滅亡の危機に立たされた人類と大型巨人との戦いを描いた「進撃の巨人」
2009年より別冊マガジンに連載されている「進撃の巨人」諫山創先生によるダークファンタジー作品です。巨人が人を食らうという少年誌にしてはディープな世界観で人気です。アニメが放送されるとすぐにゲーム化、舞台化、実写化と爆発的なヒットを記録し社会現象を巻き起こしました。
今から百年より前、突如として現れた謎の生命体「巨人」。人間はなすすべもなく巨人に捕食され、人類は絶滅の危機に立たされる。 生き残った人類は「マリア」「ローゼ」「シーナ」と呼ばれる三重の強固な壁の中に逃れ、そこで百年の平和を実現させた。 だが、ある日突如として出現した超大型巨人がウォール・マリアの一部を破壊する。 壁内に溢れる巨人たち。巨人の脅威を忘れかけていた人類に、再びその脅威が迫る。
進撃の巨人 PV
進撃の巨人 Season2 PV
進撃の巨人 Season3 PV
「進撃の巨人」原作者紹介
【名前】諌山創(いさやま はじめ)【生年月日】1986年8月29日生まれ 【出身地】大分県【経歴】大分県立日田林工高等学校【専門学校】九州デザイナー学院 マンガ学科卒業
諌山先生のデビュー作は「進撃の巨人」当初週刊少年ジャンプへ原稿を持ち込みましたが、作画が合わないので変えるようにと助言を受けます。ですが変更はせず週刊マガジンに持ち込んだ過去があります。過激な表現が売りの「進撃の巨人」ですので作画を変更することなく連載を始めることが出来たのが大ヒットの秘訣かもしれません。
「進撃の巨人」に登場する主要キャラクター紹介
「進撃の巨人」エレン・イェーガー CV:梶裕貴
本作の主人公。ウォールマリア南端のシガンシナ地区の出身で町医者グリシャとカルラの一人息子です。巨人が壁を破壊して攻撃してきた際、最愛の母親を亡くしてしまいます。それ以来、復讐心から「巨人の駆逐」を目標とし調査兵団に入団しました。性格は猪突猛進で、ぶっきらぼう。強靭な勇気と行動力を備えています。
「進撃の巨人」ミカサ・アッカーマン CV:石川由依
本作のヒロイン。エレンの幼馴染であり、常に行動を共にしています。アッカーマン一族の父と、「進撃の巨人」の世界内ではではほぼ絶滅したといわれる東洋人の母の血を引いています。ミカサのトレンドマークの赤いマフラーはエレンから譲り受けたものでミカサの宝物です。
「進撃の巨人」アルミン・アルレルト CV:井上麻里奈
エレンとミカサの幼馴染で、彼らと同じくシガンシナ区で育ちました。エレンが外の世界にあこがれるようになったのはアルミンの影響です。理知的で感受性や探究心に富んでおり、人類はいずれ外の世界へ行くべきという考えを持っています。作中では参謀役のような立ち位置で、頭脳派として活躍しています。
「進撃の巨人」リヴァイ・アッカーマン CV:神谷浩史
リヴァイは人類最強の兵士と称えられる人物で他兵団からも注目されており、その実力は一人で一個旅団(約4000人程度)並みの戦力を持つとも噂されます。外見は三白眼と刈り上げたツーブロックの髪型。元ゴロツキ時代の名残か乱暴な口調と鋭い目つきが特徴的です。
「進撃の巨人」ハンジ・ソエ CV:朴璐美
ハンジは任務中はゴーグルを、通常時では眼鏡をかけています。茶髪ポニーテールでが特徴。明るく気さくな性格で気配りも出来る人物です。ですが巨人調査に対しては並々ならぬ情熱を注いでいるようで、巨人の新たな特性を掴むとその場でガッツポーズを決めたり巨人の話を昼夜ぶっ通しで語り続けるなどハンジには巨人の話を振らないが暗黙のルールになっているようです。
「進撃の巨人」ジャン・キルシュタイン CV:谷山紀章
ジャンは色味の薄い金髪を刈り上げた髪型をしており、刈り上げ部分は色濃い茶色です。
切れ長の鋭い目つきが特徴。エレンとは104期生の同期ですが犬猿の仲であり、エレンの事を「死に急ぎ野郎」と比喩するなど疎ましく感じていました。思ったことは口に出すタイプで良くも悪くも裏表のない性格です。ミカサに対して淡い恋心を抱いています。
「進撃の巨人」キャラクター別名言・名セリフ紹介
「進撃の巨人」エレン・イェーガーの名場面
エレン・イェーガーの名言・名セリフ「駆逐してやる!! この世から…一匹…残らず!!」
「進撃の巨人」コミックス第1巻に登場する代名詞とも言える台詞です。エレンの母親カルラが巨人に殺され、エレンは巨人に対し強い恨みを持つこととなります。「駆逐してやる!!この世から…一匹…残らず!」と固く心に誓った時の名セリフです。
エレン・イェーガーの名言・名セリフ「できるか できないか オレはどっちでもお前の意見を尊重する」
コミック3巻に登場するセリフです。アルミンに対して深い信頼を寄せていることが分かるシーンで発せられたセリフです。
エレン・イェーガーの名言・名セリフ「一生壁の中から出られなくても…メシ食って寝てりゃ生きていけるよ…でも…それじゃ…まるで家畜じゃないか…」
コミック第1巻に登場するセリフです。まだ巨人が壁の中に入ってくる前の少年だった頃のセリフです。エレンらしいセリフですね。
エレン・イェーガーの名言・名セリフ「どれだけ世界が残酷でも関係ない!戦え!戦え!戦え!」
コミックス第4巻に登場するセリフです。トロスト区攻防戦で巨大化したエレンが発した台詞で、圧倒的な力の差がありながらも巨人に立ち向かう強い意志が伝わってきます。
「進撃の巨人」ミカサ・アッカーマンの名場面
ミカサ・アッカーマンの名言・名セリフ「私は…強い…あなた達より強い…すごく強い!」
コミック第2巻に登場するセリフです。この時のミカサはエレンが死んでしまった聞かされています。ですが、そこで取り乱すのではなくこの状況を打開することを優先させようとするシーンの名セリフです。淡々と巨人に立ち向かうことで悲しみや怒りを打ち消そうとしていたんですね。戦わなければ勝てないというセリフはエレンのものです。
ミカサ・アッカーマンの名言・名セリフ「何も命をなげうつことだけが 戦うことじゃない」
コミック第4巻に登場するセリフです。最初の訓練に失敗したエレンに対して発したセリフです。何かを成し遂げたいと思いそれに向かって努力をするのは大切ですね。ですが、向き不向きもあるんだということをミカサなりの言葉で表したセリフです。
ミカサ・アッカーマンの名言・名セリフ「私はもう諦めない。二度と諦めない…。 死んでしまったらもうあなたのことを思い出すことさえ出来ない。 だから、何としてでも勝つ!何としてでも生きる!」
コミック第2巻に登場するセリフです。一度は死を受け入れたミカサ。ですが死んでしまったら大切な思い出を、エレンを忘れてしまいます。全て諦めてしまう前にとミカサの生きるということに対しての強いメッセージ性を持ったセリフです。
ミカサ・アッカーマンの名言・名セリフ「私が尊重できる命には限りがある。そして…その相手は6年前から決まっているので私に助けを求めるのは間違っている。なぜなら今は 心の余裕と時間がない」
コミック第12巻に登場するセリフです。かつての命の恩人エレンを救出するためなら誰であろうが一切容赦はしないという覚悟の現れた場面でのセリフです。
「進撃の巨人」リヴァイ・アッカーマンの名場面
リヴァイ・アッカーマンの名言・名セリフ「約束しよう俺は必ず!!巨人を絶滅させる!!」
コミック第3巻で登場するセリフです。部下が巨人に襲われ瀕死の状態になった時の名セリフです。残念ながらこのセリフの直後に部下は息絶えてしまいましたが、リヴァイ兵長の仲間思いな一面が見えます。
リヴァイ・アッカーマンの名言・名セリフ「まぁせいぜい・・・悔いが残らない方を自分で選べ」
コミック第6巻に登場するセリフです。「信頼に足る仲間の選択を控えても」というセリフからは自身の選択ミスにより死なせてしまったことによる後悔から来ているかと思います。ただ、兵士長の立場のリヴァイが部下のエレンに丸投げのような形になってしまったセリフでもあるのでネットでは少し賛否両論の声もあるようです。
リヴァイ・アッカーマンの名言・名セリフ「お前ら明日何をしていると思う? 明日も飯を食ってると思うか? 明日もベッドで十分な睡眠を取れると…思っているのか? 隣にいる奴が…明日も隣にいると思うか」
コミック第14巻で登場するセリフです。生きるか死ぬかの極限の世界で、圧倒的な巨人との力の差は歴然。全てはリヴァイ兵長のこのセリフに集約されていると思います。
リヴァイ・アッカーマンのの名言・名セリフ「バカ言え 俺は元々、結構喋る」
コミック第8巻で登場するセリフです。普段より口調が多めのリヴァイ兵長が不器用ながら慰めようと冗談交じりで発するセリフです。
「進撃の巨人」アルミン・アルレルトの名場面
アルミン・アルレルトの名言・名セリフ「何も捨てることができない人には 何も変えることはできないだろう」
コミック第7巻で登場するセリフです。最初から何も失わないように行動すると“二兎追うものは一兎をも得ず”状態になってしまうことがあります。何かを得るためには何かを捨てる必要がある、そんな場面の名セリフです。
アルミン・アルレルトの名言・名セリフ「海の向こうには自由がある ずっとそう信じてた…」
コミック第22巻で登場するセリフです。海の向こうには自由があると信じて疑いませんでした。ですが、やっと辿り着いた海の向こうにあるのは夢見た世界ではありませんでした。
アルミン・アルレルトの名言・名セリフ「何を… 何を捨てればいい? 僕の命と…ほかに何を捨てれば変えられる!? 他に何を…」
コミック第12巻で登場するセリフです。エレンを救出するために作戦を考えるアルミン。あまりにも腹黒い笑みを浮かべていたためゲスミンとあだ名が付いたのもこの場面です。
アルミン・アルレルトの名言・名セリフ「私はとうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!!」
コミック第3巻で登場するセリフです。巨人に変身出来ることを目撃されてしまったエレン。今にも兵士たちがエレンに向かって銃弾を放とうとしたときに発した名セリフです。
「進撃の巨人」ハンジ・ソエの名場面
ハンジ・ソエの名言・名セリフ「一人一人の選択がこの世界を変えたんだ」
コミック第15巻で登場するセリフです。一人一人の力は小さくともみんなで力を合わせれば大きな力を発揮できるということを表している場面でのセリフです。
ハンジ・ソエの名言・名セリフ「我々調査兵団が何のために血を流しているかを知ってたか?巨人に奪われた自由を取り戻すためだ…」
コミック第8巻で登場するセリフです。壁の中に巨人が存在し、それを隠していたニック司祭を問い詰める際に発したセリフです。ハンジが調査兵団が何の為に戦ってきたのか訴えるシーンでもあります。
「進撃の巨人」ジャン・キルシュタインの名場面
ジャン・キルシュタインの名言・名セリフ「オレはな…誰かに説得されて自分の命を懸けているわけじゃない。こればかりは自分で決めずに務まる仕事じゃねぇよ」
コミック第5巻で登場するセリフです。ジャンが今何をすべきか。それは自分の能力を最大限活かすこと。調査兵団に入団すると決めたシーンで発したセリフです。
ジャン・キルシュタインの名言・名セリフ「誰の物とも知れねぇ骨の燃えカスに… がっかりされたくないだけだ…」
コミック第6巻で登場するセリフです。調査隊の撤退までの時間を稼ぐために「女型の巨人」を引き付ける気でいるジャン。その行動に驚いたライナーが俺の知っているジャンではないと漏らします。それに対しての返答です。
「進撃の巨人」名言・名セリフランキング20選!
キャラクター別の名言・名セリフをご紹介しました。これよりランキング形式で発表したいと思います。
ランキング 20位~11位
【20位】 リヴァイ・アッカーマン「バカ言え 俺は元々、結構喋る」
【18位】 アルミン・アルレルト「何を… 何を捨てればいい? 僕の命と…ほかに何を捨てれば変えられる!? 他に何を…」
【19位】 アルミン・アルレルト「海の向こうには自由がある ずっとそう信じてた…」
【17位】 エレン・イェーガー「一生壁の中から出られなくても…メシ食って寝てりゃ生きていけるよ…でも…それじゃ…まるで家畜じゃないか…」
【16位】 ジャン・キルシュタイン「誰の物とも知れねぇ骨の燃えカスに… がっかりされたくないだけだ…」
【15位】 ハンジ・ソエ「我々調査兵団が何のために血を流しているかを知ってたか?巨人に奪われた自由を取り戻すためだ…」
【14位】 エレン・イェーガー「できるか できないか オレはどっちでもお前の意見を尊重する」
【13位】 リヴァイ・アッカーマン「まぁせいぜい・・・悔いが残らない方を自分で選べ」
【12位】 ミカサ・アッカーマン「何も命をなげうつことだけが 戦うことじゃない」
【11位】 アルミン・アルレルト「私はとうに人類復興の為なら心臓を捧げると誓った兵士!!」
ランキング 10位~3位
【10位】 ミカサ・アッカーマン「私が尊重できる命には限りがある。そして…その相手は6年前から決まっているので私に助けを求めるのは間違っている。なぜなら今は心の余裕と時間がない」
【9位】ミカサ・アッカーマン「私は…強い…あなた達より強い…すごく強い!」
【8位】ハンジ・ソエ「一人一人の選択がこの世界を変えたんだ」
【7位】ミカサ・アッカーマン 「私はもう諦めない。二度と諦めない…。死んでしまったらもうあなたのことを思い出すことさえ出来ない。 だから、何としてでも勝つ!何としてでも生きる!」
【6位】エレン・イェーガー 「駆逐してやる!! この世から…一匹…残らず!!」
【5位】ジャン・キルシュタイン「オレはな…誰かに説得されて自分の命を懸けているわけじゃない。こればかりは自分で決めずに務まる仕事じゃねぇよ」
【4位】リヴァイ・アッカーマン「お前ら明日何をしていると思う? 明日も飯を食ってると思うか? 明日もベッドで十分な睡眠を取れると…思っているのか? 隣にいる奴が…明日も隣にいると思うか」
ランキング 3位~1位
【3位】リヴァイ・アッカーマン「約束しよう俺は必ず!!巨人を絶滅させる!!」
【2位】アルミン・アルレルト「何も捨てることができない人には 何も変えることはできないだろう」
【1位】エレン・イェーガー「どれだけ世界が残酷でも関係ない!戦え!戦え!戦え!」
1位は主人公「エレン・イェーガー」のセリフとなりました。2位はアルミン・アルレルト、3位はリヴァイ・アッカーマンのセリフとが続きます。進撃の巨人は名言が多く順位をつけるのにとても悩みました。お気に入りのセリフはランクインしていましたか?
さいごに
今回は「進撃の巨人」からエレン・ミカサ・リヴァイ・アルミン・ハンジ・ジャンの名言20選をご紹介しました。個人的に心にグッと来たセリフはアルミンの「何も捨てることができない~」と言うセリフとハンジの「一人一人の選択がこの世界を変えたんだ」、そしてジャンの「誰かに説得されて自分の命を~」の3つです。今回改めて名言を調べたことでまた原作を読み返したくなった人も多いのでは?
まだまだ広がる「進撃の巨人」ワールドに今後も目が離せませんね!