室内干し対策ってどんな物があるの?
洗濯物はどこに干していますか?普段は外に干していても、天気が悪くなってしまう時や、すぐに取り込めない時などは室内に干すと言う方も多いのではないでしょうか。ですが、室内干しの時に厄介なのが、洗濯物の生乾きの臭いです。このページでは、そんな室内干しの時に生乾きの臭い対策や、早く乾かすための方法などについてご紹介して行きたいと思います!生乾きの気持ち悪さを早めに吹き飛ばしちゃいましょう!
室内干しの臭いの原因とは?
ではまず室内干しの臭いの原因となってしまうものから見て行きましょう。それはズバリ、モラクセラ菌という菌が関係しているのです。さっそくwikipediaでモラクセラ菌について調べてみました!
モラクセラ・オスロエンシス(英語版) (羅: Moraxella osloensis) は洗濯物の部屋干しの際に発生する悪臭の原因菌であることが同定された。この菌は、増殖する際に雑巾のような悪臭を発生する4-メチル-3-ヘキセン酸という物質を作る[1]。 (一部抜粋)
このモラクセラ菌は、衣服に付いている水や皮脂などを吸収して、排泄物を出します。この排泄物が臭いの原因となってしまうのです。そしてこのモラクセラ菌は常在菌としてどこにでもいる菌なので、なかなか取り除くのが難しいのです。
室内干しの臭いの原因モラクセラ菌
では原因はモラクセラ菌だと言うことは分かりましたね!このモラクセラ菌、実は水分は吸収しますし、湿気にも強
く、乾燥や紫外線にも強いというなかなか手強い相手なんです。洗濯物のあのいやーな臭いって、干して濡れている時にもしますし、乾燥した後にもしますよね。このモラクセラ菌はどちらの状態でもとっても元気に排泄物を出しているんですね。
室内干しの原因モラクセラ菌をやっつけるには...?
では手強いモラクセラ菌をやっつけるにはどうしたら良いのか...?それは熱です。熱によってモラクセラ菌を死滅させることができるのです!なんだか意外かもしれませんが、あのいやーな臭いは熱で対策をすることができちゃうんです!一度臭ってしまったら、なかなか取れないので泣く泣く捨ててきたという方、ぜひこれからご紹介する方法を試してから考えて見て下さい!
既に室内干しのいやーな臭いがしている衣服への対策やコツ
ではここからは、既に室内干しのいやーな臭いがしてしまっている衣服への対策やコツから見て行きましょう!もう捨てるしかないかもと思っていた衣服、ぜひこちらの対策を実践してから考えてみて下さい!ではさっそく見て行きましょう。デメリットの一つでもあるのですが「水洗いができないもの」「漂白剤が使えないもの」へは対策が難しいです。気をつけて下さい!
既に室内干しのいやーな臭いがしている衣服への対策やコツ「お湯で洗う」
60度ほどのお湯を準備して、臭ってしまっている衣服をそのまま中へ入れておきます。大きな鍋などにお湯を準備しておくと楽ですね。そして15分ほどつけておきましょう。つけ終わったら、軽く冷ましてから洗濯機へ入れて通常通り洗濯をしましょう。これでOKです。多少手間がかかってしまいますが、劇的に変わってきますのでぜひやってみて下さい!ですがこの方法にもデメリットがあるんです。
デメリットの一つに全ての衣服には使えない方法です。まずは、熱を加えても大丈夫な衣類かどうかというのは必ずチェックしておきましょう。衣服に付いている洗濯表示タグに何度まで可能かどうかが書かれている事が多いです。表地はOKでも裏地がNGという場合もありますので、気をつけて下さいね!特に化繊が使われているものやシルクなどは、熱に弱い素材が多いです。このデメリットはできるものと、できないものに分けてしまうので、大きなデメリットとなります。
既に室内干しのいやーな臭いがしている衣服への対策やコツ「ぬるま湯で漂白する」
では次に60度では難しい衣服の場合をご紹介します!この場合にはつけおき漂白をしておくのがコツです。この時に衣服に使うのであれば酸素系の漂白剤がおすすめです。色柄に使えて、繊維を痛ませにくく、除菌力もあるのが酸素系の良い点です。漂白剤によって適温やつけおき時間は異なりますが、40〜60度ほどのお湯に衣服を浸けて、漂白剤を適量入れておきましょう。つけおき時間はそれぞれの商品を参考にしてみてください。30分から2時間ほどが多いかと思います。これでも効果は上がりやすいですので、試してみて下さいね!
ですがこの場合もデメリットとしては、40度以下の水温でしか洗えないタイプの衣服だとこの方法が使用できません。その場合には水でつけおきもできますが、お湯の方が効果が高くなります。
浸けおき漂白のデメリット
漂白剤が使える衣服の場合でも、漂白剤を使用することによって色落ちが発生してしまったり、生地が硬くなってしまうということもあります。一部分だけ薄くなってしまうという事もありますので、特に色柄ものの場合には気をつけて下さい。濃いめに溶いた漂白剤に目立たない部分や、もしあれば衣服の購入時に付いてきたハギレ部分を使ってテストしておきましょう。それで異変が無ければ、その漂白剤を使ってもまだ安心ですね。
室内干しの臭いの予防方法とは?
では既に臭ってしまった衣服への対策については分かりましたね!ここからは、衣服が臭ってしまう予防方法についてご紹介して行きたいと思います。予め予防しておけば衣服が臭ってしまう事も少なくなります。ではチェックしておきましょう!
室内干しの臭いの予防方法「濡れたまま放置する時間を少なくする」
これは基本的なこコツすので、既に実践されているという方も多いかと思います。そのまま洗濯槽などに放置している時間が長くなってしまうほどに、モラクセラ菌にとっては嬉しい環境が揃ってしまいます。洗濯が終了したら、早めに乾燥させるようにしましょう。
室内干しの臭いの予防方法「洗濯槽を掃除する」
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洗濯時に注意を払っていたとしても、洗濯機の洗濯槽自体が汚れてしまっていては元も子もありません。特に洗濯後に謎のつぶつぶしたような汚れが付いてしまっている時には、洗濯槽がかなり汚れてしまっている可能性があります。その汚れはカビを発生させたりして良い事がありませんので、洗濯槽専用のクリーナーを使用して、清潔にしておきましょう!浸けおきをしっかり行うのがコツです!
室内干しの臭いの予防方法「エアコンハンガー 」
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エアコンに取り付けるタイプの室内干しハンガーを使用して、より素早く乾かすという方法もあります。ですが、こちらの場合にはエアコンを使っていないといけないので、真夏や真冬は良いのですが使わない時期には使用するには厳しいものがあります。
室内干しの臭いの予防方法「扇風機」
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室内干ししている時に、室内が無風になってしまうと、余計にこもってしまい湿度が上がり臭いが強くなってしまいます。扇風機を当てて乾かすだけでもかなり違ってきます。すぐに乾いて、洗濯物をしまう事ができるというのもメリットですね!
室内干しの臭いの予防方法「衣類乾燥機を使う」
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衣類専用の乾燥機を使うのはとってもおすすめです!多少お値段は張りますし、排水をしなくてはなりませんが、洗濯物の乾き方は全く変わってきます。まだ使っていない場合にはぜひ使ってみて下さい!また洗濯物に限らず、梅雨時期の部屋の湿気にも良いですので、ぜひ 検討してみて下さい!
まとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございます!ここまで室内干しの臭い対策などについてご紹介させて頂きました!どうしても雨の日が続いてしまったり、タイミングが合わないと室内干しになってしまうと言うことは良くあります。ですが、それで洗濯物が臭くなってしまうのであれば、せっかく洗濯したのに意味がなくなってしまいます。ぜひ実践してみて下さいね!