封筒の種類は?
封筒の種類はどのくらいあるのかご存知ですか。封筒の種類には、「郵便用」「のし袋」「貴重品袋」「クスリ袋」「レントゲン袋」などがあります。その他にも、窓付の封筒や玉付の封筒、両面テープやのりを付けた封筒、色付きの封筒やビニール素材の封筒などもあります。封筒には数多くの種類が存在し、目的や状況に合わせて使い分けることができます。
用途別の封筒の種類は?
封筒は用途によって適した封筒があります。場合によっては、適した封筒でないとマナー違反になることや、失礼にあたることがあるので注意が必要です。
和封筒
和封筒は一重の封筒と二重の封筒があります。用途によって一重と二重を使い分ける必要があります。通常の手紙には二重の封筒を使用しますが、弔事の手紙を送る際には「不幸が重ならないように」という理由から、二重の封筒ではなく一重の封筒を使用するのがマナーです。
一重の封筒は弔事の手紙やお見舞状を送るときに使用し、二重の封筒はお祝い状やお礼状などの手紙を送るときに使用しましょう。
洋封筒
洋封筒は招待状や案内状、親しい相手への手紙として使用されます。写真やカードなどを同封する手紙にも便利です。洋封筒にも白無地の封筒やカラーや模様のある封筒などさまざまです。送る相手や状況に適した色を使用しましょう。
その他の封筒
カラーの封筒や模様がある封筒は、親しい相手への手紙に使用します。カラーや模様のある封筒は、改まった手紙を出す際には使用してはいけません。改まった手紙には、カラーや模様がある封筒は避けて白無地を使用しましょう。
また、さまざまな用途で使用する茶封筒は、改まった手紙には使用せず、資料や文書の送付などの事務的な場合にのみ使用します。茶封筒で正式な文書を送ったり、目上の人に送ったりしないように注意しましょう。
封筒のサイズの種類は?
封筒のサイズの種類は「長形」「角形」「洋形」の3種類に分けられます。この3種類のサイズは一般的によく使われるサイズです。3種類の中でも、細かくサイズ分けがされているので、折らずに書類を送りたいときやコンパクトに送りたいときなど、目的や用途に適したサイズを選ぶことができます。
長形は、家庭でもビジネスでも幅広く使用ができる万能の封筒です。最も多く使用されているサイズは長形3号です。文具店や100円ショップなどでも購入できます。
角形は、書類や書籍を折らずに入れることができ、大きめの封筒が必要なときに便利な封筒です。角形2号は、A4サイズがそのまま入る封筒なので、ビジネスでよく使用されています。
洋形は、通常の手紙や招待状に適した封筒です。写真やはがきサイズのカードを送りたいときに便利です。
定形封筒と定形外封筒の違いは?
定形封筒と定形外封筒の違いは、「大きさ」と「料金」です。大きさにより料金が変わるので、定形内で送りたい場合には定形内のサイズを知っておく必要があります。料金が足りず、手紙が戻ってきてしまったということがないように気をつけましょう。
定形封筒
定形封筒は、最大12×23.5cm、厚さ1cm、最小9×14cm、25g以内が82円で50g以内が92円となっています。このサイズを超えてしまうと、定形外封筒となり料金が上がります。
定形外封筒
定形外封筒は、定形封筒よりも大きなサイズで縦の長さ60cm以内、縦横厚さの合計が90cm以内、重さは4kgまでとされています。重さによって料金が上がります。
まとめ:封筒の種類の違いを知っておくと便利!
マナー違反や失礼にあたらないように適した封筒を使用するためには、封筒の種類の違いを知っておくことはとても大切です。ビジネスだけでなく、家庭でも封筒を使用する機会はたくさんあるので、用途に適した封筒のサイズや種類を頭に入れておくととても便利ですよ。