イヤホンの寿命の平均は半年って本当？
イヤホンの寿命は、平均すると半年ぐらいと聞いたことがあるかもしれません。でも、そんなことはありません。確かに、半年ぐらいで壊れてしまうこともありますが、全てのイヤホンが1年未満で壊れるというわけではありません。人によっては、数年同じイヤホンを使っているという人もいるぐらいですから、半年ほどで必ず寿命を迎えるということではないんですよ。
イヤホンの平均寿命はどのくらい？
基本的には扱い方次第
イヤホンの寿命の平均がどのくらいかというのは、イヤホンの形状や種類によって変わります。高性能のイヤホンであれば、1年以上もつものもありますし、逆に言えば半年ぐらいで音質などに変化が現れるものもあります。でも、これはあくまでもイヤホン自体から見た寿命です。
イヤホンは、扱い方や使い方によって寿命が左右されるもので、平均どのくらいで寿命を迎えるのかは、一概には言えないのです。そのため、扱い方によって寿命を延ばすこともできますし、逆にいいイヤホンであっても、1年や半年といった短い期間で壊れてしまうこともあります。
イヤホンが寿命を迎える原因
主な原因は断線
引用: https://iwiz-chie.c.yimg.jp/im_sigg7T25tK6_6WxA52ClUgWEwQ---x320-y320-exp5m-n1/d/iwiz-chie/que-11174201236
イヤホンが寿命を迎える原因でいちばん多いのは、断線してしまうことです。何らかの原因で、断線してしまうと、音が飛んでしまったり、音質の変化などが現れます。もちろん、断線の状態によっては、音が聞こえなくなることもあります。
イヤホンの寿命を縮める原因
機器イヤホンを巻き付ける
音楽機器は持ち歩くことが多いと思いますが、できるだけコンパクトに収納するために、イヤホンのコードを巻き付けてしまいがちですが、これがイヤホンを傷つける原因になります。巻き付けた状態でカバンの中に入れたりすると、他のものと絡まる可能性もありますし、引っ張られることで断線する可能性が高くなります。
また、日常的に巻き付けていると、コードに形がついたり、捻じれてしまうため、ほどく際にも力を加えてしまうことになります。これを繰り返していれば、当然ながら断線を招く原因になるため、寿命を延ばすことはできません。
抜き差しが雑
機器とイヤホンをつなぐ重要なところといえば、プラグですが、プラグ部分は最も断線しやすい部分です。なぜなら、線の抜き差しを行う部分であり、負担がかかる場所だからです。抜き差しを頻繁に行う場合はもちろん、抜き差し自体が雑であれば、プラグが断線しやすくなり、平均よりも早く寿命を迎えることもあります。
イヤホンの寿命を知る目安
音質の劣化
イヤホンの寿命の目安として、音質の変化が挙げられます。音質は微妙な変化なので、なかなか気づきにくいかもしれませんが、雑音が入ったりすることで気づくことが多いです。また、使い始めに比べて音質が落ちてきたと感じるようになれば、どこかに問題が起きて、イヤホンの寿命が近づいているかもしれません。
音が聞こえない
音質の劣化の場合は、気づきにくいかもしれませんが、イヤホンの寿命が近づくと、音が聞こえないという症状が現れます。片耳の音が聞こえなくなったり、最悪の場合は、両耳聞こえなくなることもあります。音が聞こえなくなるまえに、音が飛んでしまうこともあります。
イヤホンの寿命を延ばす方法
イヤホンの形状や品質によっては、半年や1年で寿命がくることもありますが、それでも、できるだけ長くイヤホンを使いたいですよね。イヤホンの寿命を延ばすことができるように、対策法をご紹介します。
機器に巻付けない
ipodなど音楽プレーヤー機器にイヤホンを巻き付けると、断線するリスクが高くなることを前述しましたね。そのため、機器にイヤホンを巻き付けないことが、イヤホンの寿命を延ばす対策法になります。持ち歩く人にとっては、習慣的に巻き付けてしまうかもしれませんが、負担を減らすためには巻き付けずに保管するほうがいいです。
プラグの抜き差しは丁寧に
何度もプラグを抜き差しすると、それだけイヤホンに負担がかかっています。これでは、半年や1年でイヤホンの寿命を迎えてしまうことになります。イヤホンの寿命を延ばすためには、プラグの抜き差しを丁寧に行う必要があります。コード部分を引っ張って抜いているかもしれませんが、抜くときは必ずコードとプラグの根元を持って、まっすぐに引き抜くと負担を減らすことができます。
保護ケースを使用する
イヤホンを機器に巻きつけると、断線しやすくなるため、持ち歩くときには、そのままカバンなどに入れることになりますが、それでも他のものに絡まる危険性はあるため、リスクは拭いきれません。そこでおすすめなのは、イヤホンの保護ケースを使用することです。保護ケースに入れると、絡まる心配がなくなりますし、他のものからの刺激を避けることができ、イヤホンの寿命を延ばすことができます。
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イヤホンに寿命がきたらどうするべき？
対策法を講じてイヤホンの寿命を延ばすことができても、いづれはイヤホンに寿命が訪れてしまいます。寿命がきたときは、どう対処するべきか見ておきましょう。
修理に出す
せっかく高いお金を出して購入したイヤホンなら、すぐに買い替えるのはもったいないですよね。ある程度費用をかけて購入したものであれば、メーカーの保証期間があるはずです。イヤホンは、保証期間があっても1年前後のものが多いですが、半年から1年ぐらいで調子が悪いと感じたら、まずは保証期間を調べてみることをおすすめします。保障期間内であれば、場合によっては無償で修理をしてくれる可能性もありますので、メーカーに問い合わせしてみましょう。
新しく買い替える
保証期間のないものや、百均のような使い捨てのイヤホンの場合は、断線してしまうと再購入するしかありません。百均のイヤホンなどは、そもそも修理することを考慮して作られていないので、使い方にもよりますが、半年から1年で寿命がくる可能性が高いです。音質の変化など、イヤホンの調子が悪いと感じたら、買い替えるほうがいいでしょう。
イヤホンの平均寿命を延ばすイヤホンの選び方
イヤホンのプラグがL字型のイヤホン
引用: https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/41cj6qW4EuL._SX425_.jpg
イヤホンのプラグには、ストレートのものとL字型のものと2種類あります。イヤホンの寿命を延ばすなら、L字型のプラグのイヤホンを選ぶのがおすすめです。プラグの断線は、根元の部分に起こりやすいのですが、ストレートのプラグは、曲がりやすく断線しやすいのです。それに比べてL字型のほうが、抜き差しがしやすく、断線しにくいと言えます。
ワイヤレスのイヤホン
イヤホンはコードの巻き付けや、プラグの抜き差しでの断線による損傷が、寿命を迎える主な原因です。そう考えると、このリスクをなくすことが最大の寿命を延ばす方法だとも言えます。ワイヤレスのイヤホンなら、この2つのリスクを解消することができるため、有線のイヤホンに比べて寿命が長いのです。
平均寿命が長いおすすめのイヤホンは？
パナソニック カナル型イヤホン ホワイト RP-HJE150-W
パナソニック カナル型イヤホン ホワイト RP-HJE150-W
価格
￥ 792
有線でプラグもストレート型ではありますが、パナソニック製ということもあり、信頼感があります。また、金額も手ごろなので、購入しやすいイヤホンです。
SHURE イヤホン SEシリーズ SE215 カナル型 高遮音性 SE215SPE-A
SHURE イヤホン SEシリーズ SE215 カナル型 高遮音性 Special Edition トランススルーセントブルー SE215SPE-A 【国内正規品】
価格
￥ 10,594
デザイン性に優れたこちらのイヤホンは、L字型のプラグでケーブルにも耐久性があります。騒音カット性も高く、室外での使用にもおすすめです。お値段は少々高めですが、コネクト部分も360度回転して、使用感のいいイヤホンです。
まとめ：イヤホンの寿命は扱い方に比例します
いかがでしたか。イヤホンの平均寿命は、半年なのかどうか解説しました。確かに、イヤホンの種類によっては1年持たずに寿命を迎えてしまうイヤホンもありますが、基本的にイヤホンの寿命は、扱い方に比例すると言えます。イヤホンの寿命を延ばす方法をもとに、今までイヤホンに負担をかけていた場合は、すぐに見直しをして、適切にイヤホンを扱うすれば、今までよりイヤホンを長持ちさせることができるかもしれませんよ。
