中継機とは?2階まで届くようになるの?
「WiFi」や「ルーター」という単語を知っていても、「中継機」という単語は初めて聞いたという方は多いかもしれません。中継機とは、WiFiルーターからの電波を受け取り、それを拡散してくれるものです。身近なもので例えてしまえば、延長コードのようなものです。ルーター単体では電波が届かないような距離でも中継機を使えば届くようになるということですね。
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2階まで届くようになった!
中継機を使ったら2階まで電波が届くようになったという声が!(以下、Twitterより)
2階の奥の部屋のデスクトップPCには、wifiが極端に入りが弱いため、止むを得ず中継機を購入!メチャメチャ調子が良い! pic.twitter.com/AepZi1PETf
— yoko-drum (@nfy42) October 3, 2017
自宅の2階の電波が弱いので無線LAN中継機を置いてみた。
— 二流へぼリーマン (@sfyyy2) September 3, 2017
親機から1番遠い2階の窓側だとWi-Fiの電波が弱く圏外になることがあったけど、電波が改善しました。意外と効果はあるんだなー(°▽°) pic.twitter.com/Gg6JSCzVz3
このように、中継機の設置はかなり効果があるようですね。
中継機を使わない方法
ここまでの中継機の紹介を見て購入を考えた方、ちょっと待ってください!確かに中継機はスグレモノだと思いますが、中継機を購入しなくてもWiFiの通信速度を上げる、もっと簡単な方法がありますよ!以下ではそれについて紹介していきます。
WiFiルーターの設置位置、きちんと検討しましたか?
ルーターを設置するにあたって最適な場所をご存知でしょうか?今置いている場所ではルーターの性能を最大限活用できていないかもしれません。そのことを考えずに中継機を購入するのは何だかもったいないですよね。中継機の購入は、ルーターを最適な場所に置いてみてから検討しませんか?
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WiFiルーターの設置に不向きな場所
これから紹介する場所にルーターを置いている方は非常にもったいないことをしていますよ。2階まで電波が届かないのは、もしかしたらルーターの場所が悪いからかもしれません。
窓際・部屋の隅
ルーターからの電波は全方向に放出されています。窓際や部屋の隅などに置いていると、全方向に放出されるという特徴を活かしきれず、放出されている電波の一部しか使えないということになります。これではもったいないですよね。
棚の中・金属のそば
棚の中や家具の下などの閉鎖的な場所にルーターを置いてしまうと、電波が遮られ、強度が低下してしまいます。また、金属には電波を遮る性質があるので、金属のそばに置くのも良いことではありません。
水槽・花瓶などのそば
金属と同様に、水にも電波を遮る性質があります。水槽や花瓶などのような水の入った物のそばにルーターを置くのは避けましょう。
家電のそば
電子レンジやコードレス電話で使用されている電波の周波数は、ルーターのものと同じです。そのため、ルーターのそばにこれらの家電があると電波の干渉が起こり、強度が低下してしまいます。
WiFiルーターの設置に最適な場所
ここまではルーター設置に不向きな場所を紹介してきました。そういった場所に設置している方、結構多いのではないでしょうか?それでは、どこにルーターを置けば電波を最大限家の中に届けることができるのでしょうか?実はとても単純です。
家の中心がベスト
前述の通り、WiFiルーターからは全方向に電波が飛ばされています。この特徴を最大限活かすためには、家の中心に置けば良いのです。つまり、1階の中心にある棚の上に置くのがベストということですね。
ルーターの位置を変えても2階に届かないとき
引用: https://www.netgear.jp/productsimg/images/product_EX6100.png
ルーターを最適な場所に設置してみても満足な速度にならなかった方には、中継機の購入をオススメします。家電量販店や各種通販サイトで3,000円程度から購入することができます。ぜひ比較検討の上、購入してみてください。
【まとめ】2階にWiFiを届かせるには、中継器の前にまずルーターの場所を検討しましょう!
WiFiが届いていないなぁ、と感じたら、中継器の購入をする前にまずはルーターの位置を考え直してみましょう!もしルーターが、電波の広がりにくい
・部屋の隅
・棚の中や、金属製のもの、水の入ったもの、家電のそば
にある場合は、電波を最大限広げることのできる、
・部屋の中心
に移動してみましょう。もしかしたら通信速度が改善されるかもしれません。置き場所を改善しても満足いかなかった場合には、中継機の購入を考えることをおすすめします。