ストレートアイロンの使い方
まずはストレートアイロンの基本的な使い方を簡単にご紹介します。
意外にストレートアイロンの正しい使い方を知らない人は多いようです。
ストレートアイロンの基本的な使い方
①まずはブラシで髪を丁寧にときましょう。髪が絡まっていると綺麗にストレートアイロンの熱が髪の毛に行き渡りません。
②ストレートウォーターを髪につけます。
③ブロッキングします。ブロッキングをする事で、全体的にムラなくストレートアイロンを当てる事ができます。ブロッキングは細かくするとより綺麗にストレートアイロンを当てる事ができます。
④一気にストレートアイロンをかけるのではなく、根元→中間→毛先に分けながらストレートアイロンをかけ、差後に根元~毛先までにストレートアイロンを当てます。
ストレートアイロンで出来る巻き方の種類
ストレートアイロンと言えば、「髪をストレートにするもの」というイメージがあり、巻き髪なんて出来るの?と思う人もいると思いますが、簡単にできますよ!
ストレートアイロンで作った巻き髪は、しっかりとコテで巻いた髪とはまた違ったおしゃれで可愛らしい雰囲気になります。
ストレートアイロンで出来る巻き方①内巻き
ストレートアイロンで作る内巻きの巻き方の基本です。
①髪をブロキングします。ブロッキングのやり方がよく分からない!という方は、こちらの動画を参考にしてください。
②ストレートアイロンの温度を120℃~150℃に温め、髪の毛の中間あたりから優しく挟みます。強く髪を挟むと、ストレートアイロンの後が付いてしまいます。
③半円を描くように髪が内巻きになるよう、手首を返しながらストレートアイロンを下(毛先)へ滑らせます。下へ滑らすほどストレートアイロンで挟む力を強くすると、しっかりとしたカールができます。
ストレートアイロンで出来る巻き方②外巻き
引用: https://ccs3.akamaized.net/cchanclips/e0a183dc81b140c2bedad0d58e60cc19/lth_w609_0001.png
ストレートアイロンで作る外巻きの基本です。
①内巻きの時と同じように、まずは髪をブロッキングします。
②ストレートアイロンの温度を120℃~150℃に温め、髪の毛の中間あたりから優しく挟みます。
③片手で髪の毛を持ちながら、手首を外向きに向けながら毛先の方までストレートアイロンを滑らせます。
ストレートアイロンで出来る巻き方③波ウェーブ巻き
波ウェーブ巻きの基本の巻き方です。
①髪をブロッキングします。
②ストレートアイロンの温度を120℃~150℃に温め、髪の毛の中間あたりから優しく挟みます。
③髪を挟んだら、ストレートアイロンを内側に半回転させて巻きます。「内巻き」の巻き方と同じです。これでひとつめのウェーブの部分ができます。
④③で出来たウェーブの下にストレートアイロンをずらし、今度は先ほどとは逆向き(外巻き)を作ります。この動作の繰り返しです。
こうして見ると少し難しそうに感じますが、巻き方は内側、外側、内側…と交互に動かしているだけです。手首だけを動かすようにすると、簡単にできますよ!
波ウェーブ巻きは、一気におしゃれ感が出せる人気のスタイルですので是非出来るようにしてくださいね!
ストレートアイロンで出来る巻き方4④ミックス巻き
内巻きと外巻きを交互にしているのがミックス巻きです。ゆるふわなヘアスタイルになり、一気に垢抜けたオシャレ女子になる事の出来る人気のスタイルですので、是非覚えてくださいね。
ストレートアイロンで出来る巻き方⑤前髪の巻き方
引用: http://howcollect.cdn-donuts.jp/files/20120530041918-1152-627_thumbnail.jpg
「前髪まで巻いちゃうの!?」と思うかもしれませんが、前髪もストレートアイロンで巻いた方が全体的にバランスが良く、よりオシャレに見えます。
ふんわりとした前髪は、いつもと違った雰囲気を出す事ができますよ♪
前髪の巻き方【ぱっつん前髪】
「内巻き」と同じようにストレートアイロンで前髪を挟み、手首を内側に返しながら円を描くように巻きます。簡単にでき、これだけでもおしゃれ感がアップします。
前髪の巻き方【サイドに流す】
①前髪を掴み、前髪を流したい方向と逆の方向へ引き出します。(普段右向きに分けている人なら、左向きに髪を引き出す)
②ストレートアイロンで髪を挟みます。巻き方は「内巻き」と同じように、手首を内側に返しながら巻きますが、流したい方向と逆方向へ引き出しながら、毛先は音がしたい方向へ巻きます。
慣れるまでは少し難しく感じると思いますが、これが出来ると他のヘアアレンジをする時にも役立つので是非マスターしてください!
ストレートアイロンで綺麗なカールを作る巻き方のコツ
ストレートアイロンの温度
ストレートアイロンを使って、綺麗なカールを作るには温度設定が大切です。
ストレートアイロンを使う時の温度は170℃以下で髪にストレートアイロンを当てている時間は、髪を痛めないために2~3秒までにしておきましょう。
スタイリング剤選び
せっかくストレートアイロンでおしゃれな巻き髪を作っても、スタイリング剤が合っていなければすぐにカールがなくなってしまいます。
ストレートアイロンで巻き髪を作る際は、巻き髪用のスタイリング剤を使用するとより簡単に、綺麗に巻き髪を楽しめます。
巻いている途中で手を止めない
巻き方に慣れるまでは、「あれ?内側にストレートアイロンを向けるの?外側だっけ?」と分からなくなる事があります。
途中でストレートアイロンで髪を巻く手を止めてしまうと、ストレートアイロンの跡がついたり不自然なカールが出来やすくなります。
ストレートアイロンで出来る巻き方①ショート
髪の長さが短いショートヘアの人は、初めはストレートアイロンで巻き髪を作るのが難しく感じるかもしれませんが、細かくブロッキングをするとやりやすくなります。
ショート×外巻き
引用: https://folk-media.com/wp-content/uploads/2017/06/bee1db116b57d-600x600.jpg
全体的にふんわりとさせた外巻きにしています。強く巻きすぎないように、ふんわり大きめのカールを作るようにしてください。
クセ毛っぽくして髪に束感を持たせると、よりオシャレに見えます。また、バランスをよく見せる為トップにボリュームを持たせてください。
ストレートアイロンで出来る巻き方②ボブ
人気のボブヘアは、巻き髪にする事でさらにオシャレで女性らしく見せる事が出来ます。
ボブ×内巻き
毛先を内巻きにするだけで、ただのストレートヘアが簡単に、こんなに可愛らしくおしゃれに変わります。
引用: https://iwiz-chie.c.yimg.jp/im_siggu0XzKWyxaFLwzVwwjTpfvg---x320-y320-exp5m-n1/d/iwiz-chie/que-10173631985
毛先を内巻きにするだけ!という簡単動作だけですむので、初心者でもチャレンジしやすいと思います。
ボブ×波ウェーブ巻き
ボブスタイルの波ウェーブ巻きは、ボリュームが出やすいので見た目もストレートヘアの時と随分印象がかわります。
顔周りを巻く時は髪を小分けにしてから、自分に似合うウェーブの強さに変えましょう。また、髪の毛全体を巻き終えたら、最後にトップを中心に根元にボリュームを出しましょう。
トップと根元にボリュームがあると、全体的にバランスが良く見えます。
ストレートアイロンで出来る巻き方③ショートボブ
ショートボブはボリュームを出しやすいので、巻き髪がつくりやすいヘアスタイルです。
ショートボブ×内巻き
忙しい時、時間がない時でも簡単にオシャレが出来るのが内巻きです!毛先を少し内巻きにしてボリュームを出すだけでオシャレで、優しそうな女性の印象になれます。
全体的に丸く見えるように、バランス良く内巻きにしていきましょう。
ストレートアイロンで出来る巻き方④セミロング
内巻き、外巻き、ミックス巻き…などどの巻き方でも可愛く、オシャレに決まりやす長さがセミロングです。巻き髪+アレンジでさらにオシャレに見せましょう!
セミロング×外巻き
ただのストレートヘアも、少し外巻きにして動きを付けるだけで随分と印象が変わりますね。セミロングだから出せる上品なオシャレさがあります。
セミロング×波ウェーブ巻き
引用: http://mens-time01.com/wp-content/uploads/2015/06/hairiron-technic6.png
きつめの波ウェーブ巻きで外国人風に見せる事ができます。ぱっつん前髪+波ウェーブ巻きの組み合わせがオシャレで可愛らしいですね。
セミロング×波ウェーブ巻き×ポニーテール
ゆるめに波ウェーブ巻きをした後、ポニーテールにしています。ただのポニーテールが、ゆるめの波ウェーブがある事でこなれた感が出ておしゃれに見えます。
ストレートアイロンで出来る巻き方⑤ロング
ロングヘアの巻き髪は大変!難しい!というイメージがありますが、そんな事はありません。
ロングヘアの場合は、ストレートアイロンで部分的に動きを付けるだけでも簡単におしゃれな巻き髪にする事ができます。
ロング×ミックス巻き
毛先だけをミックス巻きにしています。毛先だけ数センチ巻くだけでただのストレートヘアが一気にオシャレに見えます。
ロング×内巻き
可愛らしい雰囲気を出したい人向けです。簡単におしゃれに出来るので時間のない時や会社に行く前でもさっと出来ます。
仕上げのおすすめスタイリング剤
せっかくオシャレな巻き髪にしたのに、時間がたつとぺしゃんこに…という事はよくある事です。
せっかく作った巻き髪を1日キープするさせるためには、スタイリング剤にも気を使いましょう。
①髪を巻く前に付けるスタイリング剤
ヘアアイロンは高熱を髪に当てる為、どうしても髪の毛が傷んでしまいます。
その為、髪を巻く前にまずは髪を高温から守るスタイリング剤をつけましょう。
髪を巻く前に付けるスタイリング剤は、ヘアクリーム、ヘアオイル、ヘアウォーター、ブロー・セットローションなどです。
ストレート用と巻き髪用があるので、間違えないように注意してください。
②巻き髪をキープするワックス
髪を巻き終えたら、せっかく巻いた髪をキープするためにワックスを使います。
巻き髪をするときに使うヘアワックスは、あまりセット力が高いとカールが潰れたり、ワックスの重みでカールが取れる事があります。その為、クリーム系の軽めのワックスがおすすめです。
ワックスの付け方は、少量を手のひらに伸ばし、髪の外側と内側に軽く髪を握ってワックスをなじませていきます。一度にたくさんつけすぎないよう、少量ずつを見ながらつけてください。
③仕上げはヘアスプレー
最後に全体的にヘアスプレーやヘアミストをつけます。これでカールした髪が崩れにくくなります。
「せっかくおしゃれな巻き髪にしたのだから、絶対にカールが取れないようにしたい!」とハード系のスプレーを買ってしまいがちですが、ヘアスプレーはハードタイプにするとバリバリに固まってしまい、ゆるふわスタイルにしたい人には向いていません。
またカールも不自然なカールになりがちですので、ソフト~ハードよりのソフトタイプのスプレーを選ぶようにしましょう。
使いやすいストレートアイロンを選ぶ基準
ストレートアイロンにも「使いやすい物」「使いにくい物」があります。
気軽に毎日のおしゃれを楽しむ為に、使いやすいストレートアイロンを選びましょう!
ストレートアイロンの選び方①温度設定が細かく出来る
ストレートヘアでも巻き髪でも、肝心なのは「温度」です。
最近ではプロが使うような本格的なヘアアイロンがあり、230℃まで高温になるようなヘアアイロンもあります。
しかし、普段のオシャレに使うヘアアイロンでそんなに高温の設定にする事は無いと思うので最大170℃までの温度になり、細かく温度設定が出来るヘアアイロンを選びましょう。
ストレートアイロンの選び方②ストレートアイロンの長さと幅
ストレートアイロンの幅が広ければ、髪を挟める量が増えるので一度にたくさん髪を伸ばせますが、巻き髪を作るときは、幅が短い方が使いやすいです。
基本的にほとんどストレートヘアにしかしない!という場合は、早く髪を伸ばせる幅の広い対応でいいと思いますが、色々なヘアスタイルに挑戦したい!という人は細いストレートアイロンを選びましょう。
【まとめ】ストレートアイロンで出来るおしゃれな巻き方を試してみよう!
ストレートアイロンは髪をストレートにするだけではなく、こんなに簡単にいろんなオシャレなヘアスタイルを楽しむ事が出来ます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、手首の動かし方さえ覚えてしまえば簡単に出来るようになります!
いろんなスタイルの巻き髪を楽しんでくださいね。