ダイソンとは?
ダイソンのバッテリーはすぐ切れるのか、ダイソンのバッテリーの寿命や交換方法、廃棄方法をご紹介する前に、みなさん一度は聞いたことがある“ダイソン”について簡単にご紹介します。
誰もが一度は耳にしたことのある、“ダイソン”は、イギリスに本拠を構える電気機器メーカーのことです。
サイクロン式掃除機を初めて開発、製造した会社として有名で、創業者であるジェームズ・ダイソンの名前からメーカー名を取ったとされています。
ジェームズ・ダイソンは、従来型の紙パック式掃除機が、紙パックが満杯になっていなくても吸引力が落ちてきて交換しなければならないことに気が付きました。「フィルターを定期的に交換する」もしくは「水洗浄する」などの手入れにより、紙パックが不要になるような掃除機を、との事でデュアルサイクロン方式の掃除機を発想・開発したことが始まりとなっています。
“ダイソン”は掃除機のイメージが非常に強いですが、ハンドドライヤーやエアマルチプライア―・セラミックファンヒーター・超音波式加湿器・空気清浄器などの電気製品も扱っています。
なんといっても、特徴的なのは、製品それぞれのカラーリングです。
“ダイソン”の製品はどれも、一目でダイソンのメーカーのもだとわかるカラーリングとなっています。
ダイソンの製品ラインナップ
コードレスクリーナーが有名なダイソンですが、コード付きの掃除機も取り扱いがあります。
コードレスクリーナーは、便利だけど充電がすぐ切れるや、バッテリーの交換や廃棄がめんどくさいとお考えの方は、コード付きの掃除機もありますのでご安心ください。
Dyson Ball Fluffy
コード付きの掃除機の中に、「Dyson Ball Fluffy」というモデルがあります。
こちらは、コード付きの掃除機となっており、バッテリーの交換や廃棄も必要ありませんので、バッテリーの寿命を気にすることなく使用することができます。
ダイソン自慢の吸引力で、大きなゴミから小さなゴミまで、最も多くのゴミを同時に吸い取ることが可能です。
ソフトローラークリーナーにより、大きなゴミを捕えるのと同時に、カーボンファイバーブラシが微細なホコリまで取り除くことができます。
コードの長さは、5mとなっており、コードレスのようにどこでも楽々とはいきませんが、充電がすぐ切れるなどの心配がありませんので、時間をかけて掃除が可能です。
さらに、コンビネーションノズルが附属品として付いており、場所によって掃除しにくい場所も楽々簡単に掃除をすることが可能です。
また、きれいな空気を排出する水洗い可能な交換不要のフィルターを搭載しており、アレルギーに悩む方にも最適のモデルとなっています。
ダイソンのバッテリーの待ち時間
続いて、ダイソンのコードレスクリーナーのバッテリーの持ち時間についてご紹介します。
よく「ダイソンのバッテリーはすぐ切れる」や「寿命が短い」といわれているのを耳にすることもあるかと思います。
ダイソンコードレスクリーナーの連続使用時間は、通常モードで「20分間」と言われています。
ですが、実際のところモーターヘッドを装着して20分間稼働するのは、2012年に発売されたDC45と、2016年に発売されたV8のみとなっています。
またより吸引力の強い「MAXモード」であれば、「6分間」しか連続使用ができないことになっています。
Dyson V7 Motorhead、Dyson V7 Car+Boatモデルでは最長30分の運転時間、Dyson Cyclone V10 Animal+モデルでは最長60分の運転時間と表示されています。
ということで、ダイソンのコードレスクリーナのバッテリーがすぐ切れるというのは、間違いではないということになります。
ダイソンの中でも、連続使用時間が長いモデルはありますが、連続使用時間が長くなれば、その分、充電時間も長くなるという欠点もあります。
ダイソンのバッテリーの寿命は?
コードレスクリーナーは、ダイソンに限らず、バッテリーの消耗による寿命で交換が必要になる時が必ず来ます。
そこで、ダイソンのバッテリーがどのくらいで寿命が来るのか、交換のタイミングの目安としてごしょうかいします。
ダイソンのバッテリーは、充電回数500回ほどで寿命が来るとされています。
といっても、充電回数501回目から使用不可能になるのではなく、バッテリーが劣化し徐々に容量が減っていくことで、連続使用時間が短くなっていきます。
そしてバッテリーの寿命が来ると、充電をしたにもかかわらず、すぐ切れるようになります。
毎日、バッテリーの容量を使い切るまで使用した場合、約2年ほどで寿命が来るとされており、バッテリーの交換が必要となってきます。
2年と聞くと短い気もするかと思います。
出来ればバッテリーを長持ちさせて、すぐ切れる・すく交換が必要になる、という事態を避けたいですよね。
そこで、ダイソンのバッテリーを長持ちさせるコツもご紹介します。
ダイソンのバッテリーを長持ちさせるコツ
ダイソンのバッテリーを長持ちさせるコツは、なるべく「通常モード」で掃除をすることです。
ダイソンの掃除機には「通常モード」と「MAXモード」が備わっているのは、上記でご紹介しましたが、連続使用時間を見てみても、「MAXモード」であれば約6分という、かなり速いスピードでバッテリーを使い切ってしまいます。
よって、「MAXモード」で掃除を続けると、「通常モード」よりも速いスピードでバッテリーを消耗させることになるのです。
ですので、なるべく「通常モード」で掃除できるところは、「通常モード」を使用して掃除した方が、バッテリーの寿命をのばし、交換頻度を減らすことができます。
ダイソンのバッテリーの購入方法
続けて、交換が必要になった場合のバッテリー購入をご紹介します。
バッテリーの購入先は、公式オンラインショップもしくは、Amazon、楽天、yahooショップで購入することが可能です。
正規品であれば、公式オンラインショップが確実ではありますが、一部では入荷までに時間がかなりかかるとの声もあります。
正規品にこだわりがなければ、Amazon、楽天、yahooショップなどで購入することも可能です。
バッテリー廃棄も視野に入れて、購入店に相談してみるのも一つの手かもしれません。
ダイソンのバッテリーの交換方法
購入したバッテリーは、ご自身で交換をしなければなりません。
そこで、バッテリーの交換方法をご紹介します。
まず、準備する道具として、ドライバーが必要となります。
発売当初のダイソンコードレスクリーナーは、ボタンを押すことで、ワンタッチでバッテリーの取り外しが可能でしたが、商品開発が進み、現在では、バッテリーはネジで固定されています。
そのため、バッテリー交換時にはドライバーが必要となっています。
まずはじめに、バッテリーが止めてある、2つの止めネジを外します。
2つのうち、1つはクリアビンを外さないと止めネジを緩めるとこができないようになっているので注意してください。
止めネジを外したら、バッテリーを本体から取り外します。
バッテリーは、差し込み式となっているため、取り外し可能な方向へ引っ張れば、簡単に取り外すことが可能です。
そして、新しいバッテリーを取り外しと逆の手順を踏んではめ込めば、交換完了となります。
使用済みのバッテリーは、正しい方法で廃棄するようにしてください。
と言っても、正しい廃棄方法が分からない方も少なくないかと思いますので、廃棄方法も併せてご紹介します。
ダイソンのバッテリーの廃棄方法
大前提としてダイソンのコードレスクリーナーのバッテリーは、一般ごみとして廃棄することは非常に危険です。
というのも、ダイソンのコードレスクリーナーのバッテリーには、リチウムイオン電池が使われており、このリチウムイオン電池を不燃ごみなどと一緒に廃棄すると違法となります。
ですので、必ず正しい廃棄方法で処分するようにしてください。
正しい廃棄方法としては、電化製品を取り扱っている店頭に「小型充電式電池リサイクルBOX」などが設置されている店舗がありますので、そちらへ回収していただくことです。
わざわざ、バッテリーの廃棄のために店頭へ足を運ぶのはめんどくさいという方も多いと思いますが、発火などの危険性も持つ電池となっていますので、買い物のついでにも持っていくようにしてください。
バッテリー持ちのいいコードレスクリーナー
ダイソンのバッテリーは、すぐ切れるとの声が高い中で、逆にバッテリーの持ちがいいコードレスクリーナーはあるのか、気になった方も多いと思いますので、バッテリーもちのいいコードレスクリーナーをご紹介します。
今回ご紹介するのは、シャープの「パワーサイクロン フリード」です。
「パワーサイクロン フリード」の特徴は、バッテリーが2個ついていることです。
これにより、バッテリーの持ち時間としては、標準モードで約60分、自動モードで約40分、強モードで約16分、連続使用が可能となっています。
また、バッテリー充電時間も約80分という急速充電ですので、比較的短時間の待ち時間ですぐに使用が可能となります。
さらに、「セパレート充電」スタイルを採用しており、別売のバッテリーを購入すれば、掃除しながらもう1つのバッテリーを充電しておくといった使い方も可能となっています。
まとめ<【ダイソン】バッテリーがすぐ切れる?バッテリーの寿命と交換方法をご紹介!>
【ダイソン】バッテリーがすぐ切れる?バッテリーの寿命と交換方法をご紹介!いかがだったでしょうか。
吸引力抜群で便利で画期的で、スタイリッシュないい所尽くしのダイソン製品にも、「連続使用時間」「充電時間」という時間のデメリットが存在するなんて驚きだったのではないでしょうか。
バッテリーがすぐ切れるという世間の声は、あながち間違いではないようです。
ですが、バッテリーがすぐ切れるという欠点も跳ね返すほどの、別の魅力がダイソンにはあり、今もなお人気を集め続けているのは事実です。
バッテリーも、いつかは寿命が来るものなので交換も仕方がないと割り切れれば、他にも勝る吸引力などを兼ね備えたダイソン製品はとても魅力的です。
この記事を参考に、スマートな掃除生活を送れるよう検討してみていただければ幸いです。