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カードの手数料請求は違法!?請求されたときの対処法まとめ!

2024.02.25

クレジットカード利用で手数料を請求された経験がある人もいるでしょう。カード利用手数料は加盟店が支払うもので、利用者は必要ありません。この記事を読むと、上乗せ請求されているかどうか見極める力を身につけることができます。損害なくカードを使いましょう!

  1. クレジットカードは手数料がかかる?
  2. クレジットカードの手数料とは
  3. 国際ブランドの違いについて
  4. 加盟店が手数料を支払うメリット
  5. クレジットカードの手数料請求は違法?
  6. カードを使うとお店が嫌な顔をする?
  7. クレジットカード利用手数料を求めるのはこんなお店!
  8. クレジットカードと手数料の意外な落とし穴とは
  9. 手数料請求の規約違反実例
  10. 加盟店に手数料請求されたら?
  11. 大手クレジット会社での対応
  12. 店舗側が手数料を下げる4つの方法
  13. 病院とクレジットカード手数料の関係性とは
  14. 手数料がかからないクレジットカードを持つには?
  15. クレジットカードは手数料などを考慮しながら便利に使おう!
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ポイント付与など生活する上で便利なクレジットカードですが、意外と手数料がかかると思っている人も多いでしょう。この手数料が実は違法かもしれないのです。ここでは、カード利用時の店側の長所や短所・手数料を上乗せされたときの対処法などについて解説します。
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消費者が支払わなければいけない手数料

カードを持っている人が、回数に応じてクレジットカード会社に支払わなければいけない手数料です。一括払いの場合は必要ありませんが、分割やリボ払いにすると手数料が発生します。カード会社や種類で手数料利率は違うので、事前にしっかり確認しておきましょう。

加盟店が支払わなければいけない手数料

「加盟店手数料」と呼び、店側がクレジット会社に支払う手数料を意味します。クレジットカード決済は、クレジットカード会社と加盟店として契約をしなければ利用できません。加盟店となって手数料を支払う義務が発生するのです。
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知名度NO.1のVISA(ビザ)とは

1958年バンク・オブ・アメリカによって創業されました。世界で約13億人のクレジットカード会員をもつ知名度の高い国際ブランドです。初めてクレジットカードを作る場合、VISAを選ぶ人が多く、世界中で利用できる点でも魅力的なカードといえるでしょう。

人気NO.2のMastercard(マスターカード)

VISAの次にシェアされている国際ブランドです。日本では多く利用されている一方で、海外(特にアメリカ)ではVISA人気は高い傾向があります。しかし、ヨーロッパ方面ではmastercurdは強いようです。

日本生まれのJCB(ジェーシービー)

日本生まれの国際ブランドです。発行部数はVISAの5%程度にしかすぎませんが、日本での加盟店が多いことで利便性が注目されています。空港宅配優待サービスや優待ガイドなど各種サービスもあるので、普段の生活で役立つのです。

高いステイタスを誇るAmerican Express(アメリカンエキスプレス)

「アメックス」と称されるステータスの高いカードです。年会費が高いのですが、一流ホテル・レストランなどでの待遇や空港ラウンジの利用などサービス内容が充実しています。また、JCBと提携しているので、JCB加盟店であればアメックス会員も利用できるので、幅広く使えて便利です。

世界初のクレジットカード・Diners Club(ダイナースクラブ)

世界で初めて誕生したクレジットカードであり、アメックス同様に富裕層向けのハイステイタス国際ブランドです。グルメ・旅行など幅広いシーンで利用できる点でも魅力的なカードといえるでしょう。
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①利用者が増えるから

クレジットカードで支払うと、レジで現金を出さずにすむので支払いがスムーズであり、利用する人も増えます。お店でクレジットカードを導入することで来客数が増えるという点でも加盟店にとってはメリットなのです。今後導入を検討している店舗はこれから増加傾向にあります。

②現金管理の手間がかからないから

釣銭の用意や売上集計といった現金管理をしなくてもよい点でも、加盟店にとっては大きなメリットです。例えばタクシーで「1万円しかないけど、クレジット払いと現金払いどっちがいいですか?」と聞くと、大半の運転手がクレジット払いを選択するでしょう。一般店舗でも同じようにカード払いが尊重されます。
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上乗せは違法ではなく規格違反に当たる

店側が顧客にカード代金の決済手数料を請求するのは、現金顧客との価格差をつけるためです。同じ商品・サービスなのに金額が違うのは、ビジネススタイルに反するため、規約違反になります。違法として逮捕されることはないですが、店舗側が負担する手数料であって、お客さまに上乗せ請求することはできません。

業種によって手数料が異なる

カード会社と店側の間でやりとりされる手数料は一定ではありません。業種によって手数料は異なってくるのです。例えば、飲食店では5%・小売店では4%・デパートでは2%・コンビニなどでは1%となっています。水商売系の加盟店であれば、10%近くもの手数料を店舗が負担している場合もあるのです。
手数料が多くなれば、それだけ店舗の負担が増える一方なので、顧客に上乗せ請求をする悪徳店も出てきます。違法まではいかなくても、信用性をなくす行為となるので、見つけ次第カード会社にすぐに連絡しましょう。
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お店が手数料を支払わなければいけないから

支払いの手間が省けるため、店舗側にもメリットがあるものの、顧客がクレジットカードを使う回数に応じて手数料を支払うのは、嫌だなぁと思っているお店もあるでしょう。しかし、接客する立場の人が嫌な顔をするというのはナンセンスな話です。今後利用するか再検討しましょう。

お店は無数の費用を払っている

店側が支払う費用は、カード手数料だけではありません。その他に家賃・人件費・セール割引などお店が負担している費用は無数に存在します。カードを使うことが迷惑なのではなく、現金払いにすることで客足が減ってしまうことの方が損益が大きいので、気にすることなくカードを使いましょう。
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飲食店・いかがわしいお店で取られる可能性大

今はクレジットカードの手数料を上乗せしてお客に求めるところはほとんどないとされていますが、飲食店(居酒屋・スナックなど)・風俗店などは今でも傾向があるようです。社会的信頼度が低いお店は、カードの加盟店になれず、なれても高い手数料がかかるのでお客さまに負担をしたいと思ってしまうのでしょう。

海外では合法的に手数料が認められている国も

日本で加盟店が顧客から手数料を上乗せ請求するのは規約違反ですが、イギリス・オーストラリア・スウェーデン・デンマークなどは、「サーチャージ」と呼ばれ利用手数料が認められています。しかし、すべてのクレジットカード加盟店ではなく、一部店舗や企業に限定されているのです。
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現金払いより損する場合も

大型家電量販店では現金の上乗せができない分、ポイントカード還元率を低く設定しているところも多いようです。カード利用手数料の負担をポイント還元率などで利用して減らしているので部分的にみると損していることになります。

代引き商品のクレジットカード払いはプラス手数料

代引きを利用した場合、現金払いでは金額に応じた手数料が発生しますが、クレジットカード支払いのときは、さらにプラスしてカード決済手数料も数%かかるのです。また、ネットショッピングでは、カード支払いが選択できるのに代引きを選ぶとクレジットカード支払いはできないので注意してください。
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ケース①現金客とカード客で請求代金(上乗せ)が違う

確実に規約違反として認識されるのが、現金客とカード客で請求代金が異なるケースです。もしも請求額が上乗せされて違うと判明した場合、違法行為まではいきませんが、クレジットカード会社側が加盟店に対して厳重な措置をします。それでも改善が見られない場合、加盟店解雇となるのです。

ケース②請求金額は同じでもポイント付与数に差がある

現金客もカード客も請求代金が同じですが、付与されるポイントが若干違うという場合もあるでしょう。家電量販店など他社と大きく差をつけたいと思っている店にとってはポイントで顧客数をゲットする方法が画期的です。多くの店舗で採用されていることから、規約違反かどうかグレーの段階といえるでしょう。

ケース③嫌な顔や愚痴も規約違反

加盟店規約によりますが、クレジットカードで支払いをしたい顧客に対して、現金払いを強要したり嫌な顔や態度を示すような行為も規約違反として厳重注意されるところもあります。違法までいかなくても接客としてのマナーがなければ当然来客数も減るので当然の処置かもしれません。
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早急にクレジットカード会社に相談する

支払い後に手数料をとられてしまったことに気がついた場合、そのことを店舗側に伝えてもなかなか応じてもらえないことも多いでしょう。そのまま泣き寝入りではなく、すぐにクレジットカード会社に相談をしてください。加盟店側が消費者に手数料を請求したことでそれなりのペナルティが発生するはずです。

店舗と交渉する

顧客が知らないと思ってクレジットカードの手数料を請求してくる場合は、いきなりカード会社に連絡をするのではなく、一度店舗と交渉をしてみましょう。「規約違反では?」と切りだすと、案外あっさり認めて引きさげてくれることもあり、おすすめです。

JCBの上乗せ請求対応

JCBでは加盟店契約において、手数料の上乗せ請求は禁止しています。違法とまでいかないまでも、請求行為が発覚した場合、加盟店に対して厳しい指導を行い、再度起こらないように措置をとっているのです。そのため、もしも消費者側が上乗せ行為を発見したら、すぐにカード裏面の発行会社に連絡をしてください。

VISAの上乗せ請求対応

VISAでは、クレジットカード利用による手数料上乗せを禁止しています。例えば、1回払いやリボ払いで1回の利用額は〇〇円以上といった制限を設ける行為は、違法でなくても、加盟店規約に反するのです。もしも発覚した場合、ただちにコールセンターに連絡しましょう。

Americanexpressの上乗せ請求対応

加盟店が払うべき手数料を、消費者側に負担させるような上乗せ行為は禁止されています。違法性はなくても、もしも発覚したときは、加盟店に厳しい指導を行うため、メンバーシップ・サービスセンター・カード発行会社に連絡してください。
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①モバイル決済を取り入れる

小さなお店や飲食店では、加盟店手数料はかなり大きな負担になってきます。そこでモバイル決算を取り入れましょう。スマホやタブレットでクレジット決算をする方法で、3.25%ほどの手数料になるので、現在それよりも上の料率であれば検討してみる価値はあります。

②カード会社と交渉

直接カード会社に交渉するという手もあります。クレジットカード手数料は固定といった認識がありますが、交渉次第で引き下げ可能です。

③他のカード会社に声をかける

今提携しているカード会社だけでは、思うような手数料交渉ができない場合、思い切って他の会社にもあたってみましょう。例えば、「手数料を下げる場合、そちらに乗り換えます」といった意思表示をすると相手もそれに応じてくれるかもしれません。

④相見積もりサイトを利用する

カード決算の相見積もりをしているサイトを利用する方法です。まとめて10社ほど一度に手数料を検討することができるのでとても便利でしょう。
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なぜ病院は手数料請求するの?

病院側が手数料を請求しても違法にはなりません。手数料をカード会社に支払うことで利益分が減ることを懸念して利用者に請求することになります。とはいっても加盟店規約違反ではあるので、発覚した場合、通常店舗同様に厳重注意が課せられるのです。

手数料請求してきたら現金支払いを選択

もしも手数料支払いを請求してきた場合、そのまま支払ってしまうと利用者は損をするかもしれません。そのため、現金払いを選択しましょう。
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年会費無料のカードを作る

少しでもクレジットカードの手数料を抑えるために、カード自体が無料で提供されているタイプを選ぶのも、お得な方法でしょう。年会費無料のクレジットカードは、しっかりポイントが貯まるシステムが導入されているので、まとまったポイントで買い物やサービス供給を受けられて便利です。

年会費無料のクレジットカード

楽天カードは年会費初年度無料で、2年目以降も無料になります。ポイント還元率は1.0~10%で何よりも嬉しいのが、楽天スーパーポイントが貯まりやすい点です。2倍・3倍ポイントデーのときはとくに貯まりやすいので要チェックでしょう。
エポスカードは、初年度・2年目以降も無料のクレジットカードです。ポイント還元率は0.5%とやや低いですが、エポスポイントが貯まり、ETC年会費が無料な点が魅力といえます。
イオンカードセレクトは、初年度・2年目以降も年会費が無料です。ポイント還元率は0.5%で、通常ショッピングでWaonポイントが貯まり、クレジット利用でときめきポイントがゲットできます。
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、初年度無料のクレジットカードです。コストコでの買い物に利用できるカードとして注目されており、自宅近くに店舗があり、会員であれば作っておいて損はないでしょう。
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いかがですか。最近ではクレジットカードはポイント付与されるタイプも増えて、生活の中でとても便利なカードといった認識をされるようになりました。しかし、手数料などがかかり不便に感じる部分もあります。
●クレジットカードを使うと、店側がカード会社に手数料を支払う
●手数料をお客さまに請求することは規約違反
●クレジットカード所有者が支払う手数料は、発行手数料・解約手数料・年会費など
これらのことを頭に入れて、快適なカード生活をエンジョイしましょう。