鎖骨や首周りのリンパをマッサージをすることにより次に行うリンパマッサージの効果が上がると言われています。そのためリンパマッサージを始める際は、鎖骨や首のマッサージを始めるのが良いとされます。鎖骨のマッサージ方法は、首から鎖骨に手のひらを当て、優しくすべらせるように撫でる、これを左右10回ずつ行ってください。その後鎖骨を軽く抑えるようにして左右になで上げる。このときは力を入れずに優しく行ってくださいね。
お顔のマッサージを始める前にメイクは落として
お顔のマッサージを始める前に、メイクは丁寧にクレンジングを行いましょう。また、マッサージクリームやミネラルオイル等を使って滑りを良くして行ってくださいね。お肌への過度な摩擦は、シワやたるみの原因になることも。また、マッサージ中に滑りが悪くなった場合はクリームを足して滑りを良くして行ってくださいね。
あご周りのたるみ解消マッサージ
顎周りには、脂肪がつきやすく二重あごやたるみも目立ってしまいます。また顎周りのたるみを無くし、輪郭をシュッと見せることにより、若々しいイメージにもつながります。
あご周りたるみ解消マッサージ方法
両手の親指をあごの下に当て、くぼんでいる部分を優しく押すようにマッサージ。これを数回繰り返したら、フェイスラインに沿って両手の指を這わせあご周りについているたるんでいる脂肪を引き上げるように耳の後ろへ流していきます。これを数回繰り返し、耳から鎖骨にかけて老廃物を流すイメージで優しく撫でる。これを1日5回ほど行ってください。
お肌に炎症がある場合は注意
この場合、お肌にニキビや傷などの炎症がある場合は無理に行わないようにしましょう。また、滑りを良くするためにマッサージクリーム等の使用をおすすめします。
耳たぶマッサージでたるみ解消リフトアップ
耳たぶにはツボがたくさん
耳たぶは顔のいろんな筋肉とつながっており、耳たぶをマッサージすることにより、緊張してしまっている顔の筋肉をほぐすことで、血流がよくなり顔のたるみに効果があると言われています。
耳たぶマッサージ方法
耳を優しくつまみ、そのままくるくると回すようにマッサージ。これを左右とも4、5回行います。このときに耳たぶや耳を優しく揉むことによってツボ押し効果もありますよ。また、耳たぶマッサージ後は、耳たぶから鎖骨へ向けて優しくなで上げるようにしてリンパの流れを整えてあげましょう。
口周りのブルドッグラインに割り箸エクササイズ
口周りには顔の中でも下の方位置するため、脂肪が流れてくることによりたるみができやすい位置となっています。また、たるみがひどくなると法令線やブルドッグラインとして現れることも。簡単にできる割り箸を使ったエクササイズで口周りの筋肉を鍛えましょう。
割り箸エクササイズ方法
割り箸を上下の前歯で噛むようにして咥えます。このときに、口角が割り箸より下がらないように意識して、30秒ほどキープしてください。これを毎日繰り返すだけで、口周りについた脂肪を燃焼し、口角もきゅっとあげることができ頬のリフトアップにつながります。
表情筋を鍛えるエクササイズでたるみ解消小顔効果も
表情筋を鍛えるためには、エクササイズを行い普段の生活で使わない細かい顔の筋肉の緊張を解してあげることが効果的です。また、顔の血行が良くなることでむくみ、たるみを解消してくれます。
表情筋エクササイズ方法
お顔のパーツを全体に集めるようにイメージをしながら、息を吸いながら口を縮めた状態を5秒キープした後力を緩める。これを10回程度繰り返してください。
あいうえおエクササイズ方法
口を大きく開き、「あー」「いー」「うー」、と発音をしながら、10秒キープします。キープする際には普段使わない表情筋を意識しすることでエクササイズ効果がアップします。頬の筋肉を動かすように意識して行ってください。時間に余裕のある方は、「あ」から「ん」までの発音を行うと良いとされています。入浴中などに行うことを癖付けすることにより日頃からかんたんに表情筋エクササイズができるようになりますよ。
頭皮マッサージは顔のたるみ解消効果も
顔と頭の筋肉はつながっているため、頭皮の血行が悪くなっているとお顔のたるみにもつながってしまいます。頭皮マッサージを行い頭皮の血行を良くすることで、お顔のたるみ解消につながります。また、頭皮マッサージをすることでリラックス効果もあるので疲れたときにマッサージをしてみてくださいね。
頭皮マッサージ方法
小指をこめかみあたりに置き、耳を覆うように耳たぶの後ろに薬指から中指までを置いていきます。親指は首の付け根あたりに固定し、残りの指を使って優しく円を書くようにマッサージをしていきます。そのまま親指の位置をすこじずつ上にずらし頭全体をマッサージを行っていきます。
お肌のたるみを改善するために
お肌がたるんでいると気づいたらセルフマッサージや、エクササイズを行いたるみ改善を目指しましょう。また、マッサージやエクササイズには血行を良くすることによりお肌を健康に保つことができます。日頃から習慣づけていきましょう。