入浴剤は温浴効果と清浄効果を高めてくれる
そもそも入浴剤って全体的な効果はなんなんだろう?
よく考えてみるとそんな疑問が浮かんできませんか?
入浴剤の基本的な効果は、入浴そのものによって得られる温浴効果と清浄効果をさらに高めてくれるのです。
では、その温浴効果について少し詳しく見てみましょう。
温浴効果はお湯の温度によって様々
いつも入るのにちょうどいい温度や決まっている温度ってありますよね。
でも、それも体調に合わせて変えてみてはいかがでしょうか?
温浴効果は、お湯の温度によって得られる効果が変わってきます。
42度以上は体の疲れを落としてくれる!
歩きすぎや女性だとヒールのせいなんかもありますが、足がむくんでたりぶつけたわけでもないのに痛いなあって言うときは、お湯の温度を42度以上にして、ゆっくりつかるのがオススメです。
これは、新陳代謝を高めてくれるので、心身共にとても活動的になります。
また、疲労物質である乳酸を取り除き、筋肉の疲れをときほぐしてくれます。
気分をシャキっとさせたい時なんかにもオススメです。
38度から42度のお湯は日本人好み!
年齢によって様々ですが、一般的に38度から42度は日本人が一番好む温度だと言われています。
血液の循環もよくなるため、毎日継続して入れば冷え性等の改善にも繋がります。
また、肩こりにも効果があり、リラックス効果もあるため、質のいい睡眠にも繋がります。
最近、睡眠不足や寝つきが悪いという方はぜひ一度この温度で入浴してみてください。
34度から37度は筋肉を伸ばしてくれる!
少しぬるめの温度ですが、これは動かしたり使ったりして、緊張していた筋肉をリラックスさせてあげるのにちょうどいい温度なんです。
また、安静時やリラックス時に活発になる副交感神経を働かせてくれるので、自律神経のバランスをしっかり取ることができ、心の健康を保つこともできます。
半身浴なんかにもオススメの温度ですね。
24度から34度は高血圧予防に!
非常にぬるい温度ですが、長時間入ることによって、毛細血管が拡張して血行がよくなり血圧が下がります。
高血圧の方は、この温度での入浴を長時間続けることによって治療効果を得られることもあるそうです。
治療目的としてこの温度での入浴を試みたい場合は、一度担当のお医者様と相談をしてみてから試してみてください。
バブの効果は?
ここまでは、温浴効果についてでしたが、ここからは、そんな温浴効果がバブによってどのように変わっていくのか見てみましょう。
バブの炭酸ガスがさらに温浴効果を高めてくれる
温浴効果で得られる、疲労回復や肩こり、冷え性の改善。
バブのような炭酸ガスの入浴剤には、皮膚に浸透して、血管を広げてくれる効果があるので、血流が良くなり、体に熱が篭りやすくなるので、そういった改善効果がより一層得られるようになります。
また、体に熱が篭ることで、湯冷めもしにくく風邪等も引きにくくなります。
相乗効果がとても期待できるので、入浴する際に使用すれば、より改善が見込めますね。
短時間の入浴でも効果を発揮
炭酸ガスの効果で、温浴効果が上がるとお話しましたが、短時間の入浴でもその効果を発揮します。
忙しくてオフロに入る時間が短い時ってありますよね?
でも、そんな時こそ炭酸ガスで効率的に体を温めることで、短時間でも体の疲れを取ることができるのです。
5分から10分の入浴時間でも、使うのと使わないのでは劇的に効果が変わるんです。
こういった時間の節約にも一役買ってくれますね。
バブの正しい使い方!
バブが溶けきってからお湯につかる
入浴剤は入れた瞬間から効果を発揮する。
もちろん、中にはそういったものもあるかもしれませんが、バブは違います。
シュワーっと溶けていくところを見てるのも楽しいかもしれませんが、溶かしてる途中で入ってしまうと、気分を悪くしてしまったり、むせてしまうことも。
また、温浴効果を高めてくれるのは、全て溶け切ってから効果を発揮します。
なので、バブが完全に溶けきってからお湯につかるようにしましょう。
バブが溶けてから2時間以内
バブは炭酸ガスの入浴剤。
炭酸飲料って、時間が経つにつれて炭酸が抜けていってますよね。
バブも同じで、時間が経つにつれて炭酸効果は薄れていきます。
できるだけ、溶かしてから2時間以内に入浴を済ませると、一番高い効果を受けることができます。
入浴剤にも使用期限がある
入浴剤は乾燥しているからいつまでも大丈夫…そういうわけではありません。
入浴剤にはそれぞれ使用期限があり、バブにももちろん使用期限があります。
おおよそ3年以内であれば、香りや効果の働きに支障や変化は見られません。
なので、箱買いしたとしても3年以内には使い切ってしまいましょう。
ただ、週一回に使用したとしても、使いきれるのでそこまで神経質に気にすることでもないですね。
効能別の選び方
とにかく香りや効能で多く種類があるバブ。
どれも同じと言うわけではなく、それぞれ別で、効能に秀でているものがあります。
どれを選べばいいかわからないという方に、それぞれオススメのものをご紹介します。
これこそ王道定番!炭酸力のバブ
バブ ひのきの香り 20錠入 炭酸 入浴剤
価格
¥ 586
まずはこちら、一番オーソドックスなタイプです。
短い入浴にもしっかり効果を発揮してくれ、腰痛や冷え性、肩こりや疲労回復を促してくれます。
香りは全部で5つ。
ゆず、森、ひのき、ラベンダー、ベルガモットジンジャー。
お好きな香りで短時間の入浴でもリラックスできること間違いなしです!
保湿成分配合!バブ うるおいプラス
バブ うるおいプラスホワイトカモミールの香り 12錠
価格
¥ 368
乾燥しやすい冬場のこの季節。
肌の乾燥が気になる…そんなあなたには保湿成分配合のこちら。
疲れや肩こり、腰痛や冷え性の改善に加え、ヒアルロン酸やうるおいオイルも含んでおり、上がったあとのお肌はしっとりすべすべ。
香りは、ホワイトカモミールとホワイトローズの2種類。
お肌の乾燥しやすいこの季節、女性の方にはオススメです!
冷え性の改善にはこれ!バブ エピュール
バブ エピュール レモングラス&ゼラニウムの香り 400g [医薬部外品]
価格
¥ 1,158
発汗作用にも期待ができ、冷え性の改善には特にこちらがオススメ。
こちらは粉末タイプとなっていて、炭酸泡が非常に細かいのです。
そのサイズは通常のバブの約20分の1!
そんな超微細炭酸が、体の皮膚から染み渡り、血流を促進。代謝を上げ、冷え性の改善をしてくれるでしょう。
香りは、シダーウッド&マンダリン、ローズマリー&ユーカリ、ジンジャー&シナモン、レモングラス&ゼラニウム、ジャスミン&フランキンセンスの5種類。
冷え性の改善に重点をおきたい方にオススメです。
疲れすぎた時にはこれ!薬用バブ メディケイティッド
バブ メディケイティッド 柑橘の香り 6錠入
価格
¥ 573
今日は仕事が忙しくてもうクタクタ…そんな時にはこちら。
効能は通常のバブと同じく、腰痛や冷え性、肩こりや疲労回復。
ですが、まず大きさが違うんです。こちらは大体1.5回りくらい大きく、泡の量も通常のバブの約10倍!
香りは、柑橘、森林、花果実、レモングラスの4種類。
いつもよりも体が重いなと感じた時にはぜひこちらを漬かってみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
目にすることの多いバブですが、正しい使い方や効果を知ることで、さらにお風呂がリラックスできるものになるはず。
体の疲れは心の疲れという言葉も耳にしますが、体も心も癒してくれるお風呂を、ぜひさらに充実したものにしてみてください。